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優しさより厳しさを選べ!

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 優しい言葉を掛けることは、実に簡単なこと。美辞麗句を並べられれば、誰だっていい気分になるはずだ。そこに、大きな落とし穴がある。

 近づいてくる人が優しいと、誰だって脇が甘くなる。特に、高齢者の場合に、優しく構ってくれる人が笑顔で近づけば、完全に無防備の状態。

 勿論、「優しい人みたいだね!」と言われれば、老いも若きも無防備ならば直ぐに騙される。だから、詐欺が世の中から絶滅しない所以である。

 できることならば、時代錯誤と言われるかも知れないけれども、人生を謳歌する中でも、「優しさ」よりも「厳しさ」を選ぶ方をお薦めしたい。

 厳しいと言っても、筋が通り、相手を真剣に思う気持ちが強い正論の厳しさは、きっとその人のためにポジティブに働くものであるからだ。

 優しい言葉は表面的には心地良いが、結構、根拠のない無責任なるものが多い。偽善者が機関銃のように遣う軽々な言葉として、世の中を飛び交っている。

 この時代、「厳しさ」を強調すると、時には「パワハラ」と捉えられることもありがちだが、そこには信頼関係の上でのみ成り立つ「厳しさ」を意味する。

 「癒し」とか「ほっこり」とか、可愛い動物や可愛い植物を愛でる人が発する言葉でも、全て優しい心を持っている人の言葉であるとは限らない。

 人生の分水嶺に立った時には、優しい言葉を発する人の言葉より、厳しい言葉を発する人の言葉に耳を傾ける方が、良い結果を齎すことになる。


▼激辛のグリーンカレー(香り米)・・・これは辛くて厳しいが、体には優しいようだ。
GREENCURRY


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◎西田親生@ICTdocotor「Note」プロフィール
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写真・文責:西田親生

           

  • posted by Chikao Nishida at 2022/2/11 12:00 am

管理側の「ど田舎ローカルスタンダード」

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 昭和の会社組織を眺めていると、大きく分けて、管理側(役員)と中間管理職、そしてスタッフの三層ピラミッド構造になっている。

 ここで問題なのは、特に田舎の会社では、管理側の能力(企画力・客動員・情報発信ノウハウ)の無さを、職位に託けて、中間管理職やスタッフに丸投げ、責任転嫁するところが多いと言う点である。これぞ、ど田舎ローカルスタンダード。恥ずかしさの境界線をとうに逸脱している。

 「我々は役員であり、背広族だ。対外的に会社の代表格として、他の社員とは身分が違う。どれどれ、あの部署がどの程度動いているのか様子を伺ってみるか。あの、セクションの長は間抜けで能無しだ。あいつが実績を出さなければ、左遷でもしようか!」という悪代官ばかりだ。

 側から見ていると、その役員たちが無能なだけで、そこに働く中間管理職やスタッフに、有能な人間がわんさといる。しかし、出来の悪い輩は、自らの無能さを職位で覆い隠し、日頃から、危機感もなく、エクセルの表に出てくる売上だけを指摘して、全てを社員の責任としてなすり付ける。

 優良企業であれば、まず、役員一同は、有能なブレインが勢揃い。弱点を突ける隙もなく、きちっと筋の通った経営に徹している。そして、社員の大失態があったとしても、直接の上司や役員が、全ての重責を負うのである。だから、若手から素晴らしい人材が育ってくることになる。

 某市の或るホテルの様子を伺うと、危機感のない役員がうろちょろしている。中には、神がかり神頼みで、毎日神社へ御百度参りのように通い詰めている人物もいる。時には、車で営業をしているように見せ掛けて、サウナで一日中サボっている役員もいるようだ。(目撃者多数)

 本来ならば、監査役、社外取締役や株主がしっかりとしなければならず、自浄作用のない環境下の腐った管理側を放置していては、このコロナ禍で、空中分解を引き起こす可能性が高いのではないかと危惧する次第。管理側の全てが「取締られ役」なのだろうと、失笑するばかりである。

 日々危機感を持つスタッフたちと、危機感のない管理側。ナイアガラの滝のような落差のある逆転の構造。これが、ど田舎のローカルスタンダードであり、腐った組織の俯瞰図となる。このヘドロのような澱みは、バブルを経験してきた昭和族では、改善の余地なしと言っても過言ではなさそうだ。


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  • posted by Chikao Nishida at 2022/2/10 12:00 am

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