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取材中に、初霰!

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 熊本県装飾古墳館へ足を運んだところ、急に頭上が暗くなった。・・・雪雲である。

 車外に出ると、痛いように冷たい風が吹き、ポツポツと霰が落ちてきたのだった。今年、初霰。

 まだ、頭上には暗雲が動いているが、岩原古墳群の一部は太陽光が当たり、とても幻想的な風景が目の前に・・・・

 小さな円墳の頂上に登り、現地では最大の前方後円墳を中心にシャッターを切っていったが、気づけば、ジャケット着用を忘れいている。

 慌てて、車に乗り込み、暖をとった。

 つい最近まで滝のような汗に悩まされていた取材活動だが、秋も短くなり、これからは刺すような寒さと闘わなければならない。


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▼photo by D&L Assistant Photographer(霰の白い粒が空中に写っている)
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  • posted by Chikao Nishida at 2017/12/13 02:15 pm

岩原横穴群(山鹿市)へ

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 考古学という言葉は、堅苦しい学問として受け止められがちで、テレビのクイズ番組以外では、人によっては見向きもせず、粗野に取り扱われる分野ではなかろうか。ただ、申し上げたいことは、日本人として、太古へのルーツを辿り今を知ることは、すこぶる意義深いものであり、日本人として生まれてきた良かったと気づかせてくれることもある。

 熊本県は特に装飾古墳が有名で、チブサン古墳(公開)、弁慶ケ穴(劣化により非公開)など、全国にある装飾古墳の約4割弱が県内に点在している。また、更に太古へ遡ると、当時の横穴群(tunnel tomb)の存在も見ることができる。以前紹介したのは、山鹿市にある鍋田横穴群・・・岩野川に面した岩盤にある横穴であった。

 今回は、鹿央町の熊本県装飾古墳館(岩原古墳群)近くにある、岩原横穴群へと足を運んでみることにした。それも、突然のコース変更で、行き当たりばったりの取材となった。同施設は、随分前に整備した形跡はあるが、現在はほとんど手を付けられてはいない。雑木林の中に公衆トイレ、そして、シダ類の葉に埋もれた多くの横穴の存在を確認することができた。

 紅葉にはやや早かったのか、一部の木々は紅葉し、深い雑木林に素敵なアクセントを付けていた。小ぶりの椿の花も咲き始めていたが、時折、大きなスズメバチが偵察に来るので、刺されては大変なことになるので、数十枚撮影を終えて、さっさと車の中に入り込んだ。蛇足だが、虫除けスプレーとスズメバチ撃退スプレーは必須かと・・・。

<岩原横穴群の解説文より抜粋>
 岩原横穴群は、米野山の北麓に広がる岩原台地(標高75m)の北側から南西側にかけて、6群131基の横穴からなる。このうち8基に装飾が認められる。・・・・


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  • posted by Chikao Nishida at 2016/11/18 03:28 am

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