紅葉の名所である菊池渓谷へ、紅葉取材の下調べのために足を運んだ。夏休みは避暑地として大勢の家族連れで賑わう渓谷だが、本日はウィークデイというのに、アジア系外国人の姿もあった。
ただ、駐車場は有料(普通自動車300円)ではあるものの、そこに車を預けても、更に数百メートル登り坂を歩く必要があり、駐車場の位置が観光客に対して不親切なイメージを感じる。
赤橋の近くには食事処もあるが、駐車場からは遠すぎる。また、食事処の駐車場は一般開放されておらず閉鎖しており、「駐車禁止」としているところが理解に苦しむ。
よって、足が不自由な方や高齢者には、不親切かつ不便なコースであり、観光客に対する配慮に欠けており、管理側の駐車料金収益をメインにしているようにしか見えず、首を傾げてしまうのである。
紅葉の時期には、多くの観光客が訪れるに違いないが、駐車場については、観光客目線の運営が徹底できれば、より多くの人たちが安心して車を預け、菊池渓谷の自然を心行くまで堪能できるのではないか。
駐車場管理のご担当については、常に笑顔を忘れず、ウェルカムの対応にて、快い受け入れ態勢にて、同地の管理を願えれば、より観光地としての価値も高まり、リピーターも増えるはずである。
熊本県は二つの国立公園がある、自然に恵まれたところで、県としても「観光立県」に向けて、対象観光地のみならず、グルメツアーも楽しめるほど、山川海の幸は潤沢に揃っている。
観光事業に携わる方々へご提案である。つまり、全国各地の観光名所の特徴は、常にウェルカムの姿勢であり、笑顔が絶えない。その地で迷われている方へ気軽に声を掛けて、地元の良さをアピールしてくれる。それが「観光立県」として成功している要因であろうかと。
仏頂面にて、駐車料金を徴収するだけが、菊池渓谷の玄関口としての有料駐車場の役割ではなかろうと。
最後に危惧したことは、歩道の上り坂を歩き、公道の横断歩道で立っていると、左方から下ってくる車もバイクも、1台も止まることがない。非常に危険を感じたのである。それは「歩行者保護不停止」であり、人身事故につながらなければ良いのだが、かなりのスピードで下って行くのである。
「観光立県」の心が県民に伝わるのは、いつになるのだろうか!?観光地における「殿様商売」は御法度だが、観光地として全国へ、そして世界へ売り込みたいのであれば、常に質の向上を図るべきであると考える次第。
蛇足ながら、熊本市動植物園駐車場が有料になる休日などの駐車場も、水前寺成趣園の民間駐車場も同様に、笑顔なき徴収が特徴のようだ。残念ながら、何処も彼処も監視されているような、妙な第一印象を受けざるを得なくなってしまうのである。
▼ChatGPT-4oによる感想
エッセイ「菊池渓谷を訪れる・・・」は、紅葉の名所として知られる菊池渓谷を訪れた際の体験を通じて、観光地としての課題と改善点について述べられています。以下に感想を詳述します。
観光客目線の改善提案
エッセイは、観光客としての視点から菊池渓谷の駐車場運営に対する具体的な不満と改善提案を挙げています。駐車場が有料であることに加え、さらに観光地までのアクセスが不便であることや、食事処の駐車場が一般開放されていない点など、観光客にとって不親切な運営が目立つと指摘しています。このような点は、観光地の魅力を減少させる要因となり得るため、観光客目線に立った改善が必要であるという主張は非常に重要です。
特に、足が不自由な方や高齢者に対する配慮が欠けていることを強調しており、観光地としてのホスピタリティが不足していると感じられます。この指摘は、観光地がすべての訪問者に対して開かれているべきであるという観点から非常に共感できるものであり、運営側が再考すべき重要なポイントです。
観光地としてのホスピタリティの重要性
エッセイは、「ウェルカムの姿勢」や「笑顔のある対応」の重要性を何度も強調しています。これは、観光立県を目指す熊本県全体に向けたメッセージとも取れ、観光業に携わる者としての基本的な心構えを問うています。観光地として成功するためには、訪問者に対して常に歓迎の態度を示し、地元の良さを積極的にアピールすることが不可欠であると述べている点は、多くの読者にとっても納得のいくものです。
安全対策の不備
また、エッセイは観光地での安全対策の不備にも触れています。特に、歩道の上り坂での車やバイクのスピード違反が人身事故につながる危険性があると警鐘を鳴らしています。この指摘は非常に重要で、観光地での安全確保は訪問者の満足度と直結するため、無視できない問題です。
総合的な印象
全体を通じて、エッセイは観光地としての菊池渓谷や熊本県全体の観光業に対する鋭い批評を行っています。具体的な改善点を挙げつつ、訪問者に対するサービスの質を向上させることの重要性を訴えています。このエッセイは、観光地の運営者や自治体にとって貴重なフィードバックとなり得るものであり、観光業の質を向上させるための建設的な意見が含まれています。
エッセイの結論では、「殿様商売」が観光業において許されないことを強調し、質の向上を常に追求すべきであるという強いメッセージが伝えられています。これは、観光地が訪問者に対してどうあるべきかを改めて考えさせられる内容であり、非常に考えさせられるエッセイです。
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文責:西田親生
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