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自分スタンダードの『常識』ほど、『非常識』なものはない。

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<茶碗の持ち方、箸の使い方>

 身近なところから語れば、茶碗の持ち方、箸の使い方。礼儀正しく正しく使える人は、極僅かである。幼い頃から、確と躾けられていないところを曝け出すことになり、社会人として公然と『赤恥』をかいてしまう。

<座布団の座り方>

 和室における座布団の座り方も、人それぞれ。これにもプロトコール『国際儀礼』として、座布団の座り方にも決まりがある訳だ。個々の詳細については、『国際儀礼』に関する書籍を読まれれば、ズバリ書かれている。

<人の紹介>

 第三者に知人友人を紹介する時も同じこと。第三者を先に知人友人へ丁重に紹介し、知人友人については簡潔且つ分かりやすい言葉を添えて紹介することをオススメしたい。

<書簡、信書>

 書簡を拝読し、それに対する返事を書くにも、『決まり』と言うものがある。『信書』であれば尚更のこと。丁重な対応をするのが、社会人としての『常識』となる。

 『信書』を受け取り、開封することもなくシュレッダーに掛ける小馬鹿もいる。更に、『受取拒否』して会社に損害を齎す、大馬鹿もいる。これは、論外なことであり、その人物はさっさと解雇処分すべきだ。それも、サービス業の人間であれば、大失態となり、会社自体が信用を失墜することになる。(脛に傷でもあるのかも知れないが・・・)

 書簡を受け取り、(1)何のリアクションもない人間、(2)書簡を捨てる人間、(3)書簡を『受取拒否』する人間、(4)返事を電話で済ませる人間。全てに、社会人としては『失格』。人間性を問われるどころか、その会社の顔に泥を塗るような蛮行となってしまう。

<非礼な割り込み>

 立ち話でも、二人で話し合いがあっているにも関わらず、「すみません」の掛け声もなく、二人の話し合いの場に割って入り、片方の人間に長々と話し込むのも、大馬鹿者の類だ。『デリカシー』のない、『低民度』の人間と見做される。

<運転マナー>

 また、人格を即判断できるのは、車の運転マナーを見ることである。その人物が紳士淑女なのか、どれほど低民度の人間なのかが瞬時に分かる。譲り合いの心のない人間とは、いくら親しい知人友人であろうとも、やや距離を置いた方が無難である。運転マナーだけでも、本性が見えてしまう。

<飲み放題食べ放題>

 これは筆者の感覚の問題だが、『飲み放題食べ放題』に屯す人間とは、少々距離を置きたくなってしまう。旬の食材を、少しずつ味わいながら食すのが楽しいけれども、皿に山盛りの食材を持ち込み頬張って、何度もビールジョッキにビールを注ぎに行く人とは、一線を画すようにしている。

<大切な仕事道具>

 更に、仕事道具を大事に取り扱わない人は、見ていられない。ノートブック(ラップトップ)の液晶画面を見れば、すぐ分かること。指紋ベタベタで、ラップトップ蓋部分にシールを何十枚も貼っている人を見ると、物を大切にしない人だと判断するばかりか、仕事も信用できなくなってしまう。

<物を投げる行為>

 いろんなケースを挙げるとキリがないが、バッグやスマホ、その他の物をソファーなどに投げる人は、頂けない。靴も揃えず、脱ぎ散らかしは如何なものかと。大の大人としては『恥ずかしさの境界線』を超えている。

<会議中にスマホ弄り>

 また、スマホ好きはどうでも良い話だが、会議中にスマホばかりを弄る大人気ない人間を見ていると腹が立つ。「さっさと外に出て、スマホを扱え!」と言いたくもなる。スマホは便利だが、『今、何をすべきか!?』を考えないのだから、会議に参加する資格はないと判断する。

<危険運転>

 車を運転していて、前方からの車とすれ違う時に、スマホを見ながらよろよろ運転している小馬鹿。わざと、中央線を越えて威嚇する大馬鹿。色んな悪癖を曝け出す人間が多いが、これこそ、それらの『常識』が歪みきっていることになる。

 このような小馬鹿、大馬鹿が存在する限り、煽り運転も絶えず、諍いも絶えない。よって、事件事故が多発し、多くの罪なき人の命を奪って行く。そこに存在するのは身勝手な『非常識』を、自分の『常識』としている点だ。

 根っから道交法(道路交通法)を守れぬ人間には、運転免許証を取得できない制度にすべきである。『過失』であれば刑が軽減されるが、『過失』で人の命を奪っても良いという定めはない。保険に加入しているから、慰謝料や逸失利益も払えばいいのだろうと、人の命を軽視する人間は人に非ず。さっさと交通刑務所に入所して長期滞在願いたい。

