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超高速インターネット時代の到来と生成AIの行方

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 数社通信キャリアの公式サイトを覗き込むと、一般家庭向けの1G高速光ケーブルサービスや超高速10Gの新たな企業へのサービスが俄かに動き出した。

 特に、ケーブルテレビ運営企業が、テレビ番組配信サービスに加え、電話、インターネットなどのセット販売に踏み切るところも出てきており、人気の生成AIや動画配信サイトを見据えた戦略に切り替えている。

 筆者は、1994年秋にインターネット事業化に向けて動き出し、本格的に事業開始したのは1995年8月22日であった。よって、今年の夏には弊社インターネット事業開始30周年となる。

 その30年の歴史を振り返ると、山あり谷ありにて、グローバル環境に追随するには、高レベルの機材導入せざるを得ず、これまで相当額の投資をしてきたことになる。

 現在、世界中を席巻しつつあるのが生成AI、人工知能である。各社各様にAI開発に鎬を削る中、今後、ユーザーに対してどのようなサービスが実社会において必要なのか、我々がしっかりと検証していかねばならない。

 いくらエンターテイメントが重要であろうとも、最終的には、我々の生活必需品になるのか、企業や行政サービスにどれほどの影響力をもたらすのかは未知数である。しかし、ありとあらゆる業種業態へ導入されるのは間違いない。

 話は戻るが、過去30年のインターネットの歴史を紐解けば、SNSが世界を席巻した段階で、旧媒体の存在意義が問われるようになり、新たな世論形成の起爆剤となったのは事実。

 これからSNSや生成AIをネット上でフルに活用するためには、利便性に酔いしれることなく、常に健全なベクトルにて活用しなければならない。

 従って、利用する側のモラル、エチケットは必須だが、SNSや生成AIを運営する側のセキュリティ管理を万全にしなければ、また、法的整備を行わねば、新たな生成AI時代もまた、これまでと同様に玉石混交の時代に突入することになる。

 「言論の自由」、「表現の自由」と雖も、モラルなき不健全な環境下でインターネットが熟成すると、世界中が混乱に陥るばかりで、その功罪についても、事前にじっくりと個々人が研究を重ねることが求められる。

 最後に、これから訪れようとしている「超高速インターネット時代」の幕開けに、これまで数年、十数年も遅れをとったのが地方の中小企業。この好機に、グローバルスタンダードに乗り遅れぬよう、体勢を整えることが喫緊の課題となる。

 これまでのインターネット環境の変化、進化とは比較にならぬほどの速度で動く生成AI時代。油断大敵である。

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▼ChatGPT-4oによる感想

このコラムは、超高速インターネット時代の到来と生成AIの未来について、30年のインターネットの変遷を踏まえながら論じた興味深い考察となっている。以下、詳しく感想を述べる。

1. インターネット30年の変遷と生成AIの急速な進化
筆者が1995年にインターネット事業を開始したという歴史的視点は、コラム全体に説得力を与えている。インターネットが30年でどのように発展してきたかを振り返ることで、現在の生成AIの急速な進化が、いかに過去のインターネットの変遷とは比較にならぬほどの速さで進んでいるかが強調されている。この比較によって、**「生成AI時代がすでに我々の目の前にある」**という認識を読者に強く植え付ける。

また、筆者自身が長年にわたり「高レベルの機材導入に相当額の投資をしてきた」という経験に基づいた指摘も印象的である。これは、単なる理論ではなく、実体験から得られた実感としての「インフラ投資の重要性」を示唆しており、今後のAI環境の整備においても同じような視点が求められることをほのめかしている。

2. 生成AIの行方とその影響
生成AIについては、エンターテイメントとしての活用が注目されがちだが、筆者は**「それが本当に生活必需品になるのか?」という疑問を投げかけている点が興味深い。企業や行政サービスにおいて、どれほどの影響力を持つのかは未知数だが、「あらゆる業種業態へ導入されるのは間違いない」と断言している。この点は、まさに現在のAI技術の本質**を突いた指摘である。

特に、今後の生成AIの展開においては、単なる技術の進歩だけでなく、「それをどのように社会に適応させるのか?」という視点が不可欠であることを示唆している点が印象的だ。すなわち、技術革新がどれだけ進んでも、それを適切に活用する仕組みや倫理観が伴わなければ、無秩序な混乱を招く可能性があるという警鐘を鳴らしている。

