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人として・・・

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 どんなに仲の良い友人であろうが、仕事仲間であろうが、或る日突然豹変して、背き欺く人が居る。互いの信頼関係を長年の間培って来たとしても、冷酷非道な人間と化して、正論や常識を捻り潰し、唐突に沈黙から自然フェードアウト・・・絶縁の道を選ぶ人が居る。

 先見塾では、「感謝の念は永遠に!」と語ることがある。それは、窮地に立たされた時に救ってくれた人、楯になって責任を取ってくれた人、苦言を呈してブレの無い軸というものを教えてくれた人・・・と、自分自身の半生を振り返るだけでも、善良な多くの方々の気遣い、心遣い、そして厳しい指導により、心身ともに健康な今の自分であることに、深く感謝をしなければならないと・・・。

 背かれたのは、表面だけの付き合いだからと言えばそれまでだが、人を裏切りながらの人生を歩む事は、何の足しにも成らぬはず。しかし、口先だけで虚栄を張る人間、自分自身が六法全書と履き違えている人間、自分だけは楽をして人騒がせな事ばかりをする人間、数々の約束を反故だらけにする人間・・・都合が悪くなれば、そそくさとその場を離れ、また、新天地を求めて浪々の旅へと発って行く。

 そんな馬鹿げた人生を送る何人かの大人を直視して、いつも同じ事を頭に浮かべてしまう。・・・昔を思い起こせば、幼い頃の友人たちの笑顔ばかりが沢山脳裏に焼き付いている訳だが、それから数十年経って、笑顔の仲間が、ほんの一握りではあるが、訳の分からぬ歪んだ人生を歩む姿など、全く想像も付かないのである。何故に、歳を重ねれば重ねるほど、人の心や風貌が歪んで行くのか!?・・・その理由がさっぱり分からない。

 折角、親から授かった命であれば、まともな人生を歩むべく、人格形成の為に少しでも努力を惜んではならないと考える。世の為人の為に貢献できる人でありたい。・・・ちまたでは、殺人、不慮の事故、詐欺、横領、恐喝、偽装などなど・・・とんでもない事象ばかりが、眼前に広がる今日・・・良き時代と言われた頃に戻ることが出来るのだろうかと・・・日々、危惧の念を隠しきれないのである。


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  • posted by Chikao Nishida at 2013/12/3 04:31 am

接写実験・・・マッチ編

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 最近はなかなか使う事が少なくなったマッチ。・・・幼い頃洋画を見ていると、西部劇で、ガンマンが皮ブーツにマッチ棒を当て擦り、葉巻に火を付けるシーンを何度も見た事があった。日本の家庭でよく見掛ける安全マッチ(マッチ棒のみでは発火しないもの)とは異なり、頭の部分に発火性のある茶色の発火薬を貼り付けてあるので、あの格好良い火の付け方ができたんだろうと・・・。

 そんな、たわいもない事を思い浮かべながら、一眼レフにマクロレンズを装着して、マッチ棒の先が発火する瞬間の撮影を試みた。・・・普通にタバコに火を付ける時、どのように発火するのかなど、余り気にした事はなかったが、撮影してみると、発火現象が面白く見えてきた。・・・なるほど、マッチ箱の側面に塗布してある茶色の側薬とマッチ棒の先が強く当たると発火して、瞬時に先が炎に巻かれ、じわじわと炎がマッチ棒の木の部分へ移動して行く。

 実験したかったのは、マクロレンズを使って、どこまで緻密な写真が撮れるか否かだった。・・・側薬に触れる一瞬間の動きを撮るには、三脚を立て、超高速のシャッタースピードでタイミングを合わせる必要があるが、今回はそこまでの精度を求めるものではないので、いい加減なタイミングであったことは否めない。

 撮影をしている中で、何故火が付くのかという単純な疑問が生じてきた。小学生の頃の理科の時間に、何気に学んだような記憶がうっすらと残ってはいるものの、今に至っては正確にそれを証明することができない。・・・蛇花火や線香花火、打ち上げ花火、そして蚊取り線香、登山の時の固形燃料への点火など、誰でも経験しているマッチの発火現象。・・・いやはや、考えれば考えるほど不思議な現象だと、独り言を呟きながら、撮影を楽しんだ次第。

 因みに、撮影に使用したのは、NIKON DfとNIKKOR 60mm 2.8G EDのマクロレンズ。・・・予想以上に鮮明に撮影できたので、今日はこれでお仕舞いとしたい。

 次は、水の動きの瞬間的な撮影を試してみたい。

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  • posted by Chikao Nishida at 2013/12/2 01:18 am

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