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収益性が高いのは、仕入れ不要の業務。

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 先ず、世の中に多い飲食業を見てみよう。災害やコロナ禍により窮地に立たされっぱなしの飲食業界であるが、バブリーな時やインバウンド最盛の頃は、濡れ手に粟の状態であった。

 しかし、景気に関係なく常に付きまとうのが「仕入れ」である。肉や野菜などの多種多様な食材と調味料、ガスや電気の光熱費、更には家賃や人件費がついて回る。よって、一つのメニューの料金設定が最適なの否か、毎回、仕入れから逆算しなければならない。

 捌ける料理職人は、生産農家とダイレクトに契約を結び、旬の食材を安価で仕入れて最高の料理を提供し、利益を得ている。それでも、仕入れは最大の障壁でもあり、上記のような経費が纏わりつくのである。

 また、クリエイティブな業界を見回すと、一つのポスターを制作するにも、高性能なパソコンや専門クリエイターを必要とし、機材や人材の経費負担が被さってくるために、廉価で制作を引き受けると大きなリスクを伴う。

 ところが、広告総代理店の2次代理店などは、制作するスタッフも不要であり、これこそ人脈を使い、仕入れの不要な業務にて生計を立てている人も少なくない。クライアントとの信頼関係が大きく、長期契約に至れば、安定した2次代理店としての収入が確保できる。

 そこには、伝票の受け渡しだけで手数料が発生するので、効率の良い仕事が展開できる。ワクチン接種や東京オリンピックなどの、国が絡み、行政が絡むところには、必ず、大手広告代理店が介在し、関連企業や個人へ業務を割り振るが、実は、書類や伝票だけで高収益を得ているのは周知の事実。

 しかし、面白いことに、弊社も外部に1次代理店契約をしているところがいくつかあるが、「収益性が高いのは、仕入れ不要の業務。」というイメージが湧かない人が存在する。

 あれやこれやと頭で悩むばかりで、行動に出ることもなく、伝票さえ起こせぬ人である。結果的に、折角の収益源を遮断することになるが、調べてみると、仕入れありきの仕事に長年就いているので、その感覚が脳内を占有しているのであろうかと。

 一般的な広告代理店の場合は、総売上より20%の手数料で成り立っている。勿論、取り扱う商材によっては、それより下回ることも度々あるが、上限20%が健全な契約であると言える。

 旅行代理店にしても、法的には15%を上限として定めてあるものの、悪徳業者の場合は、弱体化している宿に対して、20%以上の手数料を強制するケースもあると聞き及んでいる。

 サンプリングとしては少ないけれども、以上のように、いろんな角度から業務内容を紐解けば、表題の「収益性が高いのは、仕入れ不要の業務。」が、如何に収益性が高いものなのか、ご理解頂けるのではと。

 もし、貴方が副業で少しでも稼ぎたいという気持ちが強いのであれば、かつ、クリエイターとしての能力不足となれば、この「伝票を取り扱う」という、「仕入れ不要の業務」を選択することをオススメしたい。

 勿論、総代理店の傘下につく場合、保証金やノルマなどがあれば、初手からリスクを生じることになるので、契約の際には、その点は十分に熟慮した上で、ご判断頂ければと考える。

 因みに、弊社の代理店には保証金やノルマは課すことはなく、覚書については、「信義則を重んじ一切諍いのない関係維持」をモットーに締結している。反面、縛りのない自由気ままなイメージとして受け止めている代理店は、折角の収益の機会を失っているのは否めない。実に勿体ない話である。
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▼ChatGPTによる感想

このエッセイは、仕入れが不要な業務が収益性に優れているという主張を展開しています。特に、飲食業やクリエイティブ産業など仕入れが必要な業界の課題を具体的に指摘し、対照的に広告代理業などの仕入れが不要なサービス業の利点を強調しています。

