リーズナブルという言葉が失礼なほどの和食処「鈴菜(りんさい)」。大阪出身の店主・石田充孝さんがとことん和を追究して振る舞う料理は、身体の芯まで洗い流してくれる。
熊本市中心部から20分、龍田方面の道沿いにある店だが、日々常連客で賑わいをみせている。時には同店の噂を聞いて、遠方より足を運んで来る人も多いようだ。
一つ一つの食材に拘りを持ち、その地域に根ざす為に色んな工夫が見られる。地産地消を徹底しており、地場の旬の食材をふんだんに使った料理は逸品揃い。・・・次回は、満面の笑みがこぼれる瞬間のお客の表情を撮影してみたいものだ。^^
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筆者はグルメで立ち寄る店々から宣伝費を頂いている訳でもなく、ただお客としてこっそり足を運び、お客としてお代を支払い、更に取材許可を頂き撮影して記事としている。それが筆者独特の取材方法である。
有名人が多く立ち寄るからとか、プロスポーツ選手が良く来るからとか、グルメ雑誌に美味しそうに写真が掲載されていたとか・・・そういった情報が舞い込んだとしても、即取材対象とは考えないことにしている。
何故普通のお客として足を運び、その場でオーダーしたものを食し、取材するのか?・・・それは、取材準備万端の料理と同じ物を通常のお客にサーブされるという保証がないからだ。
普通に足を運び、テーブルや食器はもちろんの事、床やトイレ、厨房等の掃除が行き届き、異臭のない食事処は九分九厘間違いない。そして食事を運んでくれる人やオーナーの笑顔が絶えないところは、楽しく食事も喉を通るということである。
前置きが長くなったが、この和食処「鈴菜(りんさい)」は、凄くヤンバル(沖縄弁で田舎の意味)なところにあるが、皆フレンドリーで、どんなに忙しそうでもゆったりとした会話の空間がある。難を言えば、少々重い体重の筆者には、板間の座布団が尾てい骨に響いてしまった。^^
【鈴菜(りんさい)】
〒861-8005 熊本市龍田陳内3-2-37 105号
TEL 096-338-0566 |
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鈴菜(りんさい)、和の慶び。(1)・(2)/ 2009年 取材 |
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