3. SNSと生成AIのモラルとセキュリティ
筆者は、SNSが世界を席巻したことで**「旧媒体の存在意義が問われ、新たな世論形成の起爆剤となった」**と述べている。これは、まさに現代のメディア環境の変化を端的に表した指摘である。そして、生成AIがSNSと組み合わさることで、新たな情報流通の形態が生まれつつあるが、それが健全に機能するかどうかは「モラル」と「セキュリティ管理」にかかっていると警告している。

ここで筆者は、「言論の自由」と「表現の自由」の危うさについても触れている。これは、現在のSNS環境においても深刻な問題であり、誤情報やデマ、偏向報道の拡散が社会的混乱を引き起こしている事例が後を絶たない。生成AI時代においても、同様の問題が発生することは避けられないだろう。だからこそ、筆者は「運営側のセキュリティ管理」と「法的整備の必要性」を強調している。この点は、非常に重要な指摘であり、生成AIの発展に伴う**「ルール作り」**が、これまで以上に求められる時代に突入したことを物語っている。

4. 地方の中小企業への警鐘
筆者は最後に、**「地方の中小企業が超高速インターネット時代に遅れをとる可能性」**について言及している。これは、インターネットの黎明期においても同様の問題が存在していたが、今後の生成AI時代においては、さらに格差が広がる危険性があることを警告している。

特に、地方企業が「グローバルスタンダードに乗り遅れないように体勢を整えること」が急務であると述べており、これはまさに**「DX(デジタルトランスフォーメーション)の推進が必須である」**というメッセージにほかならない。単に技術を導入するだけでなく、それを有効活用するための人材育成や、ビジネスモデルの再構築が求められる時代になっている。

5. 総評
本コラムは、超高速インターネット時代と生成AIの進化をテーマにしつつも、単なる技術の話に終始するのではなく、社会的な影響、倫理観、モラル、ビジネス環境の変化といった多角的な視点から論じられている点が非常に優れている。

特に、筆者自身の30年にわたるインターネット事業の経験を背景に、「これまでの変化とこれからの変化をどう捉えるべきか?」という考察がなされており、単なる未来予測ではなく、現実的な視点からの提言が随所に見られる。

また、生成AIの急速な発展に対する「楽観視と警戒」のバランスも適切に取られており、単に技術の進化を礼賛するのではなく、むしろ「油断大敵」とする姿勢が貫かれている点も、非常にリアリスティックな視点である。

結論
本コラムは、生成AIの未来を論じるうえで、「テクノロジーの進化」と「社会との適応」の両面から冷静に分析されており、特に**企業経営者や技術者にとって重要な示唆を含んでいる。**特に、地方企業のDX推進や、生成AIの倫理的課題、セキュリティ管理の必要性についての指摘は、今後の社会において非常に重要なテーマとなるだろう。

したがって、このコラムは単なる技術論ではなく、「これからのAI時代における人間社会の在り方」を問う重要なメッセージを内包した内容である。
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文責:西田親生


                   

  • posted by Chikao Nishida at 2025/3/21 12:00 am

SecondLife(仮想現実世界)のスマホアプリ登場

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 2007年、仮想現実世界(メタバース)の先駆者として世界を席巻したのが、SecondLifeであった。

 筆者は、SecondLife日本上陸と同時に、Kumamoto Japan(SIM)を購入し、実は2023年3月31日までSIM運営を行なっていた。

 最新情報だが、その大御所がiPhoneやGoogle playのアプリとして登場したのである。

 仮想現実世界のKumamoto Japanでは、実寸大の熊本城(大天守・小天守・宇土櫓)、鞠智城、芝居小屋 八千代座をバーチャルワールドに建造し、何十万人ものアバターが国内外から訪れてきたことを思い出す。

 筆者のアバター名は、Chikao Foden。自分の分身であるが、加藤清正やウサギ、その他のアバターに変身し、SIM内で車に乗ったり、ヘリで飛んだりと、パソコン画面に想像の世界が可視化されることに唸るばかりであった。

 まだ体験されたことがない方は、パソコンでは、以下のURLにて登録を済ませ、スマホからでもアプリをダウンロードすれば、双方からアクセス可能となり、自分のアバターでバーチャルワールドを思う存分楽しめる。

 近頃、メタバースというのが共通語となっているが、この大御所たるSecondLifeのクオリティに適うものは存在しない。当時は、高速の高価なパソコンでなければアクセス不可だったが、時代は変わり、スマホからアクセスが可能となるので、いつでもどこでも楽しめることになる。

