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温泉プラザ山鹿の「ふるさと市場」

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 外は雨。段々と激しく降り始めた。菊池川も濁流となり、水嵩も増えて来た。

 そんな時、先日はインサイドワークとして、芝居小屋 八千代座内部を取材したが、今回は、熊本県山鹿市中心部の「さくら湯」横にある「温泉プラザ山鹿」へと足を運んだ。今年になって、特に震災後に何度足を運んだか分からぬほど、かなりの頻度で訪問している。

 写真は、その1階にある「ふるさと市場」で撮影したもの。同店は、山鹿市内の名産品ほか、県内のお菓子、野菜、肉、花などを販売しているところである。

 久しぶりに買い物カゴを持って、ランダムに商品を撮影しながら、気になるものをカゴに入れて行った。結局、食後のおやつとして、胡麻せんべい、野菜せんべい、おはぎ(同地域ではボタンもちと呼ぶ)などを購入し、帰りの車の中で試食しながら戻った。

 中でも、大豆の花林糖は面白い。甘くもなく塩っぱくもなく、健康食品のように、大豆まるごと入った花林糖で、一つ食べ始めると、気づけばあっという間の完食といった具合に、普通に美味しく、癖になる。

 品数がかなり多いので、一度に紹介はできないが、また次回、それから、また次回と、筆者の郷里でもあるので、微力ながら宣伝に繫がればと考える次第。


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  • posted by Chikao Nishida at 2016/10/29 12:00 am

35年前の「塩鯖定食」を再び・・・

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 昨日は取材ランチの場所で手間取った。

 ウィークデーというのに、あちらこちらの駐車場は満車状態。天候も崩れそうで、やっと車を預け、「なんでも家 廉」へと。ところが、午後1時を過ぎていたのか、店主が不在のため、ランチタイムは早めに終わっていた。

 さて、雨に打たれずともランチにありつくには、上通アーケード街の食事処を見つけるのが手っ取り早い。並木坂から電車通り(鶴屋百貨店方面)へと歩いて行った。気の向くまま、気づけば、すき焼き専門店の加茂川の階段を昇り始めていた。ところが、中国人らしき観光客が入り口近くに束となって立っており、待ち時間は30分ほどだろうと、断念。

 階段を降りて、右へ曲がり、アーケード左手の中国料理 紅蘭亭へ足を進めた。ところが、奥の入り口を見ると、待合用の椅子に数人の老人が腰掛け、話し込んでいる。レストラン内の席が空くのを待っていたようだ。よって、これまた断念。

 途中、とんかつ屋さんやラーメン専門店も目についたが、ふと、看板を見上げると、「味処 お川」とある。新聞社時代、35年前に初めて足を運んだ懐かしい店である。以前は別の場所にあったが、「塩鯖定食」で大変世話になった。当時、確か400円少々で、ご飯お替り自由の安いランチ。薄給の筆者にとっては、とても有難い食事処として足繁く通ったものだ。

 同店の暖簾を潜ると、カウンター越しに板さんの顔が見えた。十数年振りの再会だろうか、板さんは私の顔を覚えていてくれた。壁に掛かった黒板に書かれた定食の数々。秋刀魚も食べたかったが、すかさず、「塩鯖定食」をオーダーした。お値段は850円。35年も経っているのだが、約2倍の値段。現在でも同様に安いランチのままだ。

 鯖は昔と異なり、少々痩せ気味で、塩加減も薄味にしてある。上品な仕上げといったところ。味噌汁もとろりと滑らかな食感で、風味よろしく、身体全体が暖まる。テーブル横に炊飯ジャーがあった。それは、「どうぞ、ご自由にお替りを!」ということだろうが、隣の席に座っていた若い女性4人は、何度もお替りをしているようで、見ているだけで気持ちのよい食べっぷりである。

 何年経っても、時代時代において忘れることができない食事処が沢山ある。その味を再び感じれば、当時のことを想い出し、今のこの「元気」は、今まで世話になった食事処のお陰だろうと、深く感じ入った次第。・・・筆者より先に入っていた若い女性4人。炊飯ジャーが空っぽになる勢いを横目に、その店を後にした。

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  • posted by Chikao Nishida at 2016/10/27 12:51 am

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