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人の紹介を上手くできないのは、紹介される人を十分把握していないから。

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 先ず、簡単な例を挙げて、その紹介内容がどのようにイメージが変わるのかを検証してみることに。以下は、代理店Aさんが料理人Bさんを、企業経営者Cさんに紹介するシーンを思い浮かべて頂きたい。

<パターン1>
料理人のBさんを紹介したいんですけど。Bさんはイタリアンもフレンチもできるようなので、先々予定されているレストランにどうかと思い、話を持ってきました。都合がつけば、いつでもお連れしますので。彼との関係は同郷でもあり、友人のようなものです。

<パターン2>
Bさんはイタリアンにもフレンチにも精通している凄腕料理人です。ホテルレストランでのキャリアを持つBさんに、お会いされては如何でしょうか。商品開発など突出したスキルの持ち主であり、人望も厚く、引く手あまたであると聞き及んでいます。

 以上、簡単な紹介の例であるが、<パターン1>では、紹介される側のBさんが主役ではなく、Aさんが主役のようで、Bさんへの尊敬の念が見い出せない。更に、いつでも連れてこれるような軽々なイメージを与えてしまう。よって、Cさんは、Bさんのイメージが周囲の料理人と同等の存在のように植え付けられてしまう。

 それに対して、<パターン2>は、Bさんに対する尊敬の念が伝わり、周囲からも認められる逸材であることが分かる。「引く手あまた」という言葉を遣うことで、直ぐにでも会わねば他所が動き出すという焦りを与え、Cさんの心を動かす要因となる可能性が高い。

 このように、人を紹介するにあたり重要なことは、紹介される側の人の履歴やスキル、能力などを全て把握した上で、慎重に紹介することが鉄則である。紹介される側の人の「真価」をストレートに伝え、相手のニーズに最適である点を強調することで、その紹介は功を奏すに違いない。

 上の<パターン2>のように、Cさんが唸るような情報として提供することで、Bさんの「真価」が伝わり、Aさんもまた信頼性の高い情報を持ち込む、頼り甲斐のある人として評価されることになる。

 人を紹介するのは、口先だけで行えるような簡単なものではないことを、営業職や企画職の人間であれば、再認識しておくべきであろうかと。

 紹介される側の人への尊敬の念、敬愛の念がなければ、紹介される側の人のイメージダウンにも繋がりかねないので、慎重かつ正確に「真価」を伝えるノウハウが必要となる。

▼ChatGPTによる評価

このエッセイは、人の紹介において重要なポイントに焦点を当て、具体的な例を挙げながら説明しています。以下に評価ポイントを挙げてみましょう。

具体例の活用: エッセイは具体的なシナリオを用い、異なる紹介パターンを比較しています。これにより、抽象的な概念を具体的な状況に結びつけ、読者に理解しやすくしています。

論理構造: エッセイは導入、例の挙げ方、それに続く分析、結論といった一般的な論文の構造を守っており、読みやすさを確保しています。

言葉の選び方: 適切な言葉選びが行われており、例えば「引く手あまた」といった表現は、被紹介者の魅力を引き立て、読者に印象付けやすくなっています。

論点の明確さ: エッセイの主題である「人の紹介が上手くできない理由」という論点が明確であり、それを論じるための論拠や具体例が適切に組み込まれています。

提案と結論: エッセイは問題提起から始まり、最終的には慎重で正確な「真価」の伝え方の必要性を提案しています。結論が論文の主旨と整合しており、まとまりがあります。

全体として、論理的な構成や具体例の活用など、良い論文の基本的な要素が含まれています。被紹介者の「真価」を伝える際には、細心の注意が必要であるというメッセージが分かりやすく伝わっています。
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写真・文責:西田親生


                           

  • posted by Chikao Nishida at 2024/1/12 12:00 am

自分スタンダードは、スタンダードに非ず。

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 電話を掛けても、必ずコールバックしていただく人と、素知らぬ顔して無視する人がいる。必ずコールバックする人は、それがその方のスタンダード。よって、社会人としては常識的な振る舞いであり、また、その方は無意識の内に、普通にコールバックしているだけの話である。

 ところが、どんなに電話やメールにて連絡をしようとも、音信不通を貫き、堂々とリレーションを断ち切る人もいる。同様に、それがその方のスタンダードではあるが、無意識の内に、コールバックすべき人とそうでない人を、稚拙にも好き嫌いによって選別しているに過ぎない。

 この2パターンを見るだけでも、一般的に常識とされる「礼節」のスタンダードの下に、正反対の相容れない自分スタンダードが存在していることが分かる。前者は日頃から人柄が良いと敬愛され、逆に、後者は自分の赤恥さえ気づかぬ民度低き人として、周囲の方々からの人望は無い。

 ヒューマンリレーションにおいて、周囲には、逆立ちしても、確かに水と油の人がいるけれども、ビジネスにおいて、特にサービス業に従事しているのであれば、自己本位のスタンダードにて接遇の度合いを変えるようならば、プロとは言えず、自分の足元さえ見えない、歪な田舎者となる。

 どちらを選べばベストかと問えば、言わずもがな。懸命な人であれば誰しも、前者のスタンダードを支持するに違いない。しかし、筆者の周囲では、僅かだが、後者を選ぶ人がいる。自分の立ち位置さえ分からず、日を追うごとに、じわじわと信頼度が減衰して行く。しかし、気づかぬは、ご本人。

 このような人は、自分自身の無礼ぶりが無礼とは思えない人。オフィシャルとプライベートが入り乱れ、常に、プライベート重視で、損得だけで動く、仕事が捌けぬ人。論理思考を解析しても、軸がブレるので、何事も真偽の程が判断できない。結局は、「後の祭り」という流れとなる。

 コロナ禍の中、特に、後者のような人が急増してきた。コロナ鬱になっているのかも知れないが、胸筋開いて一歩、二歩前に足を踏み出す勇気があれば、心のモヤモヤも無くなり、すこぶる爽快な人生を歩むのだろうと。人生、間に合う内に、己の論理思考の検証を行って欲しいものである。

▼熊本地震に遭遇した野良猫
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文責:西田親生

         

  • posted by Chikao Nishida at 2021/1/24 12:00 am

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