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飯田丸五階櫓と宇土櫓

▼熊本城内 飯田丸五階櫓と宇土櫓

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 今回は、熊本城内の飯田丸五階櫓と宇土櫓の撮影をすることにした。

 持ち込んだ機材は、NIKON D800。それに28mm f2を装着し、手前に飯田丸五階櫓、そして奥に宇土櫓がちらりと見えるところに足を運んで、数枚の写真を撮った。

 撮影後、持ち帰り気づいたのだが、縦に撮影した写真の左下に岩のようだが、妙な塊を発見。それを拡大して見ると、何と数匹のカメが甲羅干ししているではないか。顔の側面に赤い線があるので、ミドリガメに違いない。誰かが、それを濠に持ち込んで、いつの間にか大きく育ったのだろうと・・・。

 今回の撮影は、桜の馬場 城彩苑に立ち寄ったついでだった。しかし、熊本城の撮影では初のアングルとなったので、僅か二枚に写真だが、すごく満足して帰途についた。

 ちなみに、桜の馬場 城彩苑でよく食す料理に、夢あかりの「酸辣湯麺(サンラータンメン)」がある。写真のように温泉卵がトッピングされ、結構、汗だくになる程に辛みの強いスープである。

 同店は日曜日のお昼時とあって、各レストランは長蛇の列である。私も20分ほど待って、やっとランチにありつけた。尚、客層は日本人よりも、圧倒的にアジア系の外国人の観光客が多かった。


▼熊本城内 飯田丸五階櫓と宇土櫓
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▼甲羅干しをする巨大化したミドリガメ?(6匹)
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▼夢あかりの「酸辣湯麺(サンラータンメン)」
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【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

             

  • posted by Chikao Nishida at 2015/11/18 12:00 am

籠城戦を想定した熊本城・・・

▼熊本城(右が大天守、左が小天守)

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 熊本城は熊本人の誇りでもあり、国内外からの観光客が真っ先に足を運ぶ観光名所ともなっている。ここ数年、私なりに熊本城に何度か足を運び入れ、数百枚の写真を撮影した訳だが、久し振りに写真の整理をしながら、いろんな角度から撮った駄作を、本日ご披露しようかと・・・。

 約400年前に築城され、西南の役で宇土櫓を除く全ての櫓が焼失した歴史を紐解けば、枚挙に遑がない。ただ、加藤清正公による築城であり、全国の城郭の中では、実戦型の要塞的な堅固な造りである点を、強くお伝えしたいと考える次第。

 元々、茶臼山の地形を巧みに利用し、外堀なども自然の川を上手く引き込んでいる。城内各所には銀杏を沢山植え込み、畳には芋茎を編み込み、籠城戦を想定した、清正の知恵が凝縮された日本が誇れる城郭なのだ。よって、兵糧攻めに遭えば、勿論、食糧の調達が必須だが、熊本城の場合は、銀杏の実も食糧となり、また、畳床を茹でれば、そのまま吸い物にしても食せることになる。尚、多くの井戸も深く掘ってあり、日頃からの水の補給も十分に確保している。

 また、清正は「治水の神」と言われるほど、各地において治水事業を行っている。二千年以上も前、中国四川省成都盆地の治水事業を行った利冰と利一郎親子のノウハウが、僧侶により武田信玄に伝わり、それから半世紀ほど経った400年程前の清正に伝わったのだ。それらは、「孫子の兵法」に基づいたもので、自然に逆らわず、自然を上手く利用して治水事業を行うものであった。

 そんなこんなを考えてみると、先人の知恵の凄さに腰を抜かしてしまう。現代は、デジタル文化全盛の時代だが、昔々のアナログ時代のアナログ思考こそが、現代においても全てを成功裏におさめるのではなかろうかと・・・。つくづく、考えさせられたのである。
 
▼熊本ホテルキャッスルから仰ぐ熊本城(左が本丸御殿、右が大天守)
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▼二の丸公演からの熊本城遠景(右から、大天守、小天守、宇土櫓)
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▼大天守と小天守(モノクローム)
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▼大天守と小天守(モノクローム)
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▼大楠の陰から撮した大天守と小天守
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▼加藤神社横から見た宇土櫓(セピア)
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▼加藤神社横から見た宇土櫓(セピア)
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▼加藤神社横から見た宇土櫓(カラー)
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▼熊本城遠景(モノクローム)
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【ディー・アンド・エルリサーチ株式会社公式サイト】 http://www.dandl.co.jp/dandl/Link

                     

  • posted by Chikao Nishida at 2015/9/2 04:47 am

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