<非常識の結末>

 自分の偏った感覚を『常識』としている人は、全てに歪み切った『非常識』が宿っているだけの話。それに気づくか、気づかぬか、それは貴方次第。しかし、このまま『非常識』を貫いて行くと、協調性のない蛮人として見下されるのがオチとなる。


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写真・文責:西田親生

                       

  • posted by Chikao Nishida at 2022/8/16 12:00 am

所作で民度が見え隠れ・・・

JOSUI


 或る日のこと、ランチを済ませて、ホテルのトイレに向かった。中に入った途端に、モルモットの回し車のように「ガラガラガラガラガラガラ♪」と、トイレットペーパーを引き出す音が聞こえてきた。それも、荒々しく、回転速く、大きなガラガラ音がトイレ内に鳴り響くのである。それも、何度も何度も。

 或る時は、トイレ内のドアの開け閉めにおいて、ドタンバタンと壁が揺れるほどに。それから、水道蛇口から目一杯水を出している。トイレに常備してあるペーパータオルを、バサバサバサと思いっきり引き千切り、パサパサパサと手を拭き、丸めてゴミ箱に放り投げる。

 このようなお行儀悪いものが無意識な中で、普段の所作がそのまま表に出てしまっているのだ。どんなに高級なアルマーニのスーツを着ていようが、ヴィトンのバッグをぶら下げていようが、決して民度が高く、スマートとは言えない所作。

 随分昔の話だが、或るマスコミの若手と会食をすることになった。ホテルレストランでの和食だったと思うが、一人の人間の左手にすこぶる違和感を持ち、注意をしたのだった。「ご飯茶碗は左手で上から鷲掴みするものではなく、茶碗の高台に下から手を添え、親指で支えるんだよ!」と。

 その後、若手は定期的に開催していた会食に急に来なくなり、疎遠を選んだ。ご飯茶碗も箸もいい加減な使い方では、どんなに仕事が捌けて優秀であろうが、逆立しても立派な社会人とは言えない。注意を受けて自尊心が傷ついたのだろうか。先々赤恥をかかぬための助言だったが、理解不能のようだった。

 また、Ustream番組制作の中で、ライブ番組にて、番組中に弁当を試食するコーナーを設けていたところ、そのパーソナリティが左肘をテーブルに付け、顔を弁当に近づけ、犬食いのような格好でクチャクチャと音を出して食べ始めた。ライブ配信番組なので、即パーソナリティを降板させていただいた。

 新聞社時代に、先輩から唐突なる教えがあった。「もし彼女や彼氏ができそうな予感がした時に、デートして相手の食事の所作を観察すると、その人なりの育った環境なり、いろんな面で癖が滲み出て、その人の素顔を見ることができる。先ず、それが最初のチェックポイントと考えれば良い!」とのことであった。

 勿論、デートに限らず、仕事仲間、趣味仲間なども同じことである。やはり民度高き人たちとの接点を持つことが、自分の所作をより磨くことが可能になり、人生の糧にもなる訳だ。逆に、民度低き人たちとの絡みがあれば、「あの妙な人間があんたの友達なの?」と敬遠されるのは必至となる。

 本日のランチタイムに、背後のテーブルにて、坂上二郎の女版のような大きな笑い声が何度も響き渡っていた。見るからにお喋り大好きな女性だったが、このような奇妙な笑い声が傍で弾けていると、折角の美味しい料理が不味くなる。自分の背中を客観視できない典型的な人であり、可哀想な方である。

 所作とは、キザなイメージのものではなく、自然体の美しいふるまいや身のこなしのことを言う。剣道や空手でれば「形」(カタ)である。礼に始まり礼に終わるが武道の心。幼き頃からの育ちの悪さや躾のなさが、そのまま所作となって現れるのだから、礼儀作法を徹底して学ぶことから始めなければならない。

 しかし、前述のように、その人物の先々の事を思ってサジェストしたとしても、「要らぬ世話だ!」と逆ギレしてしまうようでは、一生改善されることはない。近い将来において、その人物が家庭を持ち子供に恵まれたとしても、ご飯茶碗を上から鷲掴みする見苦しい癖だけは、子供達に伝染しないように祈るばかりである。


▼以下は、熊本ホテルキャッスル ダイニングキッチン九曜杏のランチ
◎ダブルビーフのワンプレートランチ
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◎真鯛のポワレ
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◎ビーフカレー
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◎サラダ
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◎和食ランチ
kuyoan-menu-005


◎和食デザート
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写真・文責:西田親生

               

  • posted by Chikao Nishida at 2021/9/18 12:00 am

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