■熊本県立美術館と二の丸公園
熊本県立美術館は、熊本城の二の丸公園の西側に隣接し、古代装飾古墳のレプリカ(常時観覧可)や現代美術などを展示している。同館は、昭和51年3月に開館した総合美術館。催し物としては、企画展、共催展、貸会場展など多彩な展覧会などを定期的に開催している。また、平成4年10月には、元県立図書館を分館としてリニューアルオープンした。
同美術館の玄関前は二の丸公園。熊本城の天守を背景に、多くの家族連れ、観光客が足を運び憩いの場として利用されている。本日の取材では小学生たちが各々弁当を持ち寄り、大楠の木陰ではしゃぎ回っていた。公園外周はジョギング、マラソン練習、ペットの散歩の恰好の場所。ウィークデーなどでもビジネスマンがトレーナー姿に変身し、昼休み時間を利用してジョギングする姿を良く目にする。
同公園のほぼ中央にある大楠は公園の象徴的存在でもあり、公園側から望む熊本城の大天守、小天守、宇土櫓はなかなかの絶景。重厚な城郭が楠の枝葉から見隠れする。緑に包まれた同県立美術館にはお洒落な軽食レストランもあり、ゆっくりとした時間を楽しむ事ができる。
マイカー族や観光バス専用の大きな駐車スペースも完備され、現在は午後6時までは利用可能となっている
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