■帯結び■

体型や着物の柄に合わせることはもちろん、着る人の雰囲気や動きやすさ、古典的なものから現代的なデザインまで、様々な帯結びがあります。お太鼓や文庫などの基本のスタイルから応用した現代的な帯結びをピックアップしました。

【牡丹太鼓】
本格派の重厚な着物に調和の取れた、ボリューム感のある華やかなお太鼓。着崩れしにくく、動きやすいのが特徴。飾り帯で表現した真っ赤な牡丹がポイントです。
【七滝】
流れ落ちる滝をイメージし、ダイナミックで可憐なスタイル。総絞りの着物に似合う、シンメトリーで個性的な帯結びです。
【文庫リボン】
文庫を応用したスタイルで、着崩れしにくく、動きやすいのが特徴。テ先を使い、トップに大きなリボンを広げビーズ飾りで可愛らしく表現しています。
【のし結び】
のし結びを応用したスタイル。重なった二枚の羽根を斜めにすることで若々しく華やぎを表現した帯結びです。
【花巾着】
お太鼓を応用したスタイル。丸く愛らしい巾着のようなデザインで初々しい雰囲気の帯結びです。
【レインボー】
幾重にも重なった帯が虹を表現。着物の大胆なデザインに合わせ、末広に折りたたんだひだで、シャープに折り上げます。
【桜花】
桜吹雪が描かれている落ち着きのある着物に、幾重にも広がり重なる帯が、咲き誇る桜の花を表現。優雅で気品ある帯結びです。
【蝶】
着物に描かれた蝶の柄に合わせてテ先を広げ、蝶が飛んでいるよう羽をイメージ。凛とした女性らしい印象を与えます。