ロゼッタストーンBLOGニュース

The Rosetta Stone Blog

SNSにおけるフィルタリングの重要性

coffeetime



 この頃、SNSを閲覧していて、「あ、この人、結構こんなところで癖が悪いんだ!?」と、想定外に人格が露呈するのがSNSなんだと気付いたのである。また、SNSで披露されている虚像と実像とのギャップも凄まじく、時には絶句して腰を抜かすこともある。

 筆者はどちらかと言えば、現実主義なので、そのような妄想癖、暴走壁、虚言癖のある人達のSNSを見ていると、とんでもない演出や虚偽の呟き、捏造されたストーリーなど、ウンザリするほど溢れ出ている事に直面し、改めてSNSにおけるフィルタリングの必要性を実感した次第。

 現実主義だが、筆者のような単純馬鹿は、上記のような捏造されたものを、何の抵抗もなく甘受しやすいのかも知れないが、現実と仮想現実の両世界を照合してみると、仮想現実世界における雅やかさは全くの嘘。お人の好さそうな雰囲気を醸し出していそうだが、実は虫酸が走るほど虚偽の申告をしている人物が沢山居る事を知るべきである。

 特にFacebookは個人の特定が出来るから、twitterよりも信頼度が高いと言えども、実はなりすましや虚栄の固まりの人物が多く、それは実像とは全く180度異なるもの。手を振りかざした扇動、洗脳のコンサルの表情、「いいね!」や馴れ馴れしい言葉、痒くなるほどの美辞麗句。・・・果たして、このような人達は何の為に日々SNSに浸っているのだろうかと、首を傾げるばかりである。

 個人日記を不特定多数の方々へ披露して、何気に自分世界(地球が自分の周りを回っているような錯覚)を構築し、独り言を毎日呟いている人も多い。別に個人的な問題なので悪いとは言わないが、程々にしておいた方が先々の為ではなかろうかと。身の丈を知らず、どんなに背伸びをしようが、どんなに高い梯子によじ登ろうが、所詮、自分自身の大きさは変わらない。

 極々一部の人がアフィリエイトで儲けたという噂が立つと、我先にと輩たちが飛びついて行く。また、極一部の人がBLOGで稼ぐという話を聞くと、如何にも作家になった気分で、無味乾燥な駄文を書き綴って行くのである。

 緩い関係を助長するSNSだが、この繋がりで自分自身に多くのファンが出来たとか、自分の背後にはこんなに沢山の支持者や理解者が居るとか、勘違い、履き違いだけはしない方が良い。もし、貴方が窮地に立ったとき、誰が貴方を支えてくれるのだろうか??親兄弟?同級生?先輩後輩?親戚?知人友人?・・・不正解である。

 正解は、しっかりとしたぶれない軸を持つ自分自身だけが窮地を救ってくれるのであり、健全且つ最良のリレーションシップを交わしているほんの僅かな人達が、陰ながら貴方を助けてくれる事を、確と知る必要がありはしないか。


【先見塾公式サイト】 http://www.senkenjyuku.com/Link

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2013/7/9 07:16 am

私とギター

guitar



 或る方からリクエストがあったので、恥ずかしながら、「私とギター」というタイトルで書き綴ろうかと・・・。

 話は筆者が小学校5年生の頃に遡る。8歳年上の兄が高校に進学し、剣道ではなかなかの腕を持っていた(17歳で三段/当時の新聞に「最小年三段剣士」というタイトルで掲載された)兄だったが、何を思ったのか、常々竹刀や木刀を手にしていた兄が、両親に黙ってこっそりと部屋に持ち帰って来たのが、ヤマハのエレキギター(色はチェリーレッド)だったと思う。50年近くも前の話だが、確かそのギターの値段が70000円近かったと記憶しているが、半世紀も前の70000円は、当時の子供だった私には、とんでもない高価なものに感じた。・・・それが、私が生まれて初めて眼前に見たエレキギターだった。

 当時の日本は、GSブーム。ビートルズ来日から国内はGSの嵐が吹き荒れ、アマチュアバンドがあちこちの祭りのエンディングなどで演奏するようになった。ベンチャーズの定番の曲が鳴り響き、アマチュアと言えどもユニフォームは、当時人気のザ・スパイダーズ、ザ・タイガース、ザ・ジャガーズ、ザ・カーナビーツなどと同じような出で立ちであった。

