■旧細川刑部邸と熊本博物館
細川刑部邸は、現在熊本城三の丸内に移築復元されているが、当時肥後に入った第3代細川忠利公の弟・刑部少輔興孝が1646年に2万5千石を与えられて興したもの。鉄砲蔵を付設した長屋門に入ると、唐破風屋根の玄関から母屋で、客間、書院となっており、奥には「春松閣」と呼ばれる2階建ての銀の間がある。別棟は台所、茶室「観川亭」や書斎などがある大名一門の屋敷。一見の価値ある建物だ。
同刑部邸の長塀と道を挟んで、近代的な建物の熊本博物館がある。子供達の勉強の場として良く利用されているようだ。中には化石、ジオラマなどの古代の歴史を知る事ができる多くの資料展示物、そして天体が学べる大きな望遠鏡とプラネタリウム設備も整っている。
旧細川刑部邸の施設案内
●利用時間
午前8時30分〜午後5時30分(4月〜10月)、午前8時30分〜午後4時30分(11月〜3月)
●休日 12月29日〜12月31日
●入場料金
高校生以上300円、小人100円/熊本城との共通券 高校生以上640円、小人240円
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