SONY MDデッキMDS-E58（とうの昔に生産完了）

当時このMDS-E58(2Uサイズ)とMDS-E10(1Uサイズ)は私の中で定番機種でした。リピート再生の設定がリモコンを使わなくても、本体の操作ボタンに搭載されているなどユーザフレンドリな点が１番のポイントでしたね！

リピート設定の本体操作なんて、お客様からすれば当たり前な機能として捉えてらっしゃる場合がほとんどで「そこはリモコンで…」と、取説時にダメをもらう最悪なパターンへと発展する可能性も秘めてます。設計者の経験と配慮が試される基本的な内容です。
MDは世の中からいよいよ抹殺されそうですが…。

しかし、現在では入手困難な楽曲をMDでしか持っていないケースなど、家庭向けビデオほどではありませんが、こちらも地味にフォーマットの変遷の波にのまれてますね。

さて、そんなMDデッキですが、イジェクトボタンが外れたとヘルプの連絡がありました。（この機種、確かにボタンが脱落しやすいんですよね）
メーカへ修理依頼が正攻法なんでしょうけど、パーツも復活できる状態で残ってますし、ここは自己責任で分解し復旧する事を選択しました。
※繰り返しますが、分解するとメーカサポート対象外となったりする可能性もありますので、あくまでも自己責任で…



ふたを外して…
前面パネルを外して…
100均一の使い切り瞬間接着剤で再固定（←ここの接着が経年劣化で甘くなり脱落する）


ま、こんな感じです。

組み立てたあと、ビスを余らせたり足りなくなったりするようなレベルの方は分解にチャレンジしないで下さい。

あくまでも自己責任ですよ。