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何事もほどほどに!

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 これは、あくまでも私的体験談であるが、結論から言えば、「何事もほどほどに!」が一番であるということを申し上げたい。

 筆者は幼い頃から性格的に、人が困っているのを見ると、放置できないという「世話焼き」なところがある。よって、大人になっても、この性格であるが故に、相談事が目の前にわんさと降ってくる。その現象に慣れたのか、トラブルシューティングをするのが自分の重責だと勘違いしていた時期もあった。

 若くして新聞社を辞めた要因も、上述の類(たぐい)である。部下を日頃から虐める連中を許すことができず、その中に割って入り、正論で叩き潰すことができたが、余りにも馬鹿らしくなって、突然、新聞社を去ることにした。周囲は反対し、重役から何度も「辞める必要はない!」とも言われたことを思い出す。

 恥ずかしながら、「世話焼き」を何十年も繰り返し、現在に至っていると言える。ご苦労さまである。今思い起こせば、確かに虐めはブロックしたが、当時虐めに遭っていた部下とは今は接点はなくなった。恩着せがましく思えば腹も立つが、結局は「要らぬ世話」をしただけの話であり、自業自得だと思っている。

 また、数年前のことだが、某社で色んなトラブルが続出した中で、判官贔屓の筆者は、見て見ぬふりができず、とうとう、再び正論という薙刀を振り回したのだった。しかし、蓋を開ければ、現在、悪人どもはやや静かになったものの、今でも暗躍しているのが手に取るように見える。これが、世の中なのかと・・・。

 極端に「目には目を、歯には歯を!」といったハンムラビ法典に酔心するものではないが、不正や蛮行は絶対に許せないといった「勧善懲悪主義」なところも残っているに違いない。勿論、父が法曹界にいたこともあり、周囲に不正や蛮行を繰り返す知人友人は皆無だったので、その点はピュア過ぎると自覚している。

 最近思うことは、最善を尽くして弱者を救済したとしても、周囲の噂は真逆なものとなり、それが吹聴されて行く。特に、悪人どもはプロパガンダが得意なので、部外の人間を犯人に仕立て、責任転嫁、そして逃走する。大なり小なり、国内でも海外でも、悪人たちの所業は同じベクトルであることがよく分かる。

 これは自戒を込めての話であるが、第三者が困っている時に、本当に近く大切な存在である人が窮地に立たされている場合は、最善を尽くす必要があるが、一般的な第三者に対しては、突っ込みすぎず、ある程度のラインで身を引くのが肝要である。それも、「要らぬ世話」と言われぬ程度のラインにて。

 人は、他の動物より記憶力があるように見えて、結構、記憶を失う人が多い。自分に不都合なことであれば、マッハの速度で記憶が消されている。筆者は世話になった事は、絶対に忘れない。時には言葉に出して、その方を想い出す。他界された方へは、感謝の心を忘れぬよう、スタッフに語り伝えるようにしている。

 心身ともに健康で仕事に傾注し、医者要らずの人生を送れるのは、全て、お世話になった方々のお陰であるのだから、当然のことである。


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写真・文責:西田親生

                 

  • posted by Chikao Nishida at 2022/4/19 12:00 am

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