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シャドー(影)・・・

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 影で思い出すのは、幼い頃、運動場で自分の影や友人の影を追ったり、遊んだこと。自分の影は同体なので、どんなに走り回ろうが、自分の頭を追ってもおいつくはずはない。しかし、陽が落ちてくると、自分の影がどんどんと大きく育ち、ポーズによってはバルタン星人のようなでっかい宇宙人と化すのである。

 筆者がゴルフを始めたのは16歳の頃だった。ゴルフ練習場に一週間に一度、必ず練習場へ足を運び、毎回4時間ほど汗を流したのだった。練習場には姿見の大きな鏡が設置してあるので、その鏡に映る自分自身のバックスウィングからトップの位置を正面、そして横からと確認しながら、スウィングの基本を身につけて行ったものだ。

 しかし、日頃は、自宅にそんなに大きな鏡があるはずもなく、官舎前にあるテニスコート近くの建物の壁の前に立ち、陽を背にしてできる自分の影を見ながら、スウィングのイメージを頭に打ち込んで行った。インパクトの瞬間に左足腰の開きがどうも気になり、何度も何度も弓がしなるイメージを叩き込んだ。

 写真上は、当社サテライトオフィスから撮影した熊本城大天守とビル群。400年前の建物と近代ビルが何気に同化している。その影を見ながら、幼い頃の影踏み、そして高校時代のゴルフ練習をしていた自分を思い出したのだった。

 最近、悪天候が続き、また、先見塾写真撮影会も頓挫している為に、なかなか写真撮影会で外出することが少なくなっている。・・・光と影のアーティスティックな写真を撮りたいと、イライラのガスが充満し、爆発寸前の状態だ。さあ、台風が去り、夏空が見えた頃、光と影をテーマに撮影に臨みたいと・・・。

 趣味というものは、継続しなければ段々とスキルが落ちてくる。カメラという趣味も同じように、頭で分かっていると思っていても、実際に光を感じ被写体に向かうと、久しくカメラに触れていないと、設定に時間が掛かり過ぎ、シャッターチャンスを逸することが多くなってくる。「継続こそ成功への王道」である。

 蛇足だが、「日々変化、日々進化。」をモットーに運営して来た先見塾だが、そろそろ大改造の時期が訪れて来たのかも知れない。


【ロゼッタストーン公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/Link

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2014/8/7 11:54 am

薄暮時の椋鳥たち

▼薄暮時に巣に帰って行く椋鳥たち

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 当社サテライトオフィスの執務室で仕事をしていると、いつの間にか周囲が暗くなり、陽が落ちて来たようだ。

 たまたま持ち込んでいたカメラは、4年物のCANON EOS 5D MARK II(2110万画素)。その本体にアダプタを取り付け、NIKON用のSIGMA MACRO 50mmのレンズを無理矢理装着して、小物の接写をしていた矢先だった。・・・窓の外を見ると、群を成した椋鳥たちが、右から左へ無数に飛んで行く。

 最近では当たり前の光景となり、外に出てまで撮影する事はないが、この時は、50mmマクロレンズで高速飛行の物体が撮れるか否か・・・相手が近づく速度を予測して、カメラを手持ちで追尾して撮影する事にした。しかし、フォーカスも勘でアバウトすぎるが、ファインダーを覗き込む暇などない状況だ。

 しかし、無理、無意味だとしても、実験する価値はあるかとブツブツ独り言を呟きながら、瞬間的な椋鳥の飛び方を観察しながら、十数分間、連写を続けた。

 上写真はその時の連写で捉えた1枚の写真。たまたま夏の入道雲を背景に、三羽の椋鳥が羽ばたく瞬間が写っていた。薄暮に近づく頃だったので、ISO1250、0EV、1/8000秒で、勿論、マニュアルフォーカスでの撮影。

 生まれてこの方、椋鳥を手に取ったこともなく、近くで見たこともなかったが、瞬間を捉えた写真を見て、「あ〜、なるほど。こんな感じでバタバタ飛んでいるんだ。そして、ずっと羽ばたきっ放しじゃないんだな!」と感心してしまった次第。・・・先頭を飛ぶ椋鳥の腹を見ると、パンパンに張っている。たぶん、今日のご馳走が随分胃袋に入っているんだろうと笑ってしまった。


▼1枚目の写真をデジタルでズームしてトリミングしたもの
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▼1枚目の写真をデジタルでズームしてトリミングしたもの
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  • posted by Chikao Nishida at 2013/8/26 02:43 am

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