明石駅から南へ500mほど歩くと、正面にフェリー乗り場の赤いゲートがあります。
ここが淡路島への海の玄関口。
「たこフェリー」の愛称で親しまれている、明石フェリーの乗り場です。
一般国道28号線として昭和38年に設置されて以来、3隻のフェリーで幅約4kmの明石海峡を横断し、多くの人や物資を運んでいます。
1998年に共用開始された明石海峡大橋の影響で明石フェリーを除く阪神間から淡路島へのフェリー航路は全て廃止されてしまいましたが、ほぼ30分間隔で運行されるこの航路は通勤や通学で利用する人も多く、生活路線として航路維持への必死の努力が続けられています。
あさしお丸の船体に描かれた大たこを元にかわいいマスコットキャラクターも登場し、集客アップに一役かっています。
また、一般旅客の片道運賃が380円という安さと橋の下をくぐる航路、約20分という航海時間などから、お手軽なクルージングとして往復乗船する観光客も増えてきています。
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