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カワセミと会うなら、八景水谷公園で!

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 「今日はカワセミを撮るぞ!」といった気持ちで八景水谷公園へ行くことは稀だが、この地は他の河川や湖と比べると、ある程度カワセミの行動パターンが分かり易い湧水池なので、カワセミに会いたい人には格好の場所である。

 時には、カワセミ狙いの常連熟年カメラマンが、大きな三脚と超望遠レンズを装着して陣取っているので、少々目の前を通りにくいけれども、そこは公園でもあり、遊歩道を自由に歩けるところなので、あまり気にせずカワセミを観察することができる。

 しかし、撮影中の近くを大声で騒いで走ったり、撮影に集中しているカメラマンの背後から安易に声を掛けるのは避けた方が宜しいかと思われる。先日など、迷彩服を着て、カメラもレンズも迷彩柄で固めたカメラマンに向かって、幼子が「自衛隊のおじちゃん、何を撮っているの?」と唐突に声を掛けていた。(※自衛隊の方ではないのだが・・・)

 そのカメラマンは苦笑いをしながら、また、ファインダーを覗き込んだが、枝に居たカワセミが飛び去ったので、しばらくしてその場を立ち去った。母親が子供の手を離してしまい、幼子がカメラマンに声を掛け、三脚のすぐ横でスマホを撮りはじめ、大声での親子の質疑応答となり、目の前のカワセミの姿が消えたという流れだ。親子の散歩なので無理もないことだが、そこは空気を読みたいところでもある。

 何はともあれ、宝石のように美しいカワセミを見たい方には、双眼鏡持参で八景水谷公園(無料駐車場は月曜日が定休日で利用不可)がお薦めとなる。もちろん、公園利用のマナーを守っていただくと、皆がより楽しいひと時を過ごせるのではなかろうかと・・・。


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  • posted by Chikao Nishida at 2018/1/8 12:00 am

八景水谷公園の日暮・・・

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 八景水谷公園の日暮は、静かなものである。元気なお婆ちゃん達のウォーキングは続いているものの、野鳥たちは、ねぐらへ帰る頃となる。

 陽も傾き、山茶花には間接光だけが当たっている。花々は、炎天下で撮影するよりも、雨上がりや日暮近くの方が、柔らかに写る。暗くなりつつある水面に浮かぶ野鳥も、とても物静かで、警戒心も昼間とはまるで違う。

 突然、アオサギが降り立った。魚獲りをしたそうだが、魚たちも浅瀬にはほとんど居ないようだ。キョロキョロして、結局は「NO GAME」となった。

 先般、熊本県立装飾古墳館で初霰に遭遇したが、今日の八景水谷は寒く、カメラを持つ手の指先は冷たくなった。超望遠レンズを構えていた高齢者も、ほとんどファインダーを覗くこともなく、立ち話に転じたようだ。

 人口70万人を超える熊本市の都市部近くに、このような湧水地がたくさんあるところが熊本の特徴でもある。

 なぜ、取材先で八景水谷が圧倒的に多いのか!?

 それは、澄み切った水が湧き出て、小さな自然に触れ合えるのも理由の一つであるが、昨年4月の熊本地震の時に、多くの人たちの「命」を救ってくれた湧水池の一つであるということが、一番の理由となっている。

 実に有難い、自然の恵み。野鳥たちも同様に安心安全と心地よさで、この湧水池に居座っているのだろうと・・・。


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  • posted by Chikao Nishida at 2017/12/14 04:23 am

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