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Nikon Dfへの想い・・・

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 10年ほど愛用していたNikon Df。デジタル一眼レフカメラであるが、軍艦部などの外観は、昔のNikonフィルムカメラを彷彿させる逸品であった。

 それが、ある日突然、撮影不能となったのである。原因は、本体内部のCMOSイメージセンサーとその手前にある黒い幕の破損であった。

 シャッター数は限界に達していなかったが、シャッターを押すたびに、本体内部から幕がバシャバシャと異音が聞こえるようになり、撮像に分厚い黒い影が出るようになった。

 カメラ専門店に持ち込み、Nikon指定修理専門メーカーへ見積もりを取ることに。一週間ほど経って連絡があった見積額。何と20万円近い金額だ。

 その修理費を支払うほどなら、新古品の上質なものを購入する方が良いと判断し、修理依頼は見合わせることにした。

 フルサイズの名機として、画素数は1600万画素ほどだが、他機種と比べ、画質が突出していた。イメージ通りにアーティスティックな撮影が可能であり、更に、多種多様なNikkorオールドレンズを使用できるのである。

 それから半年ほど経っただろうか。ネットで新古品を探してみると、プレミア価格なのか、とんでもない高値ばかりになっている。流石に名機なのだろうと思いつつ、判断に迷ってしまう。

 しかし、仮に同じものを入手したとしても、もし耐久性に問題があれば、同様の症状にて壊れる可能性も無きにしも非ず。よって、半年後に最終決断することにした。

▼Nikon Dfの撮像例
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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995/熊本県第一号WEBサイト)
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写真・文責:西田親生


           

  • posted by Chikao Nishida at 2023/4/22 12:00 am

化石の一眼レフカメラ Nikon D1(10年前の記事)

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 最近、頓に凝っている「化石の一眼レフカメラNikon D1(1999年製)」。購入したのは2000年の1月だったと記憶するが、初めて使用したのは、社員旅行も兼ねて、香港のスーパースター・レオという豪華客船に乗船し、香港、中国本土、ベトナムなどを巡った時だった。

 ごっつい重厚な一眼レフを肩に掛け、客船にある28箇所のレストランに足を運び、多国籍料理を撮影した事を思い出す。残念ながらその写真を紛失。たぶん、倉庫のどこかのCDにバックアップしたと思うが、今回は紹介できない。

 足を運ぶ観光地で待ち構えている外国人カメラマンたちが、筆者の方を凝視して「自分の持っているアナログNikonとそのNikon D1換えてよ!」と冗談ながらに、何度も何度も話し掛けてきた。海外では、Nikonを「ナイコン」と呼ぶ。

 当時、市場ではCANONが一眼レフデジカメを出してはいたが、その価格が数百万円と、筆者のような庶民には手の届くようなものではなかった。その高価な一眼レフデジカメの世界を変えたのが、このNikon D1である。

 とは言っても、本体価格が65万円。レンズは別売なので、欲張って数本レンズに手を出してしまえば、100万円は軽く超えてしまう。今では考えられないほどの超高級一眼レフデジカメであった。

 時代も変わり、現在は、Nikon D800とサブ機としてD600を仕事で使用している。しかし、余りの画素数重視の市場に、嫌気がさしているのも事実。WEB上の記事やA4サイズ冊子用の写真であれば、800万画素あれば十分だと考えられる。

 よって、プロ用のCanonやNikonの一眼レフでは、1600万画素程度が圧倒的に多く、決して画素数を重視していない。あくまでも、画質に拘っている。

 ところが、目を瞑っても簡単に撮れるミラーレスやコンデジの「売り!」は、画素数の高さを比較強調している。アマチュアの消費者ニーズを考えると、その方が断然売れるのは理解出来ない訳ではないが、ある程度の画像処理速度と画素数があり、上質なレンズさえあれば十分である。

 ネットもカメラも進化を続ける中で、どうしても光学レンズを通したアナログなファインダーの世界を好む筆者である。化石のような一眼レフカメラや音楽の世界のレコードの方が、どうしても身体に馴染んでいる。

 実際、如何なる高度なデジタル技術をもってしても、アナログな一眼レフカメラの画質やレコード(真空管アンプなどを含む)の音質には、デジタルが優っているように思えるが、質においてはまだまだ劣っているのが事実。

 蛇足ながら、オフィスに鎮座しているNikon F4Sも復活させ、久し振りにフィルムを使った撮影を試みようかと・・・。

▼Nikon D1本体とNikkor単焦点レンズ50mm(安物)を使って撮影したモノクローム。
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  • posted by Chikao Nishida at 2023/4/12 12:00 am

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