本日が、「天草黒牛」を素材としたチョップドビーフステーキの最終チェックの日である。テーマを決定してから約4ヶ月。ようやく完成に漕ぎ着けた。(監修:西田親生)
筆者が勝手に命名したのが「牛崎チョップドビーフ(仮称)」。噛めば噛むほど、「天草黒牛」の味が滲み出てくる。「肉を食っているぞ!」と叫びたくなるほどの、「肉」である。
繋ぎのないチョップドビーフステーキを目指し、更に、「天草黒牛」の味をどう引き出すか!?・・・が大きなテーマであった。ひと噛みすると、肉汁の中に、黒胡椒の刺激が舌の上を走り回り、間髪を入れず、何とも言えない「肉を食している充実感」が脳裏を過る。
そこに、甘みと酸味あるトマトベースのソースが絡みつけば、炊き立てのご飯を頬張りたくなる。女性でも200gくらい、ペロッと食せる「牛崎チョップドビーフ」。無駄な繋ぎが無いために、食後はさっぱりとしており、胸焼けのない逸品でもある。
これからも筆者としては、「天草黒牛」のブランディングのお手伝いの一環として、次から次へと新商品開発に尽力したいと考えている訳だが、初めての試みとしては、完成度はかなり高いと自負している。同シェフの生真面目さ、研究熱心さとセンスの良さ。今回の完成度の高さは、それに尽きると言っても過言ではない。
尚、先般、筆者が立ち上げた「如水美食研究会」も徐々に動き出したので、それと並行して、各地の食材をフルに活用した新しいレシピ開発に東奔西走したいと考えている。ちなみに、「如水美食研究会」に登録されている正規会員(シェフ)は、現在、熊本県3名、福岡県2名の計5名である。
https://www.facebook.com/josui.bishoku
同会も、焦らず急がず、全国から本物のプロのシェフを登録して行き、各地の生産者の圃場見学、試食会などの研修会を通して、比類のないレベルの高さで開発を進めて行く予定だが、筆者のグルメ歴ともコラボしながら、食文化向上の為に活動したいと・・・。
▼焼く前の「天草黒牛」が丸ごと入ったかたまり
▼完成度の高い「牛崎チョップドビーフ」
◎本日のディナー
▼カリフラワーのムース、グリーンピースのソース 旬の天草紫ウニ添え
▼あさりのチャウダースープ
▼「天草黒牛」のシャブシャブ 温野菜添え
▼お米のサラダ 軽くマリネしたカンパチと
▼「天草黒牛」の「牛崎チョップドビーフ」
▼柑橘3種(はるか、しらぬい、ぽんかん)とベルギーワッフル
▼コーヒー
【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/
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