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サンタが去った日・・・

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 熊本ホテルキャッスルの南側サイド玄関から入ると、左側でクリスマスケーキの受け渡し場所が設置され、多くのお客が数日前からケーキを取りに足を運んでいた。スタッフが朝から晩まで、ずっと立ち竦めの状態で、お客が来館されるのを待っている。笑顔を絶やさず、ずっと待っている。多分に数千個のケーキを販売するのだろうと、大変なイベント企画でもあり、シティホテルとしての宿命だろうと。

 仏教徒が断然多い日本ではあるが、12月のクリスマスは国民的行事の一つとして慣例化し、現代のクリスマスは日本人にとっては、正月以上に盛り上がる。それを作り出したのは、もちろん帝国ホテルで。ホテルが文化発信基地として、長年の間、特に欧米の食文化を全国へ浸透させて行ったことや、百貨店健在なりし頃に西洋文化が根強く定着したことになる。

 筆者が初めてクリスマスケーキを食したのは、5歳の時だった。幼稚園の園長先生とご婦人に招待され、熊本市植木町の民家に足を運び、生まれて初めてワンホールのクリスマスケーキを見たことを、昨日のことのように覚えている。それは、それは衝撃だった。巷では、訳の分からぬショートケーキしか手に入らぬ田舎に住んでいたので、スポンジケーキや生クリーム、トッピング素材など、比較にならぬほど美味しかった。

 カトリック系の幼稚園だったので、昔の話ではあるが、ちゃんとしたレシピに沿って、作られていたことは、今だから分かる話である。訳あって(私の意志)、当時1年保育がスタンダードな時代に、筆者は3年4ヶ月もの間、その幼稚園に世話になった。早朝から足を運べば、園長先生とご婦人と一緒に、ご自宅にてトースト、目玉焼き、紅茶をご馳走になったことが何度もある。

 それからだろうか、スイーツがとことん好きになって、今でも、和食の後のデザートに納得が行かなかったり、または、そのランチが酷かったりすると、別の店に移って、スイーツとともにお茶をするのが、筆者のパターンとなっている。

 そんな楽しさ満載のクリスマスイヴとクリスマス。イヴの時は、深夜になってもなかなか眠れない。サンタさんが何を持ってくるのか、気になって眠れない。多分に、両親はなかなか眠らない筆者を覗き込みながら、「さっさと寝ればいいのに、いつまで待たせる気か!?」と腹を立ていたのかも知れないが・・・。

 そんなこんなを思い出させてくれるクリスマスの日。僅か2日間でその大イベントは終了し、新年へのバトンタッチの準備となる。いつの間にやら、今年のサンタさんは居なくなっている。頂いたプレザントは嬉しいけれども、サンタさんが居なくなってしまうと、ちょっぴり寂しいやらで、明くる日も、間違って来てくれて、2つ目のプレゼントが来るなんてことを考えた、貪欲極まりないガキだったことに気付かされるのだった。


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  • posted by Chikao Nishida at 2016/12/26 10:42 am

カメラライフのススメ!

▼イソシギ
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 写真上は、先般取材した水辺プラザ(山鹿市鹿本町)に居たイソシギだ。最近は、用件を済ましては、時間があれば、車で各地を走り回りながら、被写体を追う日が続いている。

 本日は、午前11時頃から午後2時まで、ランチタイムを忘れての打ち合わせとなったが、前向きで、気持ちが良いほど遣る気満々の経営者との会議は、真剣そのもの。しかし、すこぶる楽しく実のあるものとなった。

 ご夫婦でお越しだったので、一頻り話をしたが、最後の方で、カメラの話をすることにした。仲の良いご夫婦なので、折角ならば、共通の趣味としてカメラライフは如何かと提案したのだった。

 反応は予想以上に良く、お二人とも、「あちこちを旅したり、散歩したり、二人で写真を撮るっていいですよね!」と。ご主人も笑顔で話に聞き入っていた・・・。

 しかし、このご主人は、一度嵌ったらとことん遣り通す人物なので、正直、後々、カメラやレンズに拘りすぎて、寝食忘れるのではなかろうかと、少々心配になってきた。


▼取材風景
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▼取材用機材
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  • posted by Chikao Nishida at 2016/12/24 03:32 am

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