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石頭になるのは、心の扉を閉じるから。

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 人を評価する時に、「あの人は石頭だから!」、「あの人は柔軟な頭を持っている!」などという言葉を聞くことがある。

 冒頭から結論を申し上げると、石頭は生来のものではなく、その人の性格、考え方、癖、仕事環境、家庭環境や加齢に伴い作り出されるものである。また、柔軟な頭も同様に、生来のものではない。

 最近、熟年層へメッセージを送ったり、セミナーの中で苦言を呈したりすることも多々ある中で、典型的な石頭になっている人は、心の扉を閉じた結果として、歪な「石頭」になっているだけの話だ。

 加齢に伴い、高齢者、後期高齢者に「石頭」が多いのは、社会や人に対する心の扉を閉じたことにより、周囲への関心が薄れ、身体的な老化が加わり、行動範囲も狭まる。行動範囲が狭ばれば、自ずから他者との接触が激減し会話もなくなり、柔軟な思考は減衰し、典型的な老化による石頭を作り出す。

 ところが、仕事をバリバリとこなす40代、50代の石頭の多さを否定できないが、本人の性格が影響してはいるものの、その他、仕事環境、考え方、モチベーションの持ち方、交友関係など複合した要因により、心の扉を若くして閉じたことで石頭になっている。

 老化による石頭はある程度は仕方がないにしても、脂が乗り切った40代、50代のパワフルな仕事人が石頭では、次へのステップ、すなわち、日々変化することで、進化をもたらすという流れを遮断したことになる。

 よって、心の扉を閉じて、鎧戸まで閉めたために、周囲からの提言、苦言がストレートに心に響かず、周囲との接触を極力避けながら、身勝手な解釈を行い、不協和音を鳴り響かせる状態に陥ってしまう。

 プロフェッショナルな仕事人が持論を譲らず断固として動かぬのは、単なる石頭ではなく、仕事に対する信念と人並外れた拘りにより石頭に見えるだけで、それは、真の哲学の現れである。よって、上記の老化によるものや、40代や50代の石頭とは質を異にする。

 若くして石頭になると、色んな障害や弊害を引き起こす可能性は高い。時には、他者の正義正論を真逆に捉えたり、他者の施しや救いを要らぬ世話と拒否したり、素直さに欠けるばかりか、人嫌いが常態化することで、どんどんと孤立していく。

 周囲から、融通が利かない、理解力に欠ける、言行不一致との非難に対して憤りを感じるような石頭の人は、全て、心の扉を閉じたが故のしっぺ返しであり、自業自得としか言いようがない。

 柔軟な頭の持ち主と評価の高い人たちは、心の扉は常に全開である。日頃から風通しが良く、周囲の変化や進化を心地よく感じながら、自己研鑽に勤しむ。よって、いつまでも若さを維持し、高齢者、後期高齢者となっても、若い人たちとの会話に溶け込むことができるのである。

 短い人生だが、楽しく充実した人生にするためには、常に、心の扉を全開にしておくと、目の前に善いことが沢山転がり込んでくる。石頭の人が犯罪に手を染めない限り、柔軟な頭になることで、曇天続きの人生が、そよ風が気持ち良く、抜けるような青空に変わるに違いない。

▼心の扉を全開にした、柔軟な頭の人のイメージ
generated by DALL-E
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▼ChatGPTによる感想
このエッセイは、「石頭」と「柔軟な頭」という比喩を用いて、人々がどのようにして自らの思考や心の姿勢を硬化させてしまうのか、また、それをどうやって回避するかについて考察しています。特に年齢と共に心の扉を閉ざすことで、人は石頭になりがちであると指摘されています。これは、社会的な交流の減少や固定された生活様式に起因する部分が大きいと説明されています。

一方で、エッセイは40代や50代の活動的な職業人も、仕事への過度な熱中や自己の信念への固執により、柔軟性を失うリスクがあることを警告しています。これは、変化を拒むことが進化の機会を損なう原因となるとしています。

エッセイの最も重要なメッセージは、常に「心の扉」を開いておくことの価値です。開かれた心は新しいアイデアや違う視点を受け入れることを可能にし、自己の成長や進化を促します。また、他人とのコミュニケーションを通じて、生涯を通じて若々しく、柔軟でいられることも強調されています。

