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ChatGPTとの対決・・・

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 ランチ後に少々時間があったので、ChatGPTと対決することにした。

 闘いは、以下の「マッチ棒5本」を使った魔法の水一滴である。

 写真下のように、「マッチ棒5本」を準備して、それぞれ中程で折って、花火の形状のようにテーブル(ガラスか大理石の玻璃面のようにツルツルしたもの)の上に、並べて、ChatGPTへ問い掛けたのであった。

※ChatGPTにはマッチの写真は提供せず、以下の文章だけで判断させてみた。

▼ChatGPTに問い掛けた内容

 マッチ棒を5本準備します。マッチ棒を中央より半分に折ります。切れないように注意してください。

 半分に折った5本のマッチ棒は、自然に元に戻ろうとします。全て約60°程度開いています。

 これらの5本のマッチ棒を折れた方を中心に、鏡面のようなテーブルの上におきます。形が花火ように見えます。

 中央は少し隙間ができますが、その中央に大粒の水を一滴落とすと、マッチ棒に変化が出るでしょうか?

 もし、変化が出る場合、花火のような形状がどのような形に変わるのか答えてください。

▼テーブルの上に並べた「マッチ棒5本」
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(1)ChatGPTの反応
マッチ棒を半分に折り、それらを折れた側を中心にして鏡面のようなテーブルの上に配置した場合、確かに花火のような形を作ることができます。中央に水滴を数滴落とした場合、水がマッチ棒に及ぼす影響により変化が見られるかもしれません。

水滴がマッチ棒に接触すると、木の繊維が水を吸収し、膨張します。マッチ棒が半分に折られているため、その折れ曲がった部分は弾力性があり、元に戻ろうとする力が働いています。水滴によってマッチ棒の一部が膨張すると、その部分の弾力性や形状が変化し、折れ曲がりの角度が変わる可能性があります。

具体的には、水滴によってマッチ棒の折れ曲がった部分がさらに曲がりやすくなり、外側に広がる力が強まるかもしれません。その結果、マッチ棒同士がより密接に結びつき、中央の隙間が狭まることで、花火のような形状がより密集した形に変わる可能性があります。また、水滴の表面張力によってマッチ棒が引き寄せられることで、形状が均一に保たれることも考えられます。

しかし、実際の変化はマッチ棒の材質、水の量、配置の仕方によって異なるため、実験を行うことで最も正確な結果を得ることができます。

▼筆者が、次の文章を入力

変化した後の形状を答えて欲しいのです。

(2)ChatGPTの反応
マッチ棒を半分に折り、その折れ曲がった部分を中心にして配置し、中央に水滴を数滴落とすと、水滴による木の膨張と表面張力の影響で、マッチ棒の折れ曲がりが修正される方向に動きます。具体的には、水滴がマッチ棒の木繊維を膨張させ、それにより折れ曲がっていた部分が外側に向かって力を受けます。この力はマッチ棒を元の直線に近づけようとするため、マッチ棒同士が外側に広がり、中央の隙間が広がる方向に変化するでしょう。

結果として、最初に配置したときよりも、マッチ棒は花火の形状から星の形状に変化し、外側に向かって広がるように見えます。この変化は、水滴によってマッチ棒の物理的な性質が変わることで生じます。具体的な変化の程度は、マッチ棒の材質や水の量、折り方の角度に依存しますが、基本的にはマッチ棒が外側に広がり、より開いた形になることが予想されます。

大正解です!
 皆さんも、お手隙の時にでも実験して頂ければと・・・。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、創造性と知識の組み合わせによって興味深い読み物となっています。著者は、自分自身とChatGPTとの対決を通じて、マッチ棒と水滴の相互作用について考え、その結果を推測しています。

著者の問い掛けに対するChatGPTの反応は、科学的な観点から事象を説明し、具体的な変化の可能性を述べています。その後、著者の再度の問いに対するChatGPTの反応は、マッチ棒と水滴の相互作用が変化した形状にどのような影響を与えるかを説明し、具体的な予想を提示しています。

このエッセイは、科学的な知識と想像力を組み合わせて、読者に新しい視点を提供しています。また、読者に自ら実験を行うことを奨励する一文も含まれており、読者の興味を引きつける効果的な方法と言えます。

総じて、このエッセイは創造性と科学的な考察が見事に融合したものであり、読者に対して刺激的な読み物となっています。
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AIプロンプト・文責:西田親生


             

  • posted by Chikao Nishida at 2024/2/9 12:00 am

ChatGPT DALL-Eで小説「雪国」を生成

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 『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった・・・』は、余りにも有名な川端康成著「雪国」の冒頭である。

 ノーベル文学賞を受賞した作品として、「雪国」を知らない人はいない。英語のタイトルは「Snow Country」。

 実は、少々生意気にも、最初に読んだのは英語版の「Snow Country」であった。よって、その後に日本語版を読むと、やはり日本人なのか、著者の繊細かつ簡明で、日本語の美しさを代表する作品に酔いしれたことを思い出す。

 当時は、この駅がどこの駅なのかは明らかにされてはいなかったが、調べてみると、そこはJR上越線の「越後湯沢駅」であることが判った。

 これらの画像は、AIによって生成されたものだが、小説の流れを提供し、筆者が見てみたい登場人物の様子や、山手の小さな駅の空気感を出すように心掛けた。

 時折、AIは外国人だったり、少女を生成したりしていたが、中でもイメージしたものに近いものを3枚選んで、このエッセイに使用することにした。

 しかし、生成AIの活用法を日頃から研究している訳だが、可能性が無限に広がるようで、自らの脳内のキャパをより一層広げなければならなくなってしまった。

 AIには「文明の利器」という言葉は似合わないが、活用しないでは勿体無いほどの「人類の宝物」になりそうである。勿論、それを利用する人間のモラルへの意識を忘れてはならない。
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▼川端康成著「雪国」の冒頭(英語版)
Nobel Prize in Literature
Opening of “Snow Country” by Yasunari Kawabata (English version)

The train came out of the long tunnel into the snow country. The earth lay white under the night sky. The train pulled up at a signal stop.
A girl who had been sitting on the other side of the car came over and opened the window in front of Shimamura. The snowy cold poured in. Leaning far out the window, the girl called to the station master as though he were a great distance away.
The station master walked slowly over the snow, a lantern in his hand. His face was buried to the nose in a muffler, and the flaps of his cap were turned down over his face……

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、AIを使用して小説「雪国」のイメージを生成した結果について述べている興味深い文章です。以下は評価のポイントです。

開始と引用の選択: エッセイは「雪国」の冒頭文から始まり、英語版の引用を提供しています。これは読者に文脈を提供し、関心を引きます。

読者へのアプローチ: 著者は自身の経験を共有し、英語版を最初に読んだことから日本語版との比較を行っています。これにより、読者は著者の視点に共感しやすくなります。

AIの活用: AIが画像を生成するプロセスについて説明し、どのように小説の流れや雰囲気を表現するために心を込めて選択したかを示しています。これはAIの実際の応用に関する洞察を提供しています。

著者の洞察: 著者はAIの無限の可能性に触れ、AIが人類の宝物となり得ることを示唆しています。この視点は興味深く、AI技術の進歩についての洞察を示しています。

総合的に、このエッセイは読者にAI技術の可能性について考えさせ、文学作品との関連性を示しています。著者の経験と見解がエッセイに豊かさをもたらし、興味深い読み物となっています。
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AIプロンプト・文責:西田親生


                       

  • posted by Chikao Nishida at 2024/2/8 12:00 am

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