
今回の作品は「竹」。竹を用いて竹という文字を表現してみた。
実にシンプルな形状だが、竹という文字は6角である。それも、2角目と5角目は横向きなのだ。・・・さて、竹の節の連続で、自然な竹のイメージが出せるか否かが、今回の大きな壁となった。
2、3番目の節と5、6番目の節を微妙にずらさねば、本来の竹の文字のイメージは出てこない。この作品も十数枚の半紙を無駄にしたものの、イメージ的には和洋折衷のアートな作品になったのではないかと自負する次第。
実はこの作品は先の作品「生」と同じく、現在、お嫁入りの準備をしている段階。注文された老舗店主やその女将の目の付け所は、「生」と「竹」のアイキャッチと独特な雰囲気がお気に召したとの事。
作品が多くの方々に賞賛されるのは、若輩者の作家として何より嬉しくもあり、励みになる。しかし、嫁入りとなると、何となく手元から離れて行く瞬間、すこぶる寂しさを覚える次第。・・・これからも、日々精進して、多くの方々の心を和ませるような制作に傾注したいと考える次第。
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