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外国人に人気の水車!

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 この水車は数年前に復元されたもので、熊本市河内町にある「平水車」である。

 この水車の写真を、ネット上のフォトギャラリー「Behance」にて披露したところ、予想以上にリアクションがあったことを記憶する。苔むして、こじんまりした日本らしい水車が珍しいのか、とても評判が良かった。

▼Behance Webサイト
 https://www.behance.net/chikaonishidaLink

 同水車は、熊本市内からは本妙寺、金峰山を河内町方面に走ると、右手に見えてくる。ほんのちょっとしたオブジェだけれども、その歴史を紐解けば、復元された方々の思いが伝わってくると言うものだ。

 撮影する時に、いつも筆者が欲しがるのは光と水。同水車一帯の整備をして頂ければ、もっと素敵な撮影スポットになろうかと・・・。


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▼取材風景
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美しい水に恵まれた熊本ならではの撮影スポットになるよう、

                   


  • posted by Chikao Nishida at 2017/5/3 12:00 am

宮本武蔵と五輪書

▼霊巌洞の中
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 剣聖として名高い宮本武蔵は、筆者にとっては憧れの侍の一人である。巌流島における佐々木小次郎との戦いは、あまりに有名な話で、何度も映画化されている。武蔵の五輪書は、雲巌善寺の奥にある霊巌洞で書き綴られたと伝えられが、その時、武蔵は60歳になっていた。剣の道一筋を歩んだ侍の集大成としての著書である。その五輪書は英語版も出版され、剣聖 宮本武蔵(二天一流)の烈伝は、海外へも伝えられ、世界各地でファンも多いと聞く。

 筆者は幼い頃から、剣道一家に育った。10歳の頃だったか、当時の山鹿市代表(5人)と人吉市代表(5人)の剣道親善大会開催が決まり、青井阿蘇神社(国宝)へ連れられて行った。確か、フジカシングル-8の8ミリビデオフィルムに残っていると思うが、山鹿市代表の「垂れ」を見ると、「西田」と書かれた垂れを装着している剣士が3人居た。実は、実父(当時五段教士)、叔父(当時四段錬士)、そして8歳年上の実兄(当時三段剣士/最年少17歳で三段剣士となる)が参加していた。

 ※フジカシングル 8 
  http://www.fujifilm.co.jp/corporate/aboutus/history/ayumi/dai3-06.htmlLink

 勿論、日頃から切磋琢磨していた剣道仲間の親善試合だが、見ている筆者の方が緊張していた事を覚えている。人吉側で印象深かったのは、八木先生(確か、老舗お茶屋の代表者)の二刀流だった。大小の竹刀を両手に持ち、試合に臨んでいたが、宮本武蔵の二天一流に違いないと・・・対戦中の竹刀捌きを見て、すこぶる興奮したのだった。(因みに、人吉球磨地方は剣豪 丸目蔵人が有名である)

 よって、霊巌洞へ足を運ぶと、国体などに寄与していた八木先生のことを思い浮かべたり、剣道をしていた頃に、腎臓を悪くしてドクターストップとなり、とうとう剣道をできなくなった辛い時期を思い出すのである。勿論、1年ほどで腎臓病は完治したが、剣道を辞めてしまった。・・・唯一、新聞社当時(剣道を辞めて十数年後)、三段剣士の或る方(若手の検察官)からお誘いいだだき、熊本北警察署道場にて三本勝負を受け、二本勝ちしたことだけは、最後の試合として鮮明に覚えている。

 個人的な内容となって申し訳ないけれども、腎臓病のために筆者にとって剣道は幻となった訳だが、今でも、早朝からの寒稽古や小学校から戻ってからの稽古など・・・苦しかったけれども、心身を律するための剣道は、その後の人生を歩む上で、とても役立ったのではないかと考える次第。振り返れば、ヤンチャすぎる筆者に対する、祖父母や両親の無言の「躾」だったように思えてならない。

 「気剣体一致」という言葉を、ふと呟くことがある。実践するのはなかなか難しいが、「如水」という言葉と共に、我が人生の永遠のテーマとして、心の中に宝物のように抱えている。


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  • posted by Chikao Nishida at 2017/1/10 12:19 am

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