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ラ ファブリカ デッラ パスタに酔いしれる!

▼写真はラ・ファブリカ・デッラ・パスタを使用して作られた料理

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 ラ・ファブリカ・デッラ・パスタとの出逢いは、不定期に開催しているグルメ会での会話にあった。友人がとにかくパスタ大好き人間にて、日頃から炭水化物を食さぬが、パスタに関しては、イタリアに立ち寄る度に、高級パスタ麺とオリーブオイルを大量に買ってくるほどパスタオタクである。その中で飛び出してきたのが、このパスタであった。

 ラ・ファブリカ・デッラ・パスタ社は、パスタ発祥の地として有名なグラニャーノで、3世代に渡り家族経営でパスタを作り続けるメーカーである。家族経営であるが故に、大変希少価値のある高級パスタとして人気を博している。

 原料はイタリア産のセモリナ粉のみを使用。ラッタリ山の清水とマエストロの伝統的製法によって作られ、低温でじっくりと乾燥された本物のパスタであり、アルデンテにて食す時の、ディラム・セモリナ粉の香りがたまらない。

 因みに、グラニャーノ地区でパスタ作りを始めたのは500年前のこと。デュラム・セモリナ粉と、グラニャーノの山々から湧き出る天然水により生み出されるもので、ブロンズ鋳型を使い、天日干ししたパスタの表面は、程よいザラツキが手に馴染む。

 今回、数種の高級パスタ食べ比べを行ったところ、このパスタが一番食べ応えがあった。しかし、食後の胃袋のスッキリ感には腰を抜かした次第。正直なところ、このパスタとの出逢いにより、パスタの概念が変わってしまったと言っても過言ではない。

 流石に、イタリアの風吹くラ・ファブリカ・デッラ・パスタ。他の追随を許さぬほどの逸品として、しっかりと記憶に刻み込まれたのである。

※料理写真群は、ダイニングキッチン九曜杏(熊本ホテルキャッスル)にて試作されたもの。


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◎ロゼッタストーン公式サイト(since 1995)
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文責:西田親生

◎熊本ホテルキャッスル グルメ情報(過去記事集)
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  • posted by Chikao Nishida at 2020/2/18 04:07 am

パスタに挑んだ2ヶ月間・・・

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 特に、この2ヶ月間は、ダイニングキッチン九曜杏(熊本ホテルキャッスル)の料理長やセカンドたちとの闘いだった。

 持ち込んだのは、ラ ファッブリカ デッラ パスタ、マシャレッリ パスタ、ジロロモーニ パスタ、ジュゼッペ コッコ、マルレッリ パスタの五種のパスタから、それぞれにスパゲッティやペンネ、リングィーネなどを揃えて、闘いに臨んだ。写真は、実は全てではないのが残念だが、少なくとも、これら以上のパスタを胃袋に入れた事になる。

 中でも、優等生と感じたのはマシャレッリ パスタだった。食感と風味、喉越しなど全て納得の行くものである。また、ジロロモーニ パスタの胚芽やふすまを練り込んだものは十割蕎麦のような色合いにて、非常に印象深いものだった。同レストランのセカンドが「これが一押しですよ!」と豪語するほどのもの。

 ジュゼッペ コッコは、ローマ法王庁御用達というものだが、やや細めのリングィーネ。皿に盛って、食す途中に自らの余熱で柔らかくなる。しかし、女性陣には人気があった。マルレッリ パスタも試してみたが、マシャッレリ パスタにやや似通ったものであった。そのペンネもなかなかのものだが、流石に、ラ ファッブリカ デッラ パスタには敵わなかった。

 ただ、昨日食したもの(持参のものとは別物)で、業者さん推奨のものとしてインペリアーレ ダブルッツォというパスタが振る舞われた。500gで540円ほどのものだが、可もなく不可もなしといったところだ。やはり、どうしても歴史的なものに拘りながらも、本場のパスタでも納得の行くパスタというものは、アルデンテの麺を噛む瞬間の小麦の香りと極め付けの食感を欲してしまう。

 Facebookで呟いたところ、写真愛好家のイタリア人男性が、「ラ ファッブリカ デッラ パスタは、イタリアでは最高峰の麺の一つだよ!」と称賛してくれたので、これまで2ヶ月間に及ぶ試食を通して、最初から一押しとしていたラ ファッブリカ デッラ パスタに間違いなかったと、胸を撫で下ろした次第。

 しかし、各パスタはそれぞれに特徴があり、全て異なるものであると言うことは、パスタ麺を見て、それに最適な料理を創る方が宜しかろうと。決して、筆者のような素人が、料理を決めて、目の前にある麺を使ってしまえば、絶対に不味くなると確信した次第。


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  • posted by Chikao Nishida at 2020/2/15 04:56 am

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