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フランベを連写・・・

 写真上は、先輩シェフ(堀部豪サードシェフ/熊本ホテルキャッスル)の背中を見ながら、フランベの様子を伺う女性の若手シェフ。何とも健気なところが、実に可愛い。

 厨房と私の間には耐火ガラスがあり、料理中の油が沢山付着しているけれども、真正面からのフランベの様子を連写することにした。以下の写真は13枚連写した内の5枚を選んでいるので、少々連続性に欠けるけれども、ご了承願いたい。

 昔々、フランベを見て驚いたのは、鉄板焼レストランでのものだった。目の前の鉄板に燃え上がる炎。瞬間的にふわっとした熱さを感じ、その香りは何とも言えなかった。

 このようにガラスが間にあれば、画質は若干濁るものの、その模様を接写できるのでありがたい。今日は、このフランベの連写を終えて、ダイニングキッチンの厨房の面白さを一つ発見できたように思える。子供達が見たら、シェフの格好の良さに憧れ、シェフを目指す子供もいるのであろうと・・・。

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【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2015/7/4 07:41 am

MONOCHROMEの世界・・・

▼熊本ホテルキャッスルのシェフ

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 久々にモノクローム一色の撮影を試みた。昨日は、某ギャルソンとのカメラ談義というか、カメラ講義に時間を費やし、気づけば1時間ほど、カメラやレンズの機能説明などに傾注したのだった。

 写真は仕上がりを見るときは二次元(平面)であるが、実際は、三次元の世界、いや、四次元の世界が凝縮したものである。ムービーは音声と共に見れば、それで完結。しかし、写真というものは、絵画や書をじっくりと楽しむように、時間を掛けて、それも、一度にランダムに何パターンもの写真を鑑賞できる点が素晴らしい。

 特に、モノクロームの世界は、見る側に課題を与えることにもなり、見る側がいろんな切り口で見ることができるというもの。カラーフィルムを開発した人は実に偉いと思う。されど、カラーの世界(人間の目で見る世界)を、B&Wの世界に閉じ込めた人はまだ偉いと思う。

 我々は日々進化するカメラやレンズを眼の前に・・・昔々、レンズによって捉えた映像を壁や磨りガラスに投影したり、それを模写したり・・・記憶を記録するという欲望がカメラオブスクラを生み出し、その記録媒体が布、紙、フィルムから、SDメモリカードやCFメモリカードなどへと進化し、更に小さなものが絶え間なく開発されている。

 アナログな大宇宙を、デジタルな小宇宙に閉じ込めようということなのだろうが、いやはや、モノクロームの世界に勝る世界なしというほど、その撮影の奥の深さに、日々頭を痛めている次第である。


▼熊本ホテルキャッスルのシェフやギャルソン
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  • posted by Chikao Nishida at 2015/7/3 08:54 am

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