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画像生成AI実験(The Watergate scandal)Midjourney

▼左がロバート・レッドフォードで、右がダスティン・ホフマンという設定!?ニューヨークタイムズにすっぱ抜かれた感じを受ける

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 今回のテーマは、1970年代のドキュメンタリータッチの映画「ウォーターゲートスキャンダル(日本映画名:大統領の陰謀)」である。

 主役は、当時のワシントンポスト紙の記者二人(この二人は世界的にジャーナリストの鑑とされている)、ロバート・レッドフォード(ボブ・ウッドワード役)とダスティン・ホフマン(カール・バインスタイン役)。

 この事件については、現在のトランプ大統領の怪しげな言動が報道される度に思い出すので、今回の起訴の報道にて、一瞬にしてこの映画のワンシーンが飛び出してきたのであった。

 よって、「Midjourney」にて、二人が証拠を握りニューヨークタイムズとの肉薄する記事合戦の中で、二人が殺気立っている映画のワンカットを再現してみることに。

 「Midjourney」へは、ふた通りプロンプトを考えた。一つは、映画のワンシーンとしてのプロンプトと、もう一つは、実在の人物の当時のワシントンポストのデスクでの会話シーンを想定したプロンプトである。

 この映画(英語版)は既に20回以上見ているので、「ウォーターゲートスキャンダル」が如何なる事件であり、この「大統領の陰謀」がどのようなドキュメンタリータッチの映画であったのか!?

 それは、ここでは著作権の問題もあり、詳細を語れない。国際政治にご興味のある方は、是非、「大統領の陰謀」をご覧いただければと・・・。

 因みに、筆者はボブ・ウッドワードの隠れファンである。

▼映画のワンシーンを想定したプロンプトで生成された画像
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▼右がロバート・レッドフォードで、左がダスティン・ホフマンという設定!?決め手となる証拠を発見した瞬間を捉えたような・・・
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▼実在の人物を想定したプロンプトで生成された画像
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左上はニクソンらしい人物の顔になっているので間違い/左下は二人とも同じ顔のように見える/右下は二人の年齢差がありバーンスタインが老けている

▼明日の記事をチェックする二人のイメージ
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▼The Watergate scandal(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Link ウォーターゲート事件
▼大統領の陰謀(映画)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Link 大統領の陰謀
▼Bob Woodward(ボブ・ウッドワード)
https://ja.wikipedia.org/wiki/Link ボブ・ウッドワード
▼西田親生のAI実験室
https://note.com/chikaonishida/m/m1b1d90b4e92dLink

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画像生成AI Midjourney/文責:西田親生


                   

  • posted by Chikao Nishida at 2023/6/13 02:00 am

「メモ」こそ、最強のエビデンス・・・

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 ドキュメンタリータッチの映画を探していたところ、「ニュースの真相」に行き着いた。

 これは、2004年に再選を目指すジョージ・W・ブッシュの軍歴詐称疑惑をスクープした実話だが、CBSプロデューサーのメアリー・メイプスや同キャスターのダン・ラザーらが東奔西走。最終的に、CBS側から解雇、勇退に追い込まれた話である。

 ブッシュ再選に大きな影響を与えかねない一大スクープ。世間では「見えざる力学」が働き、その蛮行なりが「隠蔽」されるのが多々ある中、ブロガーたちの「メモは偽造!」との情報が世間を巡り、ジャーナリズムを押し潰す結果となってしまった。

 この「メモ」の存在だが、「ニュースの真相」を観ながら、1972年に世界を驚愕させた米国の「ウォーターゲート・スキャンダル」を思い出した。それを映画化したのが、「大統領の陰謀」。その主役は、ワシントンポストの若き記者のボブ・ウッドワードとカール・バーンスタインの二人である。

 彼らのキーワードは、常に「メモ」、「メモ」、そして「メモ」。裏付けの為に聞き取りをしながら、執拗に「メモ」を取る。現在のようにデジタル、ネット世界ではないのだから、アナログ行動範疇で、鋭い論理思考が見え隠れるするものだった。実に、心地良い。

 以上、二つの実話の結末が180度異なったのは、その「メモ」裏付けの精度の問題だったのだろうと。現在でも世界的な「ジャーナリズムの鏡」とされるボブ・ウッドワードとカール・バインスタイン。彼らは、剃刀のような切れ味の頭脳といい、真実に対する情熱や執念といい、只者ではなかった。

 しかし、前者のようにブロガーの発言や「社内隠蔽」と、会社の都合により「社会正義」が歪曲され、保護されなかったものも多々存在するのは周知の事実。この田舎熊本でも、写真下のように大量の「メモ」=「エビデンス」が残されているにも関わらず、「隠蔽」に走る会社もあるようだ。

 「社会正義」か「隠蔽工作」か!?・・・勿論、ジャーナリズムが目指すものは「社会正義」、「公正中立」に他ならない。ただ、名のある会社だったり、その歴史だったりが邪魔をして、「社会正義」を無視し、「保身」のために「迷走」を繰り返す人も会社も後を絶たない。

 そこで、パワハラなどの被害者が発生しているのであれば、「被害者救済」が最優先となるのが、常識的な企業コンプライアンス事案。ところが、「被害者救済」どころか、水面下で隠匿に加担する輩もいるようだ。されど、会社ぐるみの「不正」は、必ず暴かれるのが必至となるに違いない。

 蛇足ながら、「ニュースの真相」のキャスター役と、「大統領の陰謀」のカール・バーンスタイン役は同一俳優で、ご存知の、「ロバート・レッドフォード」であった。


▼「メモ」こそ、最強のエビデンス・・・
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文責:西田親生

                   

  • posted by Chikao Nishida at 2020/8/19 12:00 am

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