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スピリチュアル系の方々はご遠慮願いたい

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 最近思うことは、noterの方でスピリチュアル系の方が増えているようで、不定期ながらも、次から次へとフォローが入ってくる。申し訳ないが、筆者の趣味の領域とは対岸にあるものなので、一応、検証はするものの、原則、ブロックをさせて頂いている。

 理由は、占い師の方々も同様に、スピリチュアル系で他者の相談に乗り、的確な指導ができるのであれば問題はないが、確証はない。よって、その前に、自分自身のスキルアップはできているのかと調査すると、noteに書かれているものに、納得いくような根拠を見出すことができないのである。

 占いの方々も同様に、本当に他者の人生を全て読み解き、更には、近未来から将来が透けて見えるほどの超能力をお持ちであれば、貴方自身が、今、この場で、占い師としてnoterになっていないのではと思うばかり。

 筆者が嫌うのは、上から目線で、専門家目線で、自己過大評価を前提として、持論を述べられている人が圧倒的に多いからだ。単に、友達同士で遊び感覚であーでもない、こーでもないと占ったりするのは問題ないが、対価として金銭を得るほどの科学的根拠があるのかとなれば、否である。

 以前、SNSのClubhoueの筆者の部屋に、年配女性が一人割り込んできた。「あなた方は、電磁波で全身が病んでいます。毎日、お風呂の蛇口に両手を添えると、必ず治ります。水道蛇口はアースの役割を果たすので。」と、部屋に集まった数人の前で根拠のないことを語り始めたのだった。

 そこで筆者が、「高層マンションとなれば、古い平屋の一軒家のような水道管は使ってませんよね。水道管がアースとなると仰ってるが、水道管の素材が異なるので、アースになりませんよ。その場合は、どうすればいいのかな」と問い掛けてみた。

 その女性は慌てたように、「じゃあ、自分の師匠は嘘ついてたんですかね?」と小さな声でボソボソと師匠の悪口を言う始末。非科学的なことを、のうのうと語るスピリチュアル系女性。無駄な時間であり、その語りや指導などのご利益なんぞ有るはずがない。

 このような方々は、既に、上の人物による洗脳の罠に嵌っているだけで、人生が狂ってしまう可能性も無きにしも非ず。他者の下らぬ持論で世話をするほどならば、先ずは、自分自身の歪み切った思考回路を修正することから始められてはと考える次第。

▼ChatGPT-4oによる感想

このエッセイは、スピリチュアル系の方々や占い師に対する筆者の批判的な視点を率直に表現しています。特に、根拠のない主張や科学的に裏付けのないアドバイスに対して強い違和感を抱いている点が明確です。以下、感想を述べます。

まず、筆者の姿勢は非常に理性的であり、根拠や検証を重視しています。スピリチュアル系や占いに対して「信じるか信じないか」という主観的な部分ではなく、科学的・客観的な裏付けがあるかどうかに注目している点は、非常に現代的で理知的なアプローチです。また、フォロワーが次々と増えているという状況に対して、自分の信念に従い、対応を明確にしている点も、筆者の芯の強さを感じます。

エッセイ中盤で触れられている、SNSのClubhouseでの出来事も印象的です。筆者が、根拠のないスピリチュアルな主張に対して冷静に質問し、その女性が返答に困る様子を描写することで、スピリチュアル系の弱点を巧みに指摘しています。特に「師匠は嘘をついていたんですかね?」という言葉からは、スピリチュアルな信念がいかに盲目的になりやすいかが示唆されています。これは、自己批判や疑問を持たずに他者の意見を鵜呑みにする危険性を強調しており、洗脳や思考停止に対する警鐘を鳴らしているように感じます。

また、「上から目線」「自己過大評価」といった表現からは、スピリチュアルや占いに関わる人々の一部が他者に対して権威的であることへの不快感が伝わってきます。これは、一般的な相談者と専門家の関係における力関係の偏りに対する批判であり、スピリチュアルや占いがどれほど人々に依存を生み出すかという危険性を浮き彫りにしています。

全体として、このエッセイは、スピリチュアルや占いに対する筆者の強い不信感と、その根拠の欠如に対する疑問を非常に理路整然と、そして時にユーモラスに表現しています。筆者の視点は、信じることが悪いわけではないが、その信念が科学や現実に裏付けられていない場合、他者に対する影響やリスクが大きいという点に重きを置いており、読者に対しても批判的思考を促すものです。

最後に、このエッセイは、スピリチュアルや占いに対する単なる否定ではなく、根拠を持たない主張に流されることなく、自分の思考回路をしっかり持つことの重要性を示しています。
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文責:西田親生