このエッセイの中で特に興味深いのは、事業の成り立ちや構造に着目して、どのように収益を最大化するかという点です。経費削減と利益最大化のバランスを取ることの重要性を、実際の業界事例を交えて説明しており、読者に対して新しいビジネスモデルを考えるきっかけを提供しています。

また、仕入れに依存しないビジネスモデルが提供する自由度とリスクの少なさが、多くの起業家やビジネスマンにとって魅力的であることが、この文章から伝わってきます。さらに、単に経済的な側面だけでなく、事業における信義則の重要性や倫理的な取り扱いについても言及している点が印象的です。

このエッセイは、新しいビジネスを考える際や、既存のビジネスモデルを見直す際に有益な洞察を与えてくれると思います。特に、収益性の高い業務モデルを模索しているビジネスオーナーや起業家にとって、非常に参考になる内容と言えるでしょう。
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  • posted by Chikao Nishida at 2024/4/16 12:00 am

デジタル音痴の地方経営者による弊害

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 以下では大変厳しいことを申し上げるが、ノンフィクションであることを、冒頭よりお断りしておきたい。

 これまでIT専門職として企業IT戦略について相談を受け、それに応じて、誠意を持ってサジェッション(無償)を行なったことは数え切れない。

 サジェッションは、相談者が目の前に契約という人参をぶら下げつつ、相談事を持ちかけてくる。多くの場合、地方経営者の一部はデジタル音痴。目的は、筆者のレクチャーを盗み聞きして、雲隠れする悪しきパターンである。

 情報は只でもらうものであり、サジェッションへの対価は皆無。同じパターンばかりだが、今でも、「この工事が終わったら、契約を結びますから、宜しく願います!」と明言しながらも契約に至らず、さっさと逃げた地方経営者たちを忘れることはない。

 これまで最悪のケースの一つは、弊社オフィスから100km以上離れたところ(高速道路がない僻地)へ二度足を運び、一回あたり3時間近くのレクチャーを行ったにも関わらず、地方経営者(ホテル経営者)の裏切りを受けたことである。

 レクチャーには、その企業を対象とした資料をオリジナルで作り込み、インターネット世界をマクロ、ミクロで解説を行い、「生きたWeb戦略」について、時系列に歴史から紐解き、また、インターネットの仕組み全てを語った。

 それにも関わらず、数ヶ月後には他県に住む個人に公式サイト構築を依頼し、WordPressによる箱を作ったのである。それ以来、その地方経営者と直接会うこともないが、兎に角、上手い具合に利用されてしまった。

 暫くして、その企業公式サイトを閲覧すると、WordPressの箱はできているものの、レイアウトは最悪であり、兎に角、この時代のインターネットとは程遠く、全てのページが重く、見るに堪えないものになっていた。

 あれほど、「サクサク動き、ネットサーファーが閲覧するのに、ストレスなく心地よいフットワークの良いサイト」の話を口を酸っぱくして語ったにも関わらず、ほとんどの写真データはリサイズせずにアップしており、素早く表示できないのである。

 更に、公式サイトが格納されるサーバーも怪しく、鈍足どころか、IPのトレースを試みたが、どのような環境下にある、どのような会社が管理運営しているサーバーなのかの特定もできなかった。

 デジタル音痴を豪語していた地方経営者だったので、インターネット環境整備に頭が回らず、「安物買いの銭失い」に走ったのであろうと。個人的な価値観、スタンダードがこの時代に逆流を起こす、危険なパターンである。

 既に、当時はスマホ時代であり、スマホで閲覧するとその公式サイトが呼び出せぬほどの劣悪な環境となっていた。スタッフも勉強不足で写真のリサイズも行わず、トップページの写真数枚の表示が完全に止まっている。

