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夏目漱石ゆかりの峠の茶屋

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 夏目漱石ゆかりの峠の茶屋へ足を運んだ。・・・急勾配の階段を上り詰めると、美しい花々に包まれた、復元された茶屋が真っ正面に見えてくる。現在は、熊本市の管理下にあり、拝観入場料は無料。・・・そこで、ご担当が夏目漱石について解説をしてくれるのだ。暫くして、わざわざお茶のもてなしもあり、大変有り難い観光施設となっている。

 実は、現在の峠の茶屋の位置は、当時よりも百数十メートル手前に建っている。よって、昔の面影を見に行けば、そこには古井戸だけが残り、背後には鬱蒼とした竹林や、その根元にびっしりと生い茂ったドクダミと出逢うことになる。・・・何とも、かぐや姫を思い起こさせるような、幻想的な美を放つ竹林の姿であった。

 ファインダーを覗く度に、あれも撮りたい、これも撮りたいと遣っていると、あっと言う間に1時間ほどが経った。・・・小腹が空いたので、再び急勾配の階段をそろそろと降りて行き、下にある食事処の木製テーブルにつき、田舎料理を頬張ったのである。

 現在、峠の茶屋の庭には、アジサイをはじめとする美しい花々が、そよ風に揺れている。都会の喧噪から逃れ、何とも異次元空間に居るようで、心地良かった。たまには、豪華ランチよりも、このような素朴な料理も宜しかろうと・・・。自分なりに大満足の撮影会となった。

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  • posted by Chikao Nishida at 2014/6/17 04:18 am

不開門からの城攻め!!

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 昨日、梅雨時期には珍しく、気持ちよいほどの太陽光が降り注ぎ、木陰ではさらりと涼しい風が通り過ぎ、撮影には絶好の条件であった。よって、当日予定になかったが、昼食後、突然熊本ホテルキャッスル玄関を出て、右手に曲がり、NHK熊本とJTに挟まれた道を歩み、不開門(あかずのもん)を目指す事にした。

 今まで、頬当御門から足を運ぶのが、大天守、小天守、宇土櫓への順路と思い込んでいた。しかし、本丸御殿が完成し、頬当御門からの道筋が変わったらしい。不開門から大天守を目指すのは初めての事。今まで見てきた熊本城の姿やそこから見渡す熊本市内の角度が微妙に異なり、新鮮なツアーに参加したような気分になった。

 不開門手前の入り口で拝観入場料を支払い、パンフレットを受け取り、長い階段を一段ずつ登り始めた。ご存じの通り、熊本城は400年前に加藤清正が築城したものだが、最初から迷路のように右へ曲がったり、左へ急な坂となったり・・・なるほど、攻めるには安易でない事を体感しながら、更に、大天守を目指して登って行った。

 「こんな位置から熊本市内中心部が見えるのか?」と、左手から熊本ホテルキャッスル、郵政公社、奥にはホテル日航熊本、そして右手に熊本市庁舎と・・・大天守最上階から見る景色とは異なり、街の中心部が以前よりもずっと間近に捉える事ができる。

 辺りを撮影しながら歩いていると、頭頂部、顔面、背中、胸部など・・・滝のように汗が落ちてくる。流石に木陰は涼しいが、身体全体がじわじわと火照ってくる。そうしている内に、いつの間にやら地下道が目の前にあった。今までにない光景だ。右矢印を見ると、大天守や本丸御殿への通路となっているようだ。

 以前は、頬当御門から続く道では、宇土櫓を左奥に見つつ、だらだらと長い坂を登り詰めると、左手に大天守、その隣に小天守が見えたのだが、その坂が消えてしまっていた。そこは石垣となり、右手の地下道を通らねば、大天守や本丸御殿へは行けないようになっている。あたかも、難攻不落の城として再現したかのように迷路となっている。筆者は、逆方向の若干戸惑いながらも、不開門より、大天守へと向かって行く。

 西南戦争で薩軍を率いた西郷隆盛が、五十数日掛けても落とせなかった名城 熊本城。「おいどんは清正公に負けた!」と言ったとか言わなかったとか・・・。それほど完成度の高い実戦的な要塞として、この熊本城は一見の価値あるものだと、再認識した次第。・・・大天守に辿り着き、その広場は大勢の観光客で溢れていた。それも、中国、台湾や韓国など、海外からのツアー客が圧倒的に多かった。

 ただ、一つだけ残念だったのは、現地の管理運営スタッフや出店の女性など・・・観光地としては、まだまだ笑顔が少なく、かけ声が小さいように思えてならない。今後、本気で観光立県を推し進めるのであれば、先ず、ヒューマンウェアをプライオリティ1にて、そこから改善して行かねば、折角の観光資源も活かされないのではと・・・危惧した次第である。

 しかし、不開門からの城攻め。・・・これは、思ったよりもワクワクするような道筋であった。

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  • posted by Chikao Nishida at 2014/6/14 11:15 am

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