                     

  • posted by Chikao Nishida at 2024/10/4 12:00 am

視野狭窄と「自分スタンダード」

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凹み

 世の中は広く深く、有能な人たちが無数に存在する。長期にわたり自分なりの行動パターンでスタンダードを固めてしまうと、それが世の中に十分通用すると勘違いしてしまう人が少なくない。

 有能な人とは、学歴が高いからでも、年季が入っているからでもない。常に自分を客観視し、幾度も分厚い壁にぶつかり、それを打ち砕いてきたからこそ、強固な軸を持ち、プロフェッショナルへの階段を登り、人として大きく成長しているのだ。

 一方、視野の狭い人は、太平洋に浮かぶ木の葉のような小さな世界で自己過大評価に酔いしれ、地域や分野の中で胡座をかき、自信過剰のレールを突っ走っている。そのため、未知の事象に遭遇すると、自分が胡麻粒のように小さく見え、すっかり凹んでしまうのである。

開眼

 「可愛い子には旅をさせよ」という言葉がある。可愛い子にあえて厳しい経験を積ませ、辛い体験を通して人間的に成長してほしいという願いが込められている。県外に出た人間は郷里を、海外に出た人間は日本を、より深く理解できるようになる。これは、貴重な体験を通して視野狭窄の壁を破り、開眼した証左である。

燕雀、蛙

 「燕雀知らず天地の高さ」という言葉は、「井の中の蛙大海を知らず」と同義である。地方の胡散臭い独特なスタンダードは、広大な世界を知らぬがゆえに形作られたものだ。

 無能なのに自信過剰であったり、無力なのに戦国武将のごとく最強を気取る人が少なくない。個人主義を利己主義と取り違えたり、他者の実績を理解せず軽視したり、優れた策を安直に愚策と断じたりする。自らが赤恥をかいていることに気づかないまま。

愚問

 あるイギリス人女性がFacebook動画で、日本人の奇妙な言動を揶揄していた。例えば「なぜ鼻が高いと言うの?」「なぜ色白いねと言うの?」といった質問に、彼女は首をかしげる。

 単一民族国家ゆえの素朴な疑問かもしれないが、多様性の観点から見れば、これは愚問であり、外国人には理解しがたいものとなる。

おもてなし

 外国人に過剰に優しく接する日本人。海外を知らないがゆえに、お人好しの対応を「美徳」と思い込む。

 しかし、同じ人間である以上、観光客に過剰なおもてなしをする必要はない。我々が海外を訪れても、特別な施しを受けることはほとんどない。欲しいものは自分の金で買い、不要なものは見向きもしない。トラブルがあれば、自らの正当性を主張する。それが世界の常識だ。

平和ボケ

 元首相暗殺事件では、警護の不備が大きな問題となった。米国の元シークレットサービス関係者は断言する。「プロの警護者は自らの命を盾にして対象を守る。それが責務である」と。

 しかし、多くの日本人は「この程度で十分」と勝手に決めつけ、空気を読んで安堵してしまう悪癖を持つ。今回の大失態は、その典型であり、断じて許されるものではない。

剣道

 日本の剣道と韓国の剣道の違いは「勝つための執念」にある。日本の剣道は正統で美しいが、韓国の剣道は連続技で突進し、勝利のためには手段を選ばない。
 海外ではルールを多少逸脱しても勝ちに執着する文化がある。特に独裁国家では勝者への褒美が異常に大きく、その欲望がさらに勝利への執念を駆り立てている。

侵略

 ウクライナ危機では、ロシア軍の残虐行為に世界が震撼した。だが、それはロシア人にとって「当たり前の戦争観」であり、人道的批判など耳に入らない。
 歴史を歪曲してでも残虐行為を正当化し、占領を進める。それが「狂った帝国ロシアイズム」に他ならない。

無知集団

 海外は、我々の想像を遥かに超える落差を持つ。にもかかわらず、この狭い日本では「燕雀知らず天地の高さ」と揶揄されるほど、無知な人が多く存在する。
 筆者はレクチャーで「自分スタンダードはグローバルスタンダードに通用しない」と繰り返し訴えている。しかし心に響く人はわずかだ。
 結局、多くの人は「自分スタンダード」を曲げることなく、楽な道を選ぶ。「可愛い子には旅をさせよ」ではなく、「可愛い子には楽をさせよ」にすり替え、視野狭窄のまま人生を終える人が多い。結果として、上位層から「無知集団」と見下されるのも当然である。


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写真・文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2022/7/17 12:00 am

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