■度肝を抜かされる中国4000年の歴史・・・
台北市士林区にある有名な「国立故宮博物院」。構内は本館、研究事務棟、図書文献館、至善園と上林賦レストラン、そして駐車場がある。拝観入場料は100元(約400円弱)。
収蔵されているものは中国宋の時代から元、明、清代に至るまで歴代の宮廷コレクションを所蔵している。現在、青銅器、陶磁器、玉器、漆器、琺瑯、彫刻細工など器物類は約7万点、書道、絵画、織物、刺繍などは約1万点、更に四庫全書や稀古本など図書文献は約57万冊に及ぶ。
「商と周の青銅器」、「漢から五代の陶器」、「宋・元・明・清の陶磁器」、「中国歴代の玉器」などが常設展示されているが、展示品を一度に総て見てしまうには時間が足りない。
館内は勿論撮影禁止なので、しっかりと目に焼き付けてきた。日本の内田皿山焼の青白磁や有田焼などと比較しながら、絵柄、色付けなどを鑑賞した次第。
開設パンフレットも各国版が準備され、またインフォメーションカウンターにて200元(約800円)を支払えば、音声ガイドの貸し出しを受けることができる。その場合、パスポートなど身分証明書を提出しなければならない。
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