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2015年お気に入り写真集(4)

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 人生を変えたと言っても過言ではない、カメラライフ。

 写真撮影は、中学校の修学旅行で初めて父親からカメラを借りて写したのが、最初となる。当時は、フィルムカメラなので、思い通りに写っていない写真を見て、落胆の色を隠しきれなかった。また、被写体の選定が建物や寺社仏閣に偏り、単なるモノクロ記録写真のようで、面白みも何もなかった。

 本気でカメラに興味を抱き、ハード及びソフト面の研究に傾注したのは、ここ十数年ではなかろうかと・・・。ただ、仕事柄カメラを手にすることが多かったものの、そこまでカメラ本体やレンズに拘り、質感を求めて撮影したことはなかった。

 思い出深きカメラは、新聞社を経て、1990年10月1日に独立し、株式会社を創立した頃の「NIKON F4」のフィルムカメラだ。コンピュータグラフィックスを軸に事業を進めていた中で、自治体から依頼された文化財書籍や大きなイベントの記録冊子などを発刊する時に、そのカメラを使用し、弊社スタッフが東奔西走していたことを思い出す。

 カメラライフの転機となったのは、1995年にインターネット事業に着手し、熊本県第1号ポータルサイトを開設した頃・・・日々、リアルタイムな取材活動を開始した頃となる。しかし、当時のデジタルカメラは10万画素(カシオ)と、おもちゃみたいなもので、プロ仕様となると数百万円もするものだった。如何に、リアルタイムな情報を記事として掲載するにせよ、そこまでカメラに予算を投じることはできなかった。

 そうしている内に、NIKONから「NIKON D1」という、本格的な一眼レフデジタルカメラの廉価版が産声を上げたのである。廉価版と言えども、本体のみで64万円ほどの高価なもの。店頭に見に行ったものの、ちょっと迷ってしまったが、結果的に、即買いに近い形で、熊本県では早期の「NIKON D1」ユーザーとなった訳だ。それは1999年の年末に遡る。

 それから拍車を掛けられたのか、掛けたのか記憶にないが、「CANON EOS 5D MARK II」、「NIKON D800」、「NIKON D600」、「NIKON Df」と、フルサイズの一眼レフを導入し、質の高い写真を掲載することで、ポータルサイト「ロゼッタストーン」のグレードアップを図ったのである。

 特に、「CANON EOS 5D MARK II」は、2009年頃から国内外のグルメ取材に活躍し、その頃としては、大変質の高い映像を得られたことを思い出す。お陰で、ザ・リッツ・カールトン東京、帝国ホテルの伊勢長、ホテルオークラ福岡、ホテルグランヴィア京都など、名だたる高級ホテルの料理を取材することができた。

 その「CANON EOS 5D MARK II」は、当時のNIKONにとっては、難攻不落の城のように重く鎮座しつつあった。それに対抗して、NIKONが攻勢に転じたのが、「NIKON D800」という、3630万画素と、とんでもない一眼レフを2012年3月22日に世に送り込んだのだった。

 御多分に洩れず、即座に「NIKON D800」を手にしたのだった。それから、翌年にサブ機として「NIKON D600」、レトロタイプで画質優先の「NIKON Df」と立て続けに、導入して行った。

 最近ではカメラ本体の導入は、いささか落ち着いたものの、やはり、写真の命は「レンズ」である。カメラ本体は、数年ごとに交換して行くけれども、レンズは一生モノ。選定を誤れば、高額なレンズが腐ってしまうことになるので、特に、レンズ購入には神経を尖らしてしまう。しかし、熊本市内では、気楽にレンズをお借りして試写し、その特性を目の当たりにすることができないので、余計に神経は尖ってしまう。

 何はともあれ、カメラはどんなに高齢になっても続けられる、素晴らしい趣味でもある訳で、今からも自分のライフスタイルの中心に置いておきたいと考えている次第。・・・カメラに魅了されると、人生まで変わってしまうということなのだろうか。カメラは、奥深くもあり、すこぶる楽しいものである。

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  • posted by Chikao Nishida at 2015/12/31 12:00 am

2015年お気に入り写真集(3)

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 今年は遠出は少なかった。博多に数回、あとは、県北では菊池、山鹿、玉名。天草では苓北町や天草市。県南では人吉市程度の取材だった。

 熊本市内は、熊本ホテルキャッスルを起点に、峠の茶屋、本妙寺、夏目漱石旧居、アーケード街、上乃裏通り、泰勝寺、竜田山自然公園、江津湖、加勢川ほか、思いつきで走り回ったような気がする。

 グルメ本(小冊子「如水」)発刊を続ける中、和洋中や鉄板焼のキュイジーヌには相当情熱を燃やしているものの、やはり、人ありきの撮影の方が生き生きとして、ドキュメンタリータッチで撮影できるので、料理ばかりの写真よりも力が入る。

 キュイジーヌに力を入れるのは、幾つかの理由がある。それは、食育を含めた「食文化」の伝承。そして、シェフたちの社会的地位の向上にある。特に、後者にスイッチが入ったのは、財界重鎮(熊本市内)の卑劣な言葉を目の当たりにしたからである。「元々、料理人は身分が低いから・・・」と、私の眼の前で呟いた、心ない人間が居たのだった。

 勿論、勉学に勤しみ、日々、真摯な心を持って精進している料理人は、巷では極僅かである。ITに、写真に、人間学に、料理の歴史に興味を抱き、一所懸命「日々変化、日々進化。」を実践している人は、実に少ない。

 ある日のこと、Facebookで私をブロックした料理人が居た。その理由を聞けば、「愛のない料理」と言われたから、憤慨してブロックしたと言う。情けないやら、阿保らしいやら。本人の日頃の素行を棚に上げ、矛先をこちらに向けてきたのだろうか。神輿をあげて、お祭り騒ぎのように褒め殺しするようなチャラい客や先輩へは諛うものの・・・全てのお客に対して「愛ある料理」を提供するのが本業ではなかろうかと考える次第。

 今年もいろんな人が通り過ぎて行ったけれども、一つだけよく理解できたのは、全ての業界において、最終的には「人間性」がキーワードである点だ。ちょっと名が売れると、その業界の王様みたいに振る舞う人間がほとんどで、真摯な心を持った人は皆無に等しい。自分の上には上が大勢鎮座していることを忘れてはならない。

 ただ、熊本の土壌の奇妙な現象は・・・過去の実績を無視してでも、付け焼き刃的なチャラいお祭り人間が、想定外に多く徘徊していることも忘れてはならない。この状態が異常に長く続くのであれば、本物の「匠」は段々と生まれなくなってしまうのである。

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  • posted by Chikao Nishida at 2015/12/30 02:46 pm

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