本日はわざわざ神奈川県から電池交換依頼が！？

簡易書留の小包、送り主には全く心当たりがありません。
不思議に想い開封してみると、中からはオメガなど腕時計3種とお手紙が。

以下、お手紙より抜粋
『【中略】
〜（オメガ）は丁度3年前に貴店にて電池を交換頂きました。
当地の時計店では電池を交換しても動かないと見放されておりましたので大変助かりました。
お蔭様で今も順調に動いております。
【中略】
（コーチ）はバンドも5,000円相当のものに取り替えてください。品物はお任せいたします。
【中略】
釣り銭は不要です。
この近辺（横浜）の時計店では外国製の時計の電池交換は受け付けてくれませんので、
遠隔地の貴店にお願いする次第です。』

ありがたいです･･･。まさか旅先での電池交換が、ここまで脳裏に焼きついていただけていたとは！
届きましたとのご報告のお電話でもしきりにお礼をおっしゃられ、本当に嬉しい限りです。
職人冥利に尽きます！

しかしそれとともに、今の日本の時計店のアフターサービスのあり方に大変な危惧を抱きます。
専門店としての矜持がなくなっていないだろうか？
販売網のあり方は仕方ないとしても、アフターサービスの部分まで欧米化してしまって良いのだろうか？
ただメーカーとお客様を取り次ぐだけならば、ネット通販と何が違うのだろう？
売れれば良いのではなくて、お客さまと今後ずっとお付き合いしていく気持ちはないのだろうか？
横浜からわざわざ熊本まで電池交換やベルト交換を依頼するくらいお客さまは困っていらっしゃるというのに…。

ちなみに送金してこられたお金がどう考えても過大であり、かといって返金してもお叱りを頂戴しそうなので、
陣太鼓なり熊本銘菓を同封してお送りしようと思っています。
図らずも、自社の方向性・スタンスというものに自信が持てた出来事でした。

もし何か時計・宝飾品でお困りのことがございましたら何なりとご相談下さいませ。
専門スタッフが店頭にてお待ちいたしております。

【社員保持資格】

G.I.A. G.G.　
米国宝石学協会公認宝石鑑定士
G.I.A. G.J.　
米国宝石学協会公認彫金士
G.I.A. G.J.G　
米国宝石学協会公認ジュエラー
真珠科学研究所認定　パール・アドバイザー
JJA公認　ジュエリー・アドバイザー３級
PGI認定プラチナ・エキスパート
PGI認定プラチナ・アドバイザー
セイコー認定クレドール　
シニア・アドバイザー
イリスパイラ・アドバイザー
商工会議所認定2級販売士
時計職人（キャリア40年）
宝飾職人（キャリア20年）