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人と人の距離感とお付き合い・・・

◎記事と写真は関係ありません

JOSUI


 人は十人十色、生まれも育ちも考え方も価値観も、それぞれに異なる。それは、相手としっかりと話し込まねば、本音も聞けないどころか、従来のこちらからの距離感やこれからの距離感にズレが生じることになる。残念ながら、そんなこんなを痛切に感じた1日であった。

 その人物がポロッと漏らした言葉、「元々、私は一人が好きなので、男女関係なく近しくお付き合いしていたとしても、結構、短く終わります。それで良いと、私は思うのです。家は浄土真宗の仏教徒。坊さんが話していた内容が、そんな感じだったと!」に対して、論理展開に違和感を持ち、とてもショックを受け、些か、その精神状態が気になった。

 第三者に干渉を受けずに一人で過ごすのが大好きなことは理解でき、家族が一番だと激昂したので、根っからの家族思いであり、それ以外の他人については、ほどほどの距離感で、それも遠目の距離にて接点を持つのが安心するということも十分に理解できたのである。

 しかし、親友でも先輩後輩であっても同じく、付き合いが長く続くこともなく、その繰り返しであったと言うのだから驚きだ。これも、その人物の生き様であり、人との距離感なので全く問題はないが、筆者には、それは感謝の念のない、孤独な人生と寂しさが漂う極論に感じてしまった。

 結局、互いに世話し合った仲であっても長続きしないのならば、親友なり心友の存在を否定することになる。語りの中で、何度かツッコミを入れたが、どんどんと語気を強めて感情的になってきたので、途中からは完全に聴きに転じたのである。なかなか難しい性格のようである。

 人との接点自体がプレッシャーになるのだろうと、何度も彼の話を思い出しながら頷きはするが、極端な人生観にも思え、会話が成り立たなくなってしまうので、その話はそれで終了とした。以前はそこまで過敏で声を荒げる性格ではないと思っていたが、ここ数年で豹変したようだ。

 しかし、本人は「元々、私はそのような人間なので!」と開き直る。「別に疎遠になっても、相手のことを悪く思ったり、相手を嫌いになるのではないですが、そんな感じなんです。だから、○○さんや○○先輩、そして業界の〇〇さんとは、最近全く会うこともないですね!」と突っ撥ねた。

 筆者の座右の銘の一つに「如水」(ジョスイ/水の如し)がある。これは、色んな教えを含む中に、「人と人との関係は水飴のようにベタベタしたものではなく、水のようにさらりとするが良い!」というものがある。しかし、お付き合いが短く、それで絶縁して記憶に留めないとなれば、ある意味「人間嫌い」で、何かが原因で「パニック症候群」になっているのかと結論づけた。

 ある時期には、実弟の如く可愛がっていたのであるが、何かがトリガー又はトラウマとなり、豹変の片道切符を手にしたに違いない。若き頃の筆者であれば、今日の一件は全て否定し、聴く耳を持たなかったかも知れない。しかし、その人物の話をしっかりとインプットすることで、その本音というものが良く理解できて正解であった。

 昭和時代のお人好しは、ドラマの水戸黄門のような存在であり、それが「是」であった訳だが、平成、令和となり、更にはコロナ禍によりニューノーマルな世界となったからには、水戸黄門のような存在は要らぬ世話であり、不可解でうざったい存在なのだろうと。

 よって、今後は何も刺激することなく、一線を画すが賢明なること。人と人との噛み合わせは容易いものではなく、絡み合った綾取りのようになれば、思いの外会話も成り立たず、面倒臭いものになる。昔から、「触らぬ神に祟りなし」とは、よく言ったものだ。


▼熊本県山鹿市菊鹿町の水田と最後の彼岸花
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写真・文責:西田親生

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2021/10/4 12:00 am

新作・肥後うまか赤鶏 はりはりつけ蕎麦

▼肥後うまか赤鶏 はりはりつけ蕎麦

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 10月1日から、待望の蕎麦の新メニュー(熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏 脇宮盛久和食料理長)が出ることに。それは、「肥後うまか赤鶏 はりはりつけ蕎麦」(税サ込1800円)という、つけ麺タイプの蕎麦である。

 早速ながら、初の「肥後うまか赤鶏 はりはりつけ蕎麦」をオーダーすることにした。背後から、食堂部長がニコニコと歩み寄り、「試食して、これは、イケる!と思いました。私の一押しです!」とガッツポーズ。それから十数分が経過して、大きなお盆の上に「肥後うまか赤鶏 はりはりつけ蕎麦」が目の前に。

 赤鶏と言うように、高級豚肉のように肉質が美しく、柔らかい。生姜が効いただし汁をお椀に注ぎ、蕎麦を付けて食すのだが、食堂部長が豪語するのがよく理解できた。同店では、初めての蕎麦のパターンでもあり、とても新鮮な感じを受けたのだった。別のお客が「お腹いっぱい!」とのこと。しかし、筆者は替え玉したいほどであった。

 薬味もしっかりしており、最後は、蕎麦饅頭ならず、可愛い可愛い姫おはぎ。最後に焙じ茶で流し込むと、今まで感じたことのない、有難い満足感が体全体に広がった。筆者が大の蕎麦好きであるのも一つの理由だが、筆者が勝手にお気に入りと言い続け、たまさか料理長が考案した蕎麦料理なので、尚更のこと、「肥後うまか赤鶏 はりはりつけ蕎麦」には感激したのである。(勿論、筆者の嗜好と開発との因果関係はありません)

 このような蕎麦は、トッピングを変えたりするだけで、いろんなバリエーションが考えられる。贅沢を言ってよければ、鴨肉も勿論ありありで、身欠きニシンの甘露煮も考えるだけでよだれが出てくる。地産地消を考慮すれば、ざっくり白魚の天ぷら、車海老の天ぷら、シャコの天ぷら、春野菜の天ぷら、キノコ尽くし天ぷらなどが思い浮かぶ。

 天ぷらに偏りすぎた感があるが、まだまだ頭の中に食材が踊っている。太刀魚の天ぷら、フグの天ぷら、ハモの天ぷら、七草かき揚げ、などなど。更には、三種ざる蕎麦に竹籠山盛り天ぷらなんぞ、考えるだけで腹の虫が鳴り出した。熊本県は山の幸、海の幸にも恵まれ、肉類も豊富なので、食材に困らず無数にアイデアが湧いてくる。

 木の実のかき揚げも面白かろうし、〆のところで、熱々の蕎麦がき(練ったものがいい)や蕎麦饅頭まであれば、お代は関係なく、腹一杯に食して、「旨い!旨い!」を連発したくもなる。何はともあれ、気合が入った料理長のアイデア料理は、期待大となる訳で、これからの互いの綱引きが非常に楽しみになってくるのであった。(苦笑)


▼肥後うまか赤鶏 はりはりつけ蕎麦の最後のデザート「姫おはぎ」
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  • posted by Chikao Nishida at 2021/10/3 12:00 am

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