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デイリー・トラブルメーカー

▼イメージ写真:鞠智城(熊本県山鹿市)

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 昔から、人は他人を騙したり、落とし込めたり、責めたり、殺めたり・・・知能が最高に発達している動物と言う割には、やっている事が今も昔も変わらず、数千年も続いているのかと思うと、何となく情けない。猿の惑星ではないが、人としての進化が何処にあるのか分からなくなってしまう。物理的な進化は流石に無数に存在するが、精神的には逆に退化している節も多々あるのが現代人だ。

 人は自分に都合が悪いと、瞬時に嘘をつく。嘘も方便と言い切り、正当化する為に自分をオブラートで包み込んでしまう。それでも立場が悪くなると、話を変えたり、豹変したり、核心に触れられぬよう遠回しに流れを変えて行く。心に疚しい事があれば、自分の非が暴かれないように慌て蓋を閉めたり、又は無言を押し通して(所謂、黙秘ってやつだ)、自分の都合の良い方向へ逃避する事だけに専念するのである。・・・そのような人の挙動は、静観していると透け透けに良く見えるものなのだが・・・。

 しかし、良く考えてみると、常々他人の立場を考え、人の立場になって万が一支障を来すようであれば、そこで要らぬ口を叩いたり、要らぬ世話をしたり、要らぬ情報を得たり、要らぬ行動を性急に採る必要も無い。そこで遣ってしまうから、俗に言うトラブルメーカーになってしまう。本人が気付かぬところで、同じパターンを日々繰り返す悪癖となって焼き付いてしまうのである。

 我々の周囲には、必ずと言って良いほどデイリー・トラブルメーカーが存在する。先般も友人との会話に出てきた、トラブルメーカーの話。・・・勿論、具体的に実名は出なかったものの、ちょっとした会食の時に理解に苦しむようなケチを付けまくったり、ピンポイントの些細な事を大げさに取り上げ騒いだり、常に自分が宇宙の中心で、地球、月、太陽までもが、自分の周囲を回っているかのように勘違いをしているらしい。

 自分自身を常に客観視するのは並大抵の事ではない。やはり、十分な時間をもって修行を積まない限り、死ぬまで自己改善の為に客観視できる人は、ほんの僅かな人達だろうと。よって、出来る事なら、間違ってもデイリー・トラブルメーカーにだけは成るものではない。・・・洒落にもならぬし、それは人生の汚点として、冥土の土産にもならない代物だから・・・。


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  • posted by Chikao Nishida at 2013/10/4 01:41 am

ネット事業に18年。

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 筆者が1994年に情報を仕入れて、ネット事業に本格的に取り組み始めたのは1995年の春だった。

 まだ、熊本県内において、Homepageやe-mailなどという言葉が全く浸透していない頃の話である。よって、企業として第一号の公式サイトを立ち上げたのが同年8月22日、それから3日後に大手企業である同仁化学研究所が公式サイトを立ち上げ、両社とも多くの新聞やテレビなどで大々的に取り扱われた事を想い出す。

 以下は実に下らん事だが、当時ホームページ上の記事の中でHPと書いただけでも、嫌がらせメールなのか何か分からないが、「HPはヒューレットパッカードの略なので、おかしんじゃないか!」と怒鳴り込んで来た人間も居た。当時、県南の旅館(既に廃業)からは「オウム真理教の人間だと思ってました。」と電話で小馬鹿にされた事もあった。また、県西の旅館からは「あんたは業者だろうが!」と大声で見下された事も多々あった。

 田舎人の戯言と言えばそれだけの話だが、正しく「燕雀知らず天地の高さ」である。・・・テレビを見ていると、一流大手商社の専務も「インターネットには全く関心がありません。当社は着手する予定もないし、それは事業としては全く役立つ物では無いと判断しています。」と記者会見で断言した時代でもある。

 しかし、どうだろうか!?・・・それから18年が経ち・・・インターネットは生活基盤の中に組み込まれ、世界の政治経済にまで大きな影響を及ぼすほどの存在に育って来たのである。

 筆者はポータルサイト管理運営の他に、現在、「先見塾」という学舎・・・所謂、創業塾的な若手育成の塾を開塾している。

 勿論、名の如く「先見性」を合い言葉に、人間形成は勿論の事、企業戦士として闘うノウハウや、文化の香りのする経営者としての能力を植え付けることが目的だが、この田舎に至っては「先見性」が、ややもすると「眉唾物」というレッテルを貼られて、誹謗中傷のターゲットとなる可能性が高いのである。・・・実に稚拙な話だが・・・。

 筆者は、インターネットを県内に浸透させ、少しでも社会貢献をしたいという志をもって動いてはいたものの、当時、多くの誹謗中傷により、今も尚、心の中に深く傷が残っているのである。・・・前人未踏の分野に足を踏み入れる事は、如何にリスクが大きいかを知る必要があり、そのリスクを背負う事も無く、無知な人間ばかりが誹謗中層を繰り返す田舎の土壌には、反吐が出るほど妙な息苦しさと怒りを抑えて来たのは否めない事実である。

 更には、インターネット黎明期を知ることも無く、その表層部分だけを囓っては金を稼ごうと蠢いた多くの輩も、健全なインターネットの育成に障害になった事も直視して来たのであった。

 今後、パソコンがどのように進化するのか、また、インターネットの世界がどのように変貌を遂げるのか未知数だが、これから10年間。性懲りも無く、初心に戻り、少しでも社会貢献に繋がるような事業展開を進めたいと考える今日この頃でもある。


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  • posted by Chikao Nishida at 2013/10/3 06:17 am

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