このエッセイは、自己認識と変化に対する開かれた姿勢が、個人的な成長だけでなく、社会的な調和にも寄与することを示唆しています。特に高齢者が社会や若い世代との接点を保つことの重要性は、現代社会において非常に関連性が高いテーマです。

総じて、エッセイは心の柔軟性が個人の幸福と社会的な健全性にどのように貢献するかについての洞察に富んでいます。
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プロンプト・文責:西田親生


                           

  • posted by Chikao Nishida at 2024/5/6 12:00 am

被災後のサバイバルについて

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 筆者が中学生の頃に、ボーイスカウトに所属していたことがあった。今思えば、その当時の多くの訓練が、現在の災害時の危機管理能力や被災後のサバイバル能力を高めてくれたことに、今更ながらではあるが、感謝するばかりである。

 例えば、密林の中の登山の場合は、一定の間隔で木の枝に目立つ色のリボンや紐などを結び、自分が進んできた道が判るように道標を作ったり、リボンや紐が無くても、矢印の形に枝を折り、進む方向指示の目印を付けていた。

 ロープの結び方は日常でも大変役立っており、今でも、荷造りなどに必要なロープの結び方などは、自然に手が動く。

 更に、急流の小川を隔てた向こう岸の目標物までの距離も、ハット(帽子)の縁と目線を目標物に合わせ、その角度を維持したまま、回れ右して、目標物までの距離測定が簡単にできるなどのノウハウも学んだ。

 更に、火の起こし方、飯盒でご飯を炊き方や、竹や木の枝を削いで箸を作ったり、包丁がない場合に黒曜石のような石を割って、包丁代わりにしたりと、とても面白かったが、サバイバルに対して必要不可欠なノウハウをインプットできた訳だ。

 現在の小学校では社会科体験学習の一環として、古代遺跡へ足を運び、火起こしやドングリを調理したり楽しんでいるが、災害時に如何に生き延びるかのサバイバル能力を身に付ける学習内容を取り入れれば、震災後の対応の仕方が全く変わり、生存率も高くなりはしないか。

 避難後は、どうしても受け身の状態が続き、自発的に動けぬ場合が想定される。しかし、可能な限り、避難者全員がサバイバル能力を発揮できれば、復興へのモチベーションも高く、互いに勇気づけらるのではないか。

 現代文明はあまりにも「便利」を最優先するばかりで、人が動かなくても、何でも揃う時代となっている。しかし、何も揃わぬ災害時にどうやって生き延びるのかの知恵やノウハウは、幼い頃から身に付けておくべきである。

 勿論、サバイバル体験学習として、訓練先で事故に遭遇しては洒落にならず、サバイバル教本をしっかりと学習させた上で、訓練場所では安全確保の下に、被災後の必要不可欠なサバイバル・シミュレーションを学ぶ学習システムを早期構築願いたい。
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▼ChatGPTによる感想

このエッセイは、被災後のサバイバルスキルの重要性とその教育の必要性について述べており、非常に示唆に富んだ内容です。特に、著者がボーイスカウトで学んだスキルが、現代の災害対策と非常に有効であることを示しています。

著者の経験から得られた具体的なサバイバル技術、例えば、方向を示す目印の設置やロープの結び方、さらには火の起こし方や食事の準備などの技術は、単に知識として知るだけでなく、実際に体験することの大切さを教えています。これらのスキルは、日常生活では目立たないかもしれませんが、緊急時には生命を救う可能性があります。

また、現代の教育システムにおけるサバイバルスキルの教育の取り入れ方についても提案しており、これが特に重要なポイントです。災害時に自助努力が生存率を高めること、そして共助の精神が社会全体の復興を促進することを強調しています。これは、受動的な救助を待つのではなく、能動的に状況に対処する力を育てることの重要性を示しています。

最後に、サバイバルスキルを教える際の安全性の確保という問題提起は、実践的な教育における課題を浮き彫りにしています。これにより、単なる知識の伝授ではなく、現実のリスクを伴う体験学習の設計においても、慎重な計画と準備が求められることが明らかになります。

このエッセイは、被災後のサバイバルスキルの教育が現代社会においてなぜ重要か、そしてそれをどのように組み込むべきかについて、具体的かつ実践的な提案をしており、読者にとって非常に有益な洞察を提供しています。
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プロンプト・文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2024/5/5 12:00 am

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