 熊本県山鹿市もご多分に漏れず、山鹿灯籠まつり終了後に、山鹿小学校のグラウンドで演奏会が開催され、深夜のエレキバンドの大音響で眠れなかったのだった。実は、筆者の自宅が同小学校グランウドのすぐ目の前だったので、自宅の2階から目をこすりこすり聞き入ってしまった。・・・兄たちのバンド名はザ・ブルドッグ。余り洒落た名前とは言えないが、その兄が他界するまで四十数年間活動を続けていたのだった。構成メンバーは公務員から会社員、団体職員と・・・地元新聞では「おじさんバンドがチャリティ−」と、夕刊カラーの表紙を飾っていたようだ。

 しかし、筆者がギターに目覚めたのは、中学1年の頃に初めてサイモン&ガーファンクルのレコードを買った時だった。「コンドルは飛んで行く」という南米の民謡をリメイクしたものだったが、その天使の声のような高音域をさらりと歌うアート・ガーファンクル。そして、変速3フィンガーアルペジオという独特の奏法で聴き手を唸らせるポール・サイモン。何度も聞き入り、何度も鳥肌が立ったのだった。それから原曲の「コンドルは飛んで行く」のレコードも購入し、ケーナという縦笛などにも興味を持ち始め、更には訳の分からぬままオカリナも3つほど買いに行った。・・・そうしている内に、ギターも欲しくなり、貯金箱を壊して・・・とうとうヤマハのフォークギターを買ってしまった。

 先ずはコードの練習だ。CやAm、D、Gなどは楽譜を見ながら簡単に覚え、6弦ともびびらずさらりと鳴った。「お、結構簡単じゃない!」と思いつつ、次はFに挑戦。これが思ったよりも曲者で、剣道で指関節が凸凹していた為に、Fとなると中指と弦の間に隙間が空きやすく、どうしてもポロロ〜ンと鳴るはずが、ボンボン、ボンボンと妙な音を奏でてくれる。「こりゃ、まいったなあ!」と・・・指の皮が剥けるほど、毎日数時間ギターの練習に傾注していった。

 そこで考えたのが、折角音楽やるなら遊び感覚で英語の勉強ができれば良いかと思い、サイモン&ガーファンクルの曲にターゲットを絞ってやろうかと・・・。それから1ヶ月ほど経っただろうか、最初から最後まで弾けるようになった曲が「Homeward Bound (家に帰りたい) 」だった。ハマリング プリングの練習をしっかりとやり、オープニングの和音に酔いしれながら「I'm sittin' in the railway station Got a ticket for my destination, mmm・・・」と弾き語りが出来るようになった。・・・今思えば、筆者が十八番とする独学の始まりだったのかも知れない。

 そんなこんなで、10歳でエレキに出逢い、15歳でフォークギターを買い・・・気付けば、現在50歳を超えてしまった筆者が居る。・・・その間、兄のように特別にバンド活動をすることもなく、単なる自己満足の趣味の領域で遊んでいたような気がする。・・・しかし、10年前だったか、香港の豪華客船スーパースターレオで旅をした時、船内のフィリピンバンドとジャミングをして、サイモン&ガーファンクルの曲を2曲歌い、大勢のオーストラリア人の観光客からスタンディングオーベーションを受けたのだった。(歌う前は激しいブーイングが聞こえていた)

 そこでまたギターに熱中するようになり、現在では、50万円以上するヒョウ柄のレスポール1本、ゴダンの特注ギター、グレッチのテネシーローズ、タカミネの6弦と12弦などをゲットすることになるのである。単純馬鹿な筆者なので、燃えだしたら止まらない。・・・困ったものだ。

 最近はなかなかギターのネックさえ触れる事もないので、そろそろ各ギターを磨き上げ、できるだけ演奏できる環境を作ろうかとも考えている次第。・・・いやあ、音楽ってホントに楽しいもので、特に皆で演奏して遊べば、そこは現実逃避可能なパラダイス。・・・さ、明日は久し振りに「サウンド オブ サイレンス」の最新バージョンの奏法で弾き語りをしてみようかと!!・・・オーディエンス、全く居ないし。(苦笑)


【先見塾公式サイト】 http://www.senkenjyuku.com/Link
 

               

  • posted by Chikao Nishida at 2013/7/8 03:14 am

1995年以来情報発信している老舗ポータルサイト「ロゼッタストーン」のブログをお楽しみ下さい。詳細はタイトルまたは、画像をクリックしてご覧ください。

behanceオブスクラ写真倶楽部ディー・アンド・エルリサーチ株式会社facebook-www.dandl.co.jp