先日、各地から沢山の贈り物がオフィスに届いた。ご飯のおかずからお菓子まで、筆舌に尽くし難いほどに、嬉しかった。毎日、段ボールの中を覗き込むたびに、「どれにしようか!?」と悩むほど、色んなお宝物が詰まっている。
そこで、日頃のお礼として、全国数カ所(関東2箇所、東海1箇所、九州1箇所)に些少ながらであるが、熊本名物を贈ることにした。粗品にも関わらず、早速、間、髪を容れずメッセージが飛び込んでくる。とても喜んでいただいたようで、胸を撫で下ろした。
ところが、或る方からは、土産は到着したものの、仕事が忙しいという理由で、その同僚へ手渡してもらう約束を確認できぬまま、数日経ってしまった。大した土産じゃないので、その程度なのかと思ってしまう自分がいた。又、日頃からのお付き合いの距離感の問題であろうかと。
今まで頂き物を受け取り、自分自身がどのようなリアクションをしたのかを思い起こせば、土産が届いた瞬間に、先ずはお礼のメールを送り、時には、送り主の時間帯を考え、電話をして感謝の意を伝えていた。それが、当たり前であると思っていた。
土産を贈り、送り先の人の満面の笑みが伝わると、また土産を贈り喜んでもらおうという気持ちになるというものだ。単純と言われればそれまでだが、筆者なりの受け止め方である。
ところが、仕事が忙しいという理由でリアクションもなく、時間ばかりが経ってしまうと、「なるほど、その送り先の人のプライオリティはこの程度なのか!?」と受け止めざるを得なくなってしまう。
人は十人十色。今回、日頃からお世話になっている方々へ、大したものではないが、熊本名物をお贈りして初めて、頂き物の有り難さが理解できたように思える。電話でもメールでも同様に、間、髪を容れずアクションを起こす大切さも、再認識した次第。
人は、無意識な中、ちょっとした言動により心底が見え隠れするところが恐ろしい。
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