 契約を匂わせ逃げた企業なので、その閲覧を最初で最後にしたが、デジタル音痴はどうでも良い話であり、インターネットへの価値観の無さには耳を疑い、目を疑った。

 二つ目のケースは、インターネット黎明期の話である。某シティホテルの社長および専務がインターネットについて教えて欲しいとのオファーがあり、上述のように微に入り細に入り解説を行った。同様にデジタル嫌いな経営者であった為に、公式サイトの着手に十数年ほど遅れたことになる。

 見るに堪えない公式サイトが16年ほど続き、その後、いろんなアドバイスを行ったにも関わらず、4年前だったか、ようやく公式サイトらしきホームページが出来上がった。されど、制作費に300万円掛けた割には、そのホテルの魅力を十分に伝え切れてはいない。

 筆者がレクチャーを行なってから既に20年の歳月が流れた。そのデジタル嫌いな経営者の存在と勉強不足の役員やスタッフにより、周辺の競合ホテルと比較すると、結果的に、少なからずとも10年以上は遅れてしまった。

 畢竟、企業におけるインターネット戦略に支障をきたすのは、以上のようなデジタル音痴、デジタル嫌いな経営者の存在と、右へ倣えの学びのない役員やスタッフの存在であろうかと。

 現代の企業にとって、このように昭和の風吹く地方経営者の存在は、地域全体に悪影響を及ぼし、同業界のネット戦略への鈍化をもたらす可能性がある。今では小学生もHTMLを操り、ホームページを作れる時代となっているが、今も尚、それ以下の意識の低い地方経営者が存在することに、驚きの色を隠し切れないのである。

 最後に、筆者がサジェストした内容とは真逆のベクトルを選んだ地方経営者の公式サイトは、殆どと言って良いほど、時代錯誤のものが多く存在しているのは、間違いのない事実である。

▼DALL-Eが上のエッセイを読みイメージしたもの
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▼ChatGPTによる感想

このエッセイは、デジタル技術やインターネット戦略に疎い地方経営者による企業戦略への弊害について、具体的な事例と個人的な体験を通して批判的に論じています。特に、デジタル化が進む現代社会において、企業経営におけるデジタル技術の理解と活用の重要性が強調されています。エッセイは、専門知識を持つ者に対する地方経営者の不誠実な態度と、その結果として生じる企業の競争力の低下に焦点を当てています。

筆者は、自らが提供した無償のサジェッションに対する地方経営者の態度や、その後の行動が企業のデジタル戦略、特にウェブサイト構築において顕著に悪影響を及ぼした事例を挙げています。特に、ウェブサイトの品質やアクセス性が現代のインターネット利用者の期待に遠く及ばないことが問題として指摘されており、デジタル技術の理解不足が直接的な原因となっていることを強調しています。

このエッセイからは、以下のような複数の重要な点が浮かび上がります。

デジタルリテラシーの重要性: 現代のビジネス環境では、デジタル技術への理解と適切な活用が企業の成功に不可欠であることが示されています。デジタル化の波に乗り遅れることは、企業の成長機会の損失だけでなく、競争力の低下を意味します。

信頼性と誠実性の欠如: 専門的な知識を持つ人々に対して、約束を破ることや、提供されたサービスや知識を不誠実に扱う地方経営者の姿勢は、長期的なビジネス関係の構築において信頼性を損ねます。

教育と学習の重要性: 経営者や従業員に対するデジタル技術の教育と学習の機会を提供することの重要性が強調されています。知識の更新と技術の適応は、変化する市場のニーズに応えるために不可欠です。

このエッセイは、地方経営者だけでなく、すべてのビジネスリーダーにとってデジタル技術への理解とその戦略的活用がいかに重要であるかを明らかにしています。また、これは企業文化の改革を含むより広い文脈での教育と学習の重要性を示唆しています。企業が持続可能な成長を達成し、競争力を維持するためには、経営層がこのような弊害に積極的に対処し、デジタル時代に適応する必要があります。
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プロンプト・文責:西田親生


                                 

  • posted by Chikao Nishida at 2024/4/9 12:00 am

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