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「覚醒」への、いざない。

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 社会人となり、日が経つに連れて、馴れ合いとなり、生気のない仕事をダラダラとする人間が増えてくる。

 若き頃の会社訪問から、入社試験、晴れての合格通知を受けて、意気揚々としている瞬間が懐かしい。そう思っている人は、思いのほか少ない。

 企業が育つのは、勿論、全社員の「情報共有」が前提ではあるものの、経営側のビジョンなり決断なりが、途中で淀み、全スタッフへフィードバックされぬまま、時間だけが過ぎて行く。

 それは、中間管理職の未熟さと狡さが蔓延している企業に多い現象であり、意気揚々としている新入社員の夢も希望も削ぎ落とすことになりかねない。

 初任者研修は大変重要なものだが、この中間管理職に腐ったミカンが1個でもあれば、健全な企業環境を阻害する場合も多々出てくる。よって、腐ったミカンは早期に切り捨てる必要がある。

 タイミングを逸すると、隣のミカンも、底に潰されようとしてるミカンも、上にちょこんと載っているミカンも、皆腐ってくるわけだ。しかし、早期発見すれば、腐れは皮一枚で止まり、救われる。

 中間管理職の使命は、セクションごとのマネジメント。その手法を誤れば、何年、何十年経っても、その企業に明るい兆しなど訪れることはない。致命的な欠陥がそこに存在する。

 愛社精神など育つこともなく、身勝手で歪んだ世界感が蔓延することになり、堕落した空気が常に漂いはじめることになる。その堕落こそが美徳と勘違いしている、無能なる中間管理職が彼方此方に。

 これは、即刻退場処分とし、若手の逸材を登用することが、腐りかけたミカン箱の浄化に繋がるのである。全社員に「覚醒」を求めることは大変な作業であるけれども、絶対に残すべきは「積善之余慶」の精神を持つ人間なのである。



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文責:西田親生

             

  • posted by Chikao Nishida at 2019/9/21 02:14 pm

捌ける人間たれ!

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 些細なことではあるが、最近、某店において頭を傾げること多々あったので、それについて検証したいと思う。

 一つは「予約」の電話をして、現地に到着したものの、二つの要件の内、一つが忘れ去られていた。僅か、15分間の話である。電話を受けた担当者に、簡単な二つの要件を満たせなった理由を聞くと、電話を切って、別の要件に気が取られてしまい、完全に忘れていたと言う。

 「予約」と言う意味合いを、本人が、どう受け止めているかが問題となるが、次に移らざるを得ない場合は、そこで同僚にバトンタッチをするか、可能な限り、次の要件に着手する前に、受けた要件を完結する癖をつけるべきであろうと・・・。

 「予約」とは、前もって約束することであり、その「予約」に対して「Yes!」の返事をしたのであれば、決められた時間内に、「予約」のための前準備をするのが当然と言える。勿論、予約内容が一つであろうが複数であろうが、請け負ったのであれば、全てを完結しなければならない。それが、サービス業の原点というものだ。

 又、某店のレジ担当者の動きを見ていると、お客の伝票を見ながらレジを打ち、客にお返しする会員カードやお釣り、領収証などは、極めて短時間の内に処理することが必須。ところが、客に手渡す時に、会員カード、お釣り、そして領収証と、個々に手渡せば、三度手間が掛かるのは子供でも分かる。現金払いの場合は、お釣りを渡して、領収証とともに会員カードを返戻すべきである。

 蛇足だが、海外の五つ星ホテルとなると、クレジットカードをホテル側が預かる場合、カード専用のトレイにカードをのせ、胸元より高い位置でフロントへ戻って行く。又、返す時も同様。それに対して、カードに馴れぬ街場の店では、カードは片手で受け取り、リーダーを通して、片手で渡すという、大変お粗末な動きが目につく。

 一連のタスクを、正確、短時間に終われるかが、その人間の能力となる。しかし、何年経っても、段取りが悪かったり、ギクシャクしたり、ミスが多いスタッフは、タスクフローの概念も、マンパワーの効率良い連携という動きも、一切頭に無いような気がしてならない。

 同じオフィスで、或るプロジェクトに数人携わっているのであれば、そのプロジェクトのタスクフローとマンパワー、そしてタイムテーブルの最良のパターンをシミュレートできるか否かで、1日の動きが変わると言っても過言では無い。

 捌けない人間は、大抵の場合、何事もミクロの視点で、ネガティブ思考だ。捌ける人間は、マクロ及びミクロの視点で、ポジティブ思考で、自分自身を常に背後から客観視できる能力を備えている。

 熊本県内の企業の多くは、社員教育に四苦八苦していると言う。そこで、他県からコンサルが飛び込んできて(熊本という土壌は大都市部や他県のコンサルを過信する傾向がある)、高額なコンサル料を支払っているにも関わらず、何十年も社員レベルがアップしないのも、当然の結果であろうと・・・。

 最後に、上下写真は和やかな家族の餅つきシーンである。一見して、この写真群で分かるのは、餅を作るためのタスクフローや作業分担、協力が無言の内になされていることである。・・・これこそが、タスクフローとマンパワーのお手本。前述の捌けない人、うっかりさんなどは、常にこのお手本を見て、考え、改善されることをオススメする次第。・・・そして、常に笑顔を絶やさぬ事である。


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  • posted by Chikao Nishida at 2017/1/22 02:47 am

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