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半高山戦場地跡(西南の役)へ!

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 天候がすぐれない。光と影を追えない、妙な天気である。

 よって、夏目漱石にまつわる峠の茶屋を通り、河内町へと。山々を覆うように、蜜柑畑が広がる地域である。それから、天水を経由し、玉東町を通り、熊本市へ戻るコースと採った。

 復路は、普段は通ることがない道だが、途中、左手にアンツーカーのような整備された道路があったので、その高台へと足を向けた。案内看板を見ると、「西南戦争 半高山戦場地跡」とある。西南戦争と聞けば、1877年の田原坂や難攻不落の熊本城をイメージしていたが、玉東町の半高山における官軍と薩軍の攻防は初耳であった。

 今や、蜜柑畑が一面の、有明海を望む風光明媚な公園になっている。車外に出る瞬間に、柑橘系の香りに包まれた。雨まじりだったので、長時間の撮影はできなかったが、ツーリングに、そしてピクニックにも絶好のポイントの小さな発見に得した気分となった。

 場所は、熊本市内から国道3号線を北上し、新しい西回りバイパスへ左折し、すぐに右折。道なりに進み、園芸場から左折すると数十分で同地へ行ける。往きは金峰山越えだったので、復路はすこぶる短時間で熊本市内に戻れた。それも信号もなく、道路幅も広く整備されていたので、狐につままれた感じのままオフィスに戻った。


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▼取材風景
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▼本日の取材ランチは、日本料理 ENOKIZONOの「穴子の天ぷら定食」
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  • posted by Chikao Nishida at 2017/6/7 12:00 am

穏やかな、普賢岳。

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 雲仙普賢岳が、平成二年の大火砕流により、多くの死傷者や行方不明者が出したことは記憶に新しいと思っていたが、既に4分の一世紀以上が経っていることが信じられない。その年の10月1日に、筆者がディー・アンド・エルリサーチ(株)を立ち上げたこともあって、その記憶が鮮やかに蘇るのかも知れない。

 今回、熊本市河内町の山手から普賢岳を撮影することにした。準備不足で超望遠レンズ600mmは持参しなかったけれども、70mm-200mmの望遠レンズで、何とかその姿を捉えたのだった。あの火砕流の惨劇の場となった普賢岳とは思えないほど、穏やかな表情で、有明海を挟んでこちらを向いていた。波も静かで、あと2時間半ほどでサンセットを迎える頃である。

 薄暮というか、浅いトーンの色合いなり、大きな湖に浮かぶ火山島のようで、雲のかかり具合などを見ていると、ジュラシックパークにでも足を踏み入れたような錯覚に陥った。自然はこの上なく美しい表情を見せるのが常ではあるが、時には、その牙をむくこともある。このように大人しく静かな普賢岳をまじまじと見たのは初めてのこと。

 これからも、何事もなく、有明の海を静かに見守ってもらいたいと願うばかりである。台風16号も、18日頃、九州に近づいてくるようだが、どうか、普賢岳が追いやってもらえればと・・・。


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  • posted by Chikao Nishida at 2016/9/15 12:00 am

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