ロゼッタストーンBLOGニュース

　Clubhouseが日本に上陸してから３ヶ月が過ぎた。その中で出逢った土岐彰寿（ときあきなが）さん。前職は大手通信会社のエンジニア。実父の体調が優れぬこともあり、地元青森に戻って、りんご農園を継ぐ決心をしたと言う。

　最先端技術のエンジニアからりんごファーマーへの転身。それからと言うもの、疾風怒濤の如く、シードルというりんご酒の商品開発を推し進め、次から次へと意表を突くようなシードルを連発し、地域揺り起こしの原動力となっている。

　昨日、同氏から「新商品が出来上がりました！」と連絡が入り、送られて来たのが、以下の写真。

　商品名は「赤の仲間入り」（４月２８日発売）。三種のりんご（五所川原、栄紅、レッドキュー）を１：１：３の比率でブレンドして創られた、色鮮やかな赤の、やや辛めのドライな味わいのようだ。

　ボトルの絵柄は、赤いリボン、薔薇、太陽、赤いシードル入りのグラス、祝マーク、パンプス、ハート、番傘、地球儀の赤道、赤べこ、ダミエ柄、東京タワー、そして赤りんごのデザインが施されている。

　今回の「赤の仲間入り」は、２０２０年産のりんごを使用し、４５０本を製造。販売については、「トキあっぷる社直売所（五所川原市）」、立佞武多の館（五所川原市）とネットショップでスタート。

　すこぶる素敵な商品であるが、後日、同氏より詳しい資料が送付されてくるので、次回の記事にてお伝えすることに・・・。乞うご期待！

▼トキあっぷる社公式ネットショップ
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▼立佞武多の館（たちねぷたのやかた／TACHINEPUTA NO YAKATA）
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文責：西田親生

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posted by Chikao Nishida at 2021/5/2 12:00 am

細川家菩提寺泰勝寺跡へ

　立田自然公園の中にある「細川家菩提寺泰勝寺跡」は、いつも冷んやりとしており、鬱蒼と茂った木々の中にある苔園や溜池に立ち寄る野鳥などを楽しめる処である。残念ながら、紅葉はほぼ過ぎており、奥の茶室「仰松軒（こうしょうけん）」へ向かう道沿いは、紅葉を終えた枯れ葉が堆積していた。

　「散りぬべき　時知りてこそ世の中の　花も花なれ　人も人なれ」と言うのは、余りにも有名な細川ガラシャ夫人（明智光秀の三女）の辞世の句である。そのガラシャ夫人の墓も、同園「四つ御廟」の中にひっそりと佇んでいる。（「四つ御廟」とは、初代細川藤孝夫妻、そして２代細川忠興夫妻の墓を総称するもの。）

　上記のように、「細川家菩提寺泰勝寺跡」は由緒ある処にて、時折、歴史探訪好きの観光客の姿も見受けられる。いつぞや、熊本地震直前に園内の石垣を「やっと修復しました。この図面を見てください。大変だった！」と語った工事の方を思い出すが、それから数ヶ月後に、同地震により全て壊れてしまったのだった。

　以前、結婚式の前撮りや文化祭の練習をする女学生などにも遭遇したが、同地を散策すると、何となく心穏やかになるように思えてならない。因みに、「四つ御廟」の前には、ガラシャ夫人が愛用した手水鉢もあるので、是非、ご覧いただければと・・・。（今回は、手水鉢の撮影を忘れてしまった。）