遭難寸前!?と言いたくなるほど、スリリングなツーリングだった。
そのスリリングなツーリングとは、熊本県山鹿市菊鹿町の隈部氏館跡から始まった。カーナビを完璧に信用しての、初のスネイキーな山道を突っ切るコースを採るつもりであった。しかし、その途中で遭遇したミニキャンピングカーの老夫婦の一言・・・「この道をずっと行くと、竜門ダムに行き着きますよ。私は竜門ダムから上がってきたので!」で、コース採りが完璧迷走となってしまった。
そのコースは次の通り。熊本市→山鹿市内でランチ→山鹿市菊鹿町の隈部氏館跡→(狭い山道に入り込む)→八方ケ岳山頂付近→(あちこちに通行止め有り)→竜門ダムの班蛇口湖→菊池市→熊本市。
この山間部特有のスネイキーな山道に入り込んだのが、魅惑的なトラップとなった訳だ。熊本地震の影響で、山道には小さな石ころから大きな岩までゴロゴロと落ちており、道の両脇には雑草や木々が生い茂り、スムーズであるべき前進を阻まれてしまったのである。何度も「通行止め」のサインで立ち往生。ずっと手前で立っているのならば有難いが、不親切にもドンツキのところに立っている。
動画(YouYube)の最後のところは、行き着いた八方ケ岳(標高1009m)山頂付近。時刻が既に午後4時を過ぎていたので、じわじわと焦りが出てきたのは否めない。カーナビの大嘘つきに閉口しながらも、結局は、スマホのナビを使って、無事帰還することができたのである。何のためのカーナビで、最新情報(有償)をアップデートしたのか意味がない。・・・本日の走行距離は100キロ程度だが、その倍ほど無駄に運転していたような気がした。
正直なところ、遭難しなくて良かったと思った。これが、夜間における運転であれば、九分九厘事故に繋がっているのではないかと、胸を撫で下ろした次第。スネーキーロードも楽しいが、道路の状態や木々の茂り具合、岩盤などの安全確認をした上で、ツーリングをするか否かを決めた方が良さそうだ。・・・しかし、楽しかった!
▼前半は途中の山道を行く動画で、後半は八方ケ岳山頂のどん詰まりまでの動画。
▼目出度く竜門ダムに下りて撮影した写真
▼取材ランチ:さかえラーメン(温泉プラザ山鹿1階/玄関は同プラザビルの外側にあります)
※典型的な「山鹿ラーメン」で、とても人気のお店です!
※ラーメン 650円、餃子 500円、ホルモン煮込み 500円(2017年6月19日現在)
◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
http://www.dandl.co.jp/
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