Panasonic　Blu-rayレコーダDMR-BR30-K

複数のカメラを切り替えた後に各所へモニタリングさせつつ録画させると言った使い勝手でシステム構築依頼がありました。当初はカメラやスイッチャにモニタまで全てSDIで構成した御見積をダメ元で作成したのですが、やはりダメ！　そうなるだろうと予測していた通りでしたが、コンポジットで受注しました。



スイッチャからのコンポジット映像とミキサからのアナログのステレオライン音声をレコーダに入力させて、とりあえずベタ録りで良いよね。と、SDIじゃなくなったので、やる気が失せた訳ではありませんが、簡単に考えてろくに仕様の確認など行ってませんでした。

悲劇が起きました。

上の写真の背面端子が入出力の全てである機種をシステムアップしていたのです！

唯一の入力は、地デジアンテナのみです。
（RJ45と前面のSDカードスロットは除く）

外部の映像と音声を入力させる端子がありません。



やられた・・・



そう言えば、最近のレコーダは、この様な割り切った仕様の製品も数多く出ており、要注意だと言う事をすっかり忘れてました。コンポジとラインのみを扱うだけと言う慢心が招いた凡ミスです。



Blu-rayレコーダで、この値段は安い！ついにBlu-rayもここまで、こなれたかぁなんて、ぬか喜びとなります。HDDも別売りです。リムーバブルなのですが、専用で無いと接続出来ません。汎用型のHDDが接続出来るとの期待を見事裏切ってくれます。

決して、この機種をけなしてる訳ではございません！

今回のシステムにはマッチしなかったと言うそれだけのお話です。

ちなみに、このレコーダのB-CASはミニの様です。

ついに弊社では、レセプタクルをDシリーズへ完全移行しました。

と、言うよりはF77などの在庫が無くなったと言う方が正しいのですけどね。



右側の様に、90度回転させると抜けにくくなります。



暇人なので、チャック付きビニル袋に直ぐ詰め替えます。

商品名：高級木製ラック

高級と冠するなら、ある程度は真っ直ぐに貼って欲しいと思う。

ちょいちょい出くわす、ナナメ・エンブレム

今度、当たったら返品するけんね！

前職時代に担当していたお客様の所へ、最近また出入りさせて頂く事になりました。なんだかんだがあった様でして、メンテなどのご依頼がありました。



しばらくぶりなので、現在のシステムを確認する事にしました。

上記写真のワゴン卓は別の会場に導入したはずですが、移設されてました。まさかココで再会するとは当時思ってもみませんでしたね。残念ながら移設工事が少々ラフでして…、この状態でメンテ担当するのはリスクが高すぎます、自分にもお客様にとっても…。
「繋がっていれば良い」で施工したと言われても仕方ない感じです。



ザザっと、整理してみました。

ケーブルが「編み編みパンパン」なのでコネクタ部へテンションが掛かり過ぎです。とりあえず、これらを改善させて、やばそうなコネクタは交換です。



V5-3CのBNCコネクタは、スリーブが気に入らなかったので交換です。

「同軸マルチケーブル（5ch）」

上から「CANARE V5-3CFB」「CANARE V5-3C」「TACHII T5-3C」

TACHIIの品名は「TCX5-3C2VS」なんですけど、ケーブルへの印字はT5-3Cとなってます。その表記をパクるのは大丈夫なのか？？と余計な心配をさせられます。現場サイドとしては、カナレの「Ｖ」を「Ｔ」に置き換えると良いので脳内変換は楽ですが…。どうなんでしょうね…。

筆者、カナレ信者なのですが何故かTCX5-3C2VSを100m（最小販売尺）仕入れる事になりまして…。現在約80mほど在庫あります。



左「立井電線」
右「カナレ電気」

TACHIIの方が発色が強い印象です。

ケーブルメーカ勤務の知人曰く、「シース（被覆）のカラーをムラなく出すのが難しい」そうです。