梅雨明けを待ち遠しくイライラしながら、午前11時半過ぎには熊本ホテルキャッスルの玄関に到着した。・・・正午から毎月第1、第3水曜日に開催する「D&Lクロスメディア研究会」の予定日であるが、筆者にとっては、マスコミ関係者との情報交換もさることながら、楽しい会食の時間でもある。(写真上は同ホテルロビー)
ホテルの中に居ると、照明も、室温、湿度ともすこぶる快適空間。しかし、ちょっいと外に出ると、息苦しいほどむっとする湿気と暑さのギャップと闘わざるを得ない。「嫌な天気だ!」と、つい、呟いてしまった。
研究会を含めてホテル内で半日を過ごした後、そろそろ自宅へ帰ろうと片付けをしていた矢先。・・・レストランの窓の外は、突然雷光が眩しいストロボライトのように点滅し、間髪を入れず、プールの水をひっくり返したような土砂降りとなり、雨水の壁を作っていた。
傘をさしている人達はきゃーきゃー叫びながら、蜘蛛の子を散らすように去って行く。如何せん、傘は全くその役目を果たさず、一瞬間にしてずぶ濡れとなり、ビルの中やアーケード方面へ駆け込んでいった。
筆者が幼い頃の昔の夕立とは全く異なる、熱帯や亜熱帯地域で遭遇するようなスコール。更に、低く垂れた雨雲の割れ目を引き裂くような雷光、・・・更に、バレーボールの時間差攻撃のように、やや遅れて雷鳴が足下に伝ってくる。
1秒間に約30万キロ(地球の周囲7周半)を走る光と、1秒間に約340メートルを走る音の時間差だが・・・筆者は雷が酷いときは、雷光を受けてすぐに秒数を数え始め、自分の頭上からだいたいどれだけ離れているかを必ず確認する。・・・5秒以上の時間差があればホッとするし、時間差がなければ家の外へは絶対に出ない。・・・以前、ゴルフ場で激しい雷に遭遇してから、いつの間に時間差の秒数をカウントする癖がついたようだ。
雨も小降りになった頃、同ホテル正面玄関に駐車していた愛車に乗って、帰途についたのだった。・・・普段であれば15分ほどで到着するはずが、昨日は大渋滞の時間帯に突入し、35分ほどでやっとのこと自宅に到着した。・・・帰る途中に、自損事故や追突事故などを見掛けたが、「過信」と「横暴」な運転の結末であろうと思った次第。・・・特に、このような悪天候の時は、安全運転に集中すべきだと自分に言い聞かせたのだった。
▼大粒の雨が落ち出した同ホテルのサイド駐車場
▼一瞬、雷光でビル群が真っ白になった同ホテルのサイド駐車場
【ロゼッタストーン異業種交流ポータルサイト】 http://www.dandl.co.jp/
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