▼記事と写真は関係ありません
※写真は今週のパスタランチ(熊本ホテルキャッスル)
昨日、企業経営者と医者のお二人に電話連絡を入れた。二人とも清々しく、頼もしい。問い掛けに、直球が返ってくる。それも、駆け引きなしに、ダイレクトに心に響く言葉が次から次へと返ってくる。よって、電話を切った後の稀なる心地良さに包まれ、その余韻に浸っていたのだった。
それとは正反対に、いつもグズグズばかりで明確な言葉が返らず、言い訳じみた塗り絵を繰り返す人も多い。グズグズ言うくらいなら、さっさと前に一歩踏み出せば良いものを、何度も振り出しへ戻りたがる。当然の如く、何事も前に転がるはずもなく、その度胸のなさに唖然としてしまう。
性格的なものが要因であるが、ネガティブな人生を好んでおり、ネガティブな流れである事に満足するので、ポジティブなる面白さや楽しさが分からないようだ。時には石橋を叩いて渡ることも必要だが、常に石橋を叩き割って向こう岸に辿り着けない人がいる。実に勿体ない人生ではなかろうか!?
冒頭の経営者や医者は、長年にわたり一大事業を成し遂げた強者である。そこには筆舌に尽くし難いほどの心労があろうが、決して心が折れることもなく、社会貢献のために、天職として日々爆走している。二人とも言葉のトーンが明るいのが共通点であり、声を聴くだけで元気が出る。
グダグダ言う癖のある人は、結構、心に裏表があり、水面下で天秤に掛けては姑息なことを考えている場合もある。無駄な思考回路のサブルーチンが存在し、そこには、失敗を恐れ死に体となるプログラムが常駐している。だから、何事も核心に触れることなく、暈しに染まった人生になっている。
人に好かれようと一所懸命に下手な演技を披露する人もいる。所謂、「ええ格好し〜」のお祭り野郎だが、これもまた、日頃からの言動が怪しく、趣味趣向を拝見すると、どのような人物なのか実像が透けくる。更に、「ノミ・ウツ・カウ」の悪癖ありで、周囲に迷惑を掛けっぱなしとなれば洒落にもならぬ。
会社組織において、そこの役員なり中間管理職なりを見ていると、その組織のカラーが滲み出ている。本人たちは気づかぬようだが、日頃からの悪業三昧の、ベタベタと濁った樹液が表面に付着している。「良いとこ取り」の人物が多いこと、多いこと。「人の失敗はそいつが悪い、人の成功は私のお陰!」と言い放つ愚か者ばかり。
何はともあれ、全てに前向きに転がるのが賢明な人生の歩み方である。転がらずして、目的地に到達することはできないばかりか、大切な人生で地団駄ばかりを趣味としていると、愉快な思い出なんぞ皆無となる。折角頂いた人生は、前進、前進、また前進しかない。
「失敗んなんぞ糞食らえ!」と大声で吠えてみるがいい!!!きっと、今までのネガティブさが、バカらしくてバカらしくてたまらなくなるはずだ。「失敗は最高のオポチュニティ」であることをインプットして頂ければと。
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