処女作と第二作の二点が、水前寺東濱屋へお嫁入り!

竹と生(西田親生書)



飾り付け風景



 本日、午後3時、水前寺東濱屋に、筆者の処女作「生」と第二作「竹」の二点がお嫁入りした。

 丁度、ランチ後の時間帯でお客さんがはけた頃だったので、同店店主や女将、そして長女三人が、メインウォールや対面のウォールの場所と位置決めを行って、店の中はてんやわんや。・・・まかない食の時間となり、大変迷惑を掛けてしまったが、無事定位置が決まったようだ。

 今回、筆者が一番気になっていたのは、熊本を代表するというか、熊本では最高峰の洋画家である故 野田健郎画伯の左隣に一点が掛けられるというプレッシャーであった。

 その作品は、同画伯が水前寺東濱屋で食した料理が余りにも旨かったので、その御礼にと持参していた絵筆をとって描いた水彩画である。元々、油絵を専門としていた同画伯(日展審査員)だが、その絵筆のタッチは、見れば見るほど鳥肌が立つくらいに、繊細で楽しい宴の模様が伝わってくる秀作だ。

 その作品の横に掛けられるのだから、そう簡単に「そうですか。宜しく。」なんぞ言ってられない。よって、処女作である「生」は相当書き込んだ中で1点を選び、その他は捨ててしまった。勿論、第二作目についても同じく、1点を選び、他の類似作品は皆没にした。

 生まれて初めての、書の作品として、今日は思い出深い日となった。ちなみに、筆者が二歳の頃から世話になった、二つ年上の幼馴染みの誕生日でもあり、また、その幼馴染みが、何と同店の女将の従兄である事も、偶然ではあるが、何か強い縁を感じた次第。

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posted by 親生 at 2012/12/29 09:01 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

来春の初個展コンセプトを練る。

竹シリーズ



 実は、まだ遠い話だが、来春4月中旬頃に初の個展を計画している。ちなみに、個展会場は、熊本市内中心部にある熊本ホテルキャッスルを予定している(まだ決定ではないがほぼ決定の段階であると受け止めている)。

 ※個展は、仮想現実世界セカンドライフの「KUMAMOTO JAPAN」でも、同時開催の予定である。

 個展コンセプトは、デジタルとアナログの融合。・・・私が二十数年培ってきたマルチメディアやクロスメディアのデジタル世界と、書というアナログ世界を如何に融合させ、その特異点の中で今までにない斬新な作品を創り上げて行くかにある。

 現在、竹を素材としたエッチングのような書を、何とかアーティスティックに毛筆で表現したいという欲望に駆られているのが現状だ。・・・制作に追われている毎日だが、この手法はネットで調べる限り、皆無に等しい。

 よって、春の個展には・・・デジタルカメラで捉えた瞬間のデジタル映像と書とを融合させて、今まで無かった世界、3500年前から踏襲されてきた書の世界とは全く異なる世界を表現できればと考える次第。

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posted by 親生 at 2012/12/28 02:27 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

「旬」・・・面白い生い立ち

旬



 「旬」という文字は元々十日という意味らしい。十日と続けて書いて「旬」という文字になったのである。

 上作品の「旬」は古代文字と言っても良いのだが、日の部分がグルグルと巻いているのは、龍の尻尾であると物の本で読んだことがある。・・・何と不思議な文字だろうと思いつつ、漢字の生い立ちやその構成を知ってしまうと、いい加減な書き方は出来なくなってくる。

 「旬」・・・現在、マイブーム的な文字として、より進化させたものを書いてみようかと目論んでいる次第。

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posted by 親生 at 2012/12/28 04:26 am   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

「老」・・・美しく老いたい!




 どんなに小さな赤ちゃんも・・・生まれて直ぐに老いへ向かって歩んで行く。どんなに元気で若い人も、気づかぬ内に・・・いつの間にか思った以上に加速度を上げて老いて行く。

 美しく老いるか、汚く老いるかは、その人次第。老いは、その人の人生の刻印のようなもの。歪んだ心は、汚く老いてしまう方向へ遠慮無く引っ張り込んで行く。澄んだ心は、可愛く美しく老いる方向へ優しく誘(いざな)ってくれる。

 老いは、必ずあなたにも筆者にも訪れる。・・・同じ老いなら、美しく老いた方が良い。

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posted by 親生 at 2012/12/27 11:05 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]

「竹」・・・竹で描く竹

竹



 今回の作品は「竹」。竹を用いて竹という文字を表現してみた。

 実にシンプルな形状だが、竹という文字は6角である。それも、2角目と5角目は横向きなのだ。・・・さて、竹の節の連続で、自然な竹のイメージが出せるか否かが、今回の大きな壁となった。

 2、3番目の節と5、6番目の節を微妙にずらさねば、本来の竹の文字のイメージは出てこない。この作品も十数枚の半紙を無駄にしたものの、イメージ的には和洋折衷のアートな作品になったのではないかと自負する次第。

 実はこの作品は先の作品「生」と同じく、現在、お嫁入りの準備をしている段階。注文された老舗店主やその女将の目の付け所は、「生」と「竹」のアイキャッチと独特な雰囲気がお気に召したとの事。

 作品が多くの方々に賞賛されるのは、若輩者の作家として何より嬉しくもあり、励みになる。しかし、嫁入りとなると、何となく手元から離れて行く瞬間、すこぶる寂しさを覚える次第。・・・これからも、日々精進して、多くの方々の心を和ませるような制作に傾注したいと考える次第。

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posted by 親生 at 2012/12/27 01:46 pm   commentComment [0]  pingTrackBack [0]