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水前寺東濱屋

▼水前寺東濱屋の特上鰻重 http://www.dandl.co.jp/higashihamaya/Link

higashihamaya



 何度も何度も、Facebook上で行きたい行きたいと言っては、最近、足を運ぶことができなかった水前寺東濱屋。・・・同店は鰻専門店として百四十年の歴史と伝統を誇る。熊本の顔と言っても過言では無い。・・・筆者が通うようになって既に30年が過ぎた訳だが、いつ行っても、その極上の味は不変のもので、勝手ながら筆者の鰻料理のスタンダードとなっている。

 本日は時間に余裕が無かった為に、事前に特上鰻重弁当を予約し、ちょうど正午頃に受け取りに行ったのだった。受け取った弁当を車の座席にそっと載せ、「さ、エンジンスタート!」と思った筆者だが、いつの間にか、吸い込まれるように真向かいにある近代文学館横の公園に足を踏み入れた。・・・以前、先見塾写真撮影会を開催したところである。

 大楠を取り巻く円形ベンチを横目に、更に公園の奥へと進んで行った。道沿いからは、公園内の紅葉がよく見えなかったが、ちょいと入り込み、頭上を見廻すと、全て紅葉のベールに覆われた中心位置に立っていた。

 そのまま弁当を持ち帰るのは勿体ないと思い、ぶら下げていた一眼レフカメラでパシャパシャと撮影する事にした。・・・近頃、如何にして抜けの良い写真を撮るかに頭を痛めている筆者である。・・・日頃は、猪突猛進の勢いで連写をするのだが、今回は一歩、二歩引いて、落ち着いて周囲を舐め回すように眺めることにした。

 寒空の下、優しい光の射し込み、反射、透過、回り込みと・・・紅葉と光の乱舞と化した公園。車に置きっぱなしの特上鰻重弁当。腹は鳴り出し、シャッターを押すのも嫌々気分。・・・最終的にはシャッターを切る方が勝り、社内の極上弁当は後回しにすることにした。

 実は、この公園は、以前、水前寺東濱屋の敷地であった処だ。(近代文学館建築の為に、現在の場所に移築となった。)・・・新聞社時代に筆者が初めて食した時は、典型的な料亭の佇まいであった水前寺東濱屋。当時の事を思い浮かべると、座敷に座り、目の前の庭園の花々や泉水を愛でながらの会食を楽しんでいたのだった。・・・そういった良き想い出もあり、どうしてもこの公園だけは足を踏み入れてしまうのである。

 僅か20分ほどの撮影時間ではあったが、いつもよりも集中して、泉水の映り込みや紅葉の賑々しい映像を切り取ることが出来たと自負する次第。(正に、自画自賛だ。)

 何はともあれ、同店の鰻の蒲焼きは天下一品。筆者の頭の中では追随するところは皆無。・・・炭焼きの蒲焼きは、美味しい熊本の米を一層旨くする魔法を持っている。鰻の焼き加減と独特なタレの絡まり具合は絶妙だ。・・・まだ、食された事がない方は、是非、一度と言わず、二度、三度足を運ばれては如何だろうか!?・・・自称グルメ通の筆者がお薦めしたい食事処の一つでもある水前寺東濱屋をご愛顧頂ければと・・・。

 蛇足だが、取材から戻り、オフィスで食した同店の特上鰻重弁当。・・・これは、旨いのなんのって!!!


▼東濱屋跡公園にて
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▼東濱屋跡公園にて
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▼東濱屋跡公園にて
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  • posted by Chikao Nishida at 2013/11/24 12:23 am

一押し、「焼肉すどう」!

▼肉を焼く女将

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 一昨日、某テレビ局との会食に「焼肉すどう」を選んだ。同店は熊本ホテルキャッスルから歩いて1分と、ロケーションも良く、店内から硝子窓越しに熊本城夜景を望める、今最も旬な焼肉専門店である。

 今回のメニューに関しては、「お任せコース」ということで、腹ぺこ状態で同店に足を運んだのだった。先ず料理長が挨拶に現れ、「今回は、お客様が大変なグルメ通であるということなので、趣向を変えてみました。」と・・・。何やら、ワクワクドキドキである。

 暫くすると、先ほどの挨拶の言葉通り、どんと150グラムのステーキが目の前にサーブされたのだった。因みに、雌牛に拘り育てる生産者自慢の肉であるようだ。最初からいきなり重いかなと心配したが、そのステーキをナイフで切ろうとすると、絶妙な焼き加減も手伝ってか、すこぶる柔らかく癖の無い肉質に、我々は豆鉄砲をくらった鳩ぽっぽ状態となった。

 それから、先般、天皇陛下が来熊され、食されたという「菊芋」を作る生産農家からの彩り素晴らしい珍しい野菜が、大皿に盛られてきた。残念ながら「菊芋」は無かったものの、その後に出された「梅山豚(メイシャントン)」は、正真正銘、天皇陛下が食された拘りの豚肉だと言う。・・・我々にとっては実に有り難くもあるが、罰が当たるような食材であった。

 目の前に炭火が運ばれ、女将が直接次から次へと肉を焼いてくれた。・・・最新式の高性能排煙システムなのか、近くでカメラのレンズを向けて撮影しても全く汚れが付かないほど、排煙が静かだが凄まじい。垂直に上がろうとしている煙が、斜めにトルネードのような勢いで吸い込まれて行くのだ。煙を一所懸命撮ろうとしても、凄い速さで煙が吸い込まれるので、良い感じの写真が3枚ほどしか撮れなかったのであった。

 食事を始めて僅か1時間半。全て残す事も無くペロリと食し、更に、同店自慢の「牛筋カレー」と「手作りプリン」を頬張り、〆となった。

 振り返ってみると・・・熊本県内に今までになかったスタイルの焼肉店であり、肉にも野菜にも精通している凄腕料理人の匠の技を垣間見させて頂いたような気がする。鴛鴦夫婦が経営する「焼肉すどう」。経営者も店も若いが、同店がこの先、20年も30年も、更にその先も、熊本の名物食事処として成功するように祈りたいと思う。

 実は、1ヶ月ほど前に友人と足を運んだ店なのだが、大変良い店を紹介して貰ったと、心から感謝する次第である。


▼本日サーブされた料理群
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【焼肉すどう】 熊本市上通町4-10 トラヤビル3F/096-288-5729
  ※定休日:日曜日/営業時間:18時〜23時

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  • posted by Chikao Nishida at 2013/11/22 04:23 am

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