初めて画家のRYO.Uと逢ったのは、熊本ホテルキャッスルだった。清々しい青年であった。緻密な論理思考の持ち主で、何事も深掘りする人間だ。
全くプライベートで逢い、作品を拝見し、すこぶる好感を持ってしまった。食事が遅いことを筆者に断りを入れるところなど、配慮深い人物でもある。
今年になって二度ほどお会いしたが、非常に正義感が強いが、常に淡々と話す中にも、お人の好さが伝わってくる。
そんな優しい人が描く絵画は、以下の作品の通り、筆遣いも繊細にて、ワンちゃんの毛並み、ボリューム感、その場の空気感がジワリと伝わる。
筆者は写真撮影を嗜むけれども、何と言っても、外界が眼球に映り込む瞬間が一番だ。
入選を果たした作品『DAY DREAM』は、ワンちゃんの安堵感が全体に出ている。更に、金木犀の小さな花々と葉の香りを、ワンちゃんと見る側の人間が共有できるところが素敵なところ。
熊本二紀展 入選作『DAY DREAM』
RYO.U
F100号 油彩
RYO.U
F100号 油彩
2番目の作品のタイトルとサイズを聞き忘れたのが筆者らしいが、木製の長椅子に横たわるワンちゃんの警戒心の無さが実に面白い。爆睡しているようだが、半眼なところが、すこぶるリアルだ。
また、同画家と近い内に会うこともあろうかと。その時は、過去の作品でも沢山送って頂ければ有難い。
熊本二紀展の展覧会で展示
今年初旬に描かれたもの
RYO.U
----------今年初旬に描かれたもの
RYO.U
◎西田親生@ICTdocotor「Note」プロフィール
https://note.com/chikaonishida/n/n6513d8114749
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
https://www.dandl.co.jp/
文責:西田親生
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