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暖ったこうて、幸せやなあ!

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 今年は、日頃から足を運んでいた神社と異なり、昨年、梅の花を取材した熊本県護国神社へと足を運び入れた。三人の高齢のご婦人方が、初詣のお参りを済ませて、長椅子に座り込み、甘酒を飲みながら暖をとっていた。冷え切った体を、ここ(写真上)で暖めている。「暖ったこうて、幸せやなあ!」と一人のご婦人が唐突に呟いた。昨年のお札やお守りを感謝の意を込めて焼却する場所は、ご婦人方の暖炉と化していたようだが、すこぶる和やかな構図となった。

 昨年春の大地震に遭遇し、新年の初詣どころの話ではない被災者の方々も沢山いるけれども、人の幸せとい言うものは、モノ・カネではなく、こうような一瞬間の小さな癒しなのだ。野心・野望に満ち溢れ、損得勘定ばかりで動くのが若輩である。高齢のご婦人には失礼な事なのかも知れないが、余命が縮まってくると、普通の人であれば段々と俗欲も薄れ、目の前の細やかな癒しに感銘し、今生きていることへの感謝の意を込めて「・・・幸せやなあ!」と呟くに違いない。

 気づけば、筆者の人生も、既にUターンの復路の人生となっている。若かりし頃の上りの人生は、常に挑戦的であり、無謀で挑発的なところも多々あった。しかし、箱根駅伝ではないが、下りの復路の方が楽に見えるけれども、慎重に自己コントロールを行わねば、例えばの話・・・靭帯を切ったり、筋肉や関節を痛めたり、心に大きな傷を受けたりと、往路よりも復路の収め方が、より一層難しく感じる今日この頃である。

 鳥居の前で一礼し、手水舎で清め、正殿にて二礼二拍一礼。穏やかな午後の熊本県護国神社での初詣を終え、単純勝手に、運気が増したかのように感じた。正殿左側の「不動岩のさざれ石」は、偶然にも筆者の郷里にある不動岩のものだった。そこで宮司さんと立ち話の中で、神風連本陣跡が同神社の中であったことを知り、神道とは何ぞやについて話を聞くことができた。率直なところ、神道とは想定外に宗教色が希薄で、慣れ親しみやすい、日本精神文化論的な存在として受け止めた次第。


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▼境内に咲くヤツデ
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▼不動岩のさざれ石(国歌 君が代参照)
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▼取材風景
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  • posted by Chikao Nishida at 2017/1/5 12:35 am

初詣・・・加藤神社

▼加藤神社(熊本市)境内

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 初詣で加藤神社へ足を運ぶようになって何年経つのだろうか!?・・・今年も気づけば、加藤神社へ熊本ホテルキャッスルより徒歩で行った。1月2日とあって、時間的にも午後3時過ぎだったので、思ったよりも境内は空いていた。

 手水舎で身を清め、昨年のお札を返戻。新たに三種のお札を頂き、本殿でお賽銭を納め、二礼二拍一礼。雨も落ちず、同ホテルに戻ったのが4時過ぎ。汗びっしょりとなり、シャツ一枚となった。革ジャンを着て行かねば良かったと、おしぼりが4本運ばれて、冷たい水をゴクゴクと飲み、やっと落ち着いた。

 昨年後半は、熊本城散策に集中し、できるだけ歩き回って取材をしていたので、今日の初詣の足取りは、かなり急な坂もあるが、すこぶる軽かった。正直なところ、物足りないというか、歩き足りない感じを持ったのだった。

 今年の初詣ではいつもとは違った。何かが動き出しそうな予感さえするほどの強い波を感じたのである。・・・人との出逢いは人生をも左右する。昨年の出逢いは、我が人生の大きな分水嶺として、幸運を呼び起こす世界へ誘って(いざなって)くれるのだろうと・・・。

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▼右から、宇土櫓、大天守、小天守(熊本城)
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  • posted by Chikao Nishida at 2016/1/3 03:01 am

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