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2014/11/29
リフォーム
カメオのブローチ枠作成
先日のハイヒールとは別件ですが、カメオの枠を製作中です。
大きな巻貝から削り出した手彫りのカメオ。
大きくなればなるほど素材由来の湾曲があり、縁も一定ではありません。
天然素材のカーブや高低差を利用して掘り起こす。その技術もまた素晴らしい。
今回のご依頼はごくシンプルなブローチ枠ということなのですが、シンプルになればなるほど誤魔化しが利かない(もちろんふだん手抜きしていると言うことではないですよ!?)ために、微調整に細心の注意を払います。
その微調整の幅たるや、ミリ以下マイクロメートルの単位!
今回製作途中のプラチナ製シンプル枠。
シンプルだけどしっかりしたものを。というご要望にお応えし、底面にヘリを付けることによって強度を飛躍的にアップさせています。この後は補強のブリッジとブローチ金具の位置をお客さまと打ち合わせながら決定。
カメオが正面を向くように足を取り付けながら微調整を施していきます。
仮合わせのため右上の部分に少し隙間がありますが、カメオに枠をセットしてみたところ。
最終的にはこの隙間を完全になくしていきます。
横方向から見るとカメオの縁の高低差が分かりやすいです。
このように底面は完全フラットにしつつ、カメオの縁に合わせて枠自体も高低差をつけていきます。
外周を隙間なく作り上げるのはもちろん、カメオの縁の高低差も調整しながら、枠の底面は完全フラットになるように仕上げますので、なかなか時間がかかる作業です。
こういう工程に取り掛かっていると、気がつけば数時間経過していた、なんてこともざらです。
本日は作業途中でお客さまに一度ご確認いただく、仮枠合わせの予定。
お客さまのイメージどおりであることを願いつつ…。
お客様おひとりおひとりのご要望にお応えしながら、一つの作品を作り上げていくということ。
想いを実現するお手伝いが出来るということ。
とても嬉しく思います。
■
登録2014/11/29 11:42:35 更新2014/11/29 11:45:32
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カメオが正面を向くように足を取り付けながら微調整を施していきます。
仮合わせのため右上の部分に少し隙間がありますが、カメオに枠をセットしてみたところ。
最終的にはこの隙間を完全になくしていきます。
横方向から見るとカメオの縁の高低差が分かりやすいです。
このように底面は完全フラットにしつつ、カメオの縁に合わせて枠自体も高低差をつけていきます。
外周を隙間なく作り上げるのはもちろん、カメオの縁の高低差も調整しながら、枠の底面は完全フラットになるように仕上げますので、なかなか時間がかかる作業です。
こういう工程に取り掛かっていると、気がつけば数時間経過していた、なんてこともざらです。
本日は作業途中でお客さまに一度ご確認いただく、仮枠合わせの予定。
お客さまのイメージどおりであることを願いつつ…。
お客様おひとりおひとりのご要望にお応えしながら、一つの作品を作り上げていくということ。
想いを実現するお手伝いが出来るということ。
とても嬉しく思います。