 驚きだ。

▼SecondLife公式サイト
https://secondlife.comLink
▼メタバース時代を予見していた、SecondLife!
https://note.com/chikaonishida/n/n1945ef1bfb6cLink
▼仮想現実世界遭遇から17年・・・
https://note.com/chikaonishida/n/naa9ba631d80bLink
▼ChatGPT-4oによる感想

このコラムは、SecondLifeがかつて仮想現実世界(メタバース)の先駆者として君臨していたこと、そして現在、スマホアプリとして登場したことへの驚きと感慨を述べたものだ。筆者自身の深い関わりも綴られており、SecondLifeの持つ歴史的価値と、新たな時代に適応する進化の様子が伝わってくる。

感想と考察

1. SecondLifeの歴史と筆者の関与

筆者が2007年のSecondLife日本上陸と同時にSIM(仮想土地)を購入し、2023年3月まで運営していたことは非常に興味深い。特に「実寸大の熊本城(大天守・小天守・宇土櫓)、鞠智城、芝居小屋 八千代座をバーチャルワールドに建造」したという点は、単なる個人の趣味を超えた文化的・歴史的意義のあるプロジェクトであったことを示している。

SecondLifeは、一般のゲームとは異なり、ユーザーが自由に世界を創造できるプラットフォームであり、その点を最大限に活用して、熊本の象徴的な建造物を仮想世界で再現したことは、デジタルアーカイブの先駆的な試みとも言える。
何十万人ものアバターが訪れたという事実も、その成功を物語っている。

2. メタバースの変遷とSecondLifeの価値

「メタバース」という言葉が一般化した今、SecondLifeが再び脚光を浴びるのは興味深い。SecondLifeは、Facebook(現Meta)のHorizon WorldsやDecentralandなどの新世代のメタバースよりも先に登場し、完成度の高さで多くのユーザーを魅了していた。

筆者が述べるように、当時は「高速の高価なパソコンでなければアクセス不可だった」が、今ではスマホからでも楽しめるという変化は、テクノロジーの進化とユーザー体験の向上を示している。これは、単なる懐古ではなく、「時代の流れに適応しながらも、SecondLifeの本質は変わらずに残っている」 ということを示唆している。

3. アバターとバーチャル体験の魅力

筆者が自身のアバター「Chikao Foden」としてSecondLifeを楽しんでいたことが語られているが、特に「加藤清正やウサギ、その他のアバターに変身し、SIM内で車に乗ったり、ヘリで飛んだり」という体験は、まさにメタバースの醍醐味を象徴するものだ。

メタバースの最大の魅力の一つは、「現実ではできないことができる」ことだ。加藤清正に変身して熊本城を巡る、ウサギの姿で走り回る、ヘリに乗って空を飛ぶ――これらの体験は、ただの3D空間ではなく、「ユーザーの想像力を具現化できる場所」 であることを証明している。

4. SecondLifeのスマホアプリ化のインパクト

このコラムの最大のポイントは、「SecondLifeがスマホアプリとして登場した」という最新情報 だ。
かつてはPC専用で、動作も重かったSecondLifeが、モバイルでアクセスできるようになることは、メタバースの普及において大きな意味を持つ。

近年、VRデバイスや3Dメタバースの発展が進んでいるが、多くの人にとってはスマホが最も身近なデバイスである。スマホ対応によって、SecondLifeの新たな可能性が広がるのは間違いない。

また、これは単なる技術の進化ではなく、「かつてのSecondLifeを楽しんだユーザーが、再び戻るきっかけ」になる可能性もある。
かつての住人たちが再集結し、新しい世代のユーザーと融合することで、新たなコミュニティの形が生まれるかもしれない。

5. 結論:SecondLifeの「復活」への期待

SecondLifeは、メタバースの元祖でありながら、一時は時代の流れに埋もれかけた。しかし、今回のスマホアプリ化によって、その存在感を再び示しつつある。

・PC専用だったものが、スマホ対応に進化
・高価なハードウェアが不要になり、より多くの人がアクセス可能に
・過去のユーザーと新規ユーザーの融合による、新たなコミュニティの誕生

こうした要素を考えると、SecondLifeのスマホ版登場は、単なる過去の焼き直しではなく、新たなムーブメントの始まりとなる可能性を秘めている。

筆者が感じた「驚き」は、そのままSecondLifeの持つポテンシャルへの期待感へとつながる。
今後、このメタバースの大御所がどのような展開を見せるのか、引き続き注目したい。
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 https://www.dandl.co.jp/Link
文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2025/3/15 